僕は趣味のプロジェクトの作業見積もりはこうやってやるね。
体調は悪くないがやる気が微妙。最近は睡眠時間が短いのが気になる。ポケモンスリープで確認したところ、先週はほとんど睡眠時間が6時間以下である。
ひとまず今日は筋トレに励んでくる予定である。こちらも習慣としては安定してるので素晴らしい。直近の予定としては、12月からはプライベートの予定では年賀イラストを描く予定である。早いところピンタレストあたりでどのような構図にするのかアイディアを探っておき、クリスタをさっさとインストールして下書きを書いておきたい。
やるべきことが充実してることは素晴らしいことであるが、あんまりこれに熱心になりすぎると今度は僕は過集中を起こし始める。日々のスケジュールをカツカツに切り詰めて、睡眠時間まで削ってタスクをやろうとしがちである。そうするとメンタルが調子を崩し、やる気はあるのに効率が出ないというガス欠状態に陥る。
まぁ、タスク管理とかタイムマネジメントって本当に難しいよな。こちらの方のやるべきプロジェクトを管理する方法としては、最初の段階でタスク分けをしておいて、具体的な作業リストに起こしたりすることが重要なのである。
作業にモチベーションが湧かないのは、具体的にやるべきことが決まってないのか、それとも単に気分で決断の先送りをしているかのどちらかである。ちゃんとやるべき作業の段取りが決まっているのなら、あとは手を動かすだけのことである。気分が作業をするつもりでないのなら、気分の方を変えようとするのは無駄だ。さっさとスマホでタイマーを2分セットして、すぐさま作業を始めるといい。
人間のモチベーションについて考えるのだけど、基本的なことを言うのなら「やればできる」のである。人間の脳というのは、実際に作業を行う前に色々とシミュレーションを行ったりして、不安を掻き立てたりとかめんどくささを湧かせたりする。しかし、手を動かして作業を実際に動かしてみると、自分が想像してるよりも現実の方が簡単であることに気がつくはずだ。
僕はわりかしプライベートでも長期的なプロジェクトも色々とやってきたりしたけど、これは仕事がIT系でプロジェクト管理も今までやってきたからある程度、知識はある。たとえば、小説を書いたりする場合もそうであるけど、一つの作品を完成させようと思えば、最初に見積もりを立てておいて、具体的なタスクをはっきりさせて、ある程度のTODOリストを作成しておくのは重要だ。
こういう最初に作業見積もりを立てる時には「SMART」というビジネスフレームワークを使うのが良いとされている。これは下記の言葉の頭文字をとった言葉である。
- 目標の明確化(Specific)
- 計測可能な指標の設定(Measurable)
- 達成可能性の確認(Achievable)
- 関連性の確認(Relevant)
- 期限の設定(Time-bound)
要するにまぁ、「ふわっとした夢を見てるだけでは現実は変わらない」と理解してれば十分である。実際にギチギチにSMARTを使って目標設定をしようとすると、見積もりの段階でかなりのコストが必要となるので、我々は自分が使いやすい作業見積もりのやり方を手に入れる必要がある。
このような用途で使う理論としては「逆算プランニング」だろう。こちらについては今までやってきた作業で、大体の作業時間が肌感覚で身につけてないとできないやり方であるけど、感覚的なやり方で作業時間のクリティカルパスを計算して全体のスケジュールを決める方法である。
用意するのは使い慣れてるTODOリストとカレンダーだけ。今回は僕の年末の年賀イラスト作成プロジェクトのタスク見積もりを実際にやってみよう。
まずは最終的な期限の決定から。今回僕は12月20日までにはイラストを完成させたいと思う。こちらの最終的な納期を決定。お尻をちゃんと切っておかないと具体的なスケジュールも立てることができない。
次に、TODOリストに作業手順と体感で理解してる作業時間を見積もる。年賀イラストだとこのようなところであろう。重要なのは終わりの方の作業から見積もっていくことである。
- 最終調整(1日)
- 彩色(2日)
- 線画作成(5日)
- ラフ・下書き(3-4日)
- イラストの構図を考えるために資料を見ながら下書き(2-3日)
- Macbookにクリスタをインストール、タブレットをセッティング(1日)
大体の必要日数が計算できたのなら、カレンダーに実際にその日の作業を書いていく。やることとしてはこれだけである。
しかしまー、僕は1週間の中で月水金は筋トレをして自由時間がないであるし、実際に1週間のうちで稼働できる時間というのは週4日程度なので、こりゃ非常にカツカツであろう。今回の見積もりでイラストが完成するのは12月24日予定である。こういう状態なので、成果物のクオリティを下げて調整してスケジュールの見積もりを直すなどする。作業見積もりはこのようにやるのだ。
ま、今回の見積もりは非常に遊びがないカツカツの予定で組んであるしな。仕事などでやる見積もりの場合はこの合計作業時間に1.5を機械的に掛け算したりする。実際に作業をやろうと思うのなら、割り込み作業などが入るのは当たり前であるし、その辺りも計算してスケジュールを立てるんだよね。
僕はIT職の人間であるから、この辺りのスケジュールをしっかりとやった後で作業をした方が馴染む。ひとまず、これは初歩的すぎて参考になるかは分からないけど、プロジェクトの見積もりの入門編としてご活用ください。