超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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ブログを続けるコツを心理学的に考えた。

ブログを続けるコツを心理学的に考えた。


なんか最近僕は疲れを溜めてるようである。朝からなんとなく会社が嫌な感じであり、仕事をしていても会社への恨みの感情を拗らせることがたびたび発生する。明らかに調子がよろしくないので、しばらくはスピードダウンが必要かなと思う。


夜もネットをドゥームスクローリングして夜更かしするのが続いてるしね。今週の週末は日曜日の午後は空いてそうなので、適当に映画でも見てこようかなと思う。「グラディエイター2」が上映されてるらしいし、ラッセル・クロウがやっていた前作の方は若い頃にDVDで見て随分と感動した覚えがある。ちょっとこちらの作品はIMAXやドルビーみたいな良い音質の映画館でやってるんだったら観に行きたい。


さて、何を書くか。いつものことであるがノープランである。僕のブログの書き方はいつもそうだが、このように前置きの方でその日の体調やら予定やらをダラダラと書いて、そこから切り口を発見して話を広げたり深めたりするような感じで執筆される。


僕の文章の執筆方針なのだが、とにかく「書いて書いて書きまくる」。僕の書いてる文章というのは、品質は度外視であり、ひたすら素早く書きまくることを重視で書いている。


僕は常々思うのだが、ブログをちゃんと書いて、長年歴史がちゃんと続く人というのは、書くことが好きで誰かに止められても書くことをやめられない人じゃないかと思うのである。ブログの継続については、一時的に根性で書くことはできるけど、そういう人は一過性だ。続く人というのは書くことそれ自体が娯楽になってしまっており、書かないと気持ち悪くて夜も眠れないとかそういう人だ。


どうもこれについては才能なども絡んでるんじゃないかと思うんだけど、書くことのモチベーションを内発的動機づけにしてしまってるのである。ブログを書くのは頑張って書くものではなくて、書きたいからやむにやまれず書くとかそんな感じだ。


こういう内発的動機付けについては心理学で研究が行われており、自己決定理論として理論化も行われている。ChatGPTの説明を貼り付けておく。

自己決定理論(Self-Determination Theory, SDT)は、1985年にエドワード・デシ(Edward L. Deci)とリチャード・ライアン(Richard M. Ryan)によって提唱された動機づけ理論です。

この理論は、人間の行動が内発的または外発的に動機づけられることを説明し、特に内発的動機づけを高める要因として以下の3つの基本的な心理的欲求を挙げています:

自律性(Autonomy):自分自身の行動を自主的に選択し、コントロールできる感覚。
有能感(Competence):自分が有能であり、効果的に行動できる感覚。
関係性(Relatedness):他者との関係が良好で、社会的に繋がっている感覚。

これらの欲求が満たされることで、内発的な動機づけが高まり、自己成長や幸福感が向上するとされています。


特に注目して欲しいのがこの「自立性(Autonomy)」であるけど、自分自身の行動を自主的に選択して、コントロールできてる感覚というのが重要なのだ。


僕は文章の品質を度外視して、書きたいことを好き勝手に書くことをしてるけど、ブログを書くことの内発的動機付けを行おうと思うのなら、まずは誰かに強制されたりとか特定のルールに縛られることなく、自分で書きたいことを自由に書くことが必要になるのである。よく、そこら辺に転がってるブログの書き方なんて記事に、「SEOのために〜」とか「読み手のことを考えて〜」みたいなことが書かれているけど、そういうのは全部無視していい。ブログは書きたいことを書けばいいのである。


次は「有能感(Competence)」であるけど、書くことに慣れてきたらちょっとしたハードルを設けてみるのである。例えば僕は一日の記事は一時間以内で2000字書くというハードルを設けている。


これも心理学の研究でチクセントミハイの「フロー理論」という理論があるんだけど、人間のモチベーションが最も高まるのは、難しすぎも易しすぎもしない適度な難易度の課題に取り組むことなのだ。僕の場合はテーマを決めずに一時間以内で2000字のブログを書くというハードルを設けているが、これが僕にとって「難しすぎも易しすぎもしない適度な難易度」なのだ。


最後に「関係性(Relatedness)」について。これにははてなブログの横のつながりを利用してる。はてなブログには「はてなスター」という機能がついているが、こちらはSNSのいいねのようなものだ。これを他の人のブログを読んだときに「読んだー」ということを伝えるために適度につけていくと、いつしか自然にブログ執筆者のつながりが生まれる。


このようなネットのつながりについてはTwitterのようなSNSを使ってもいいかもしれないけど、あそこは誹謗中傷やら極端な意見が多いのもそうであるが、短文で簡単にいいねやRTのレスポンスが得られる刺激でブログを書くモチベーションがなくなってしまうかもしれない。短文SNSはそういうアテンション・エコノミーで簡単に刺激を得られる仕組みで人間を依存させようとするので、そこは注意が必要だろう。


今回はブログ継続のコツについて心理学の理論を交えて解説してみたが、別に僕もここまで考えてやってるわけではない。なんとなく自分がやって続いてるコツなんかを考えてみると自己決定理論が一番説明しやすそうだなと思うだけだ。まぁ、人間というのは自分で自分の行動をコントロールできることに幸福感を感じるというので、ルールに縛られずにやりたいようにやってみるといい。

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