超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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「根性よりも仕組みづくり」の再確認。

「根性よりも仕組みづくり」の再確認。


さて、何を書こう? ブログを書くのは昼休みに30分ほど使ってダダダっと走り書きをして、それを家に帰ってはてなブログのエディターにまとめてる感じなのだけど、今日は忙しくて昼間にブログを書く暇がなかった。


ちょっと時間管理というのは僕も色々と考えるところがあって、生産性の高い人間というのは時間の使い方が上手い気がするんだよね。僕はそこんところが全くダメ。自分を制御して何かしらの目標に向かって努力するというのが全くできず、いつも思いつきで目先の欲求に突っ走ってしまい、日々の時間を無駄にしてしまう。


せめて、一日中隙間時間があればダラダラとインターネットを見てしまう習慣をやめて、その隙間時間を集めて読書なり英語学習なり何かの勉強に充てることができたのならば、僕はすごい成功者にもなれたかもしれない。どうにも僕は何か努力が必要になることには尻がなかなか上がらない。家事をするにも、勉強をするにも「どっこらしょ」と重い腰を上げて渋々とやりながら生活をしてる感じである。


ここ最近は読書をすることもできてないし、筋トレの習慣もやめてしまった。運動習慣とかについてはほんと一つはやっておかないとまずいよな。


世の中のいろんな人たちを見ていると、成功している人というのは意思の力が強い人なんだろうなという気がする。どうにも僕はそういう自分を律することが上手い人には憧れがあって、ストア派哲学などを読んでみたりするのもそういう趣味だからである。しっかしまぁ、いろんなメディアなどを使って勉強してきたところ、何かしらを成し遂げるためには意思の力よりも習慣の力という言説を色々と聞いてきて、実際まぁそういう側面も強いよなと思う。


ウィルパワーという概念がある。人間が生活の中で何か実行したいと思う時に消耗する心的なエネルギーで、ウィルパワーは1日の中で有限なのだという。自分が好きなことをやる時にはそれほどそれは消費しないのだが、自分が苦手だと思ってることを実行する時は大きく消費する。


また、ウィルパワーは1日の中で細かく決定することがあると、その都度消費していき、最終的には決定疲れで大きな仕事をやれなくなってしまう。これはミニマリストなどがあまり物を持たない理論でも使われてるね。色々と物が多すぎる場合、その中から使うべきものを選択するために意思の力を使うので、あれこれ迷わないよう持つべきものは最小限にしてしまう。たとえばスティーブ・ジョブスはそんな理由で同じ種類の服しか着なかった。


1日の中でウィルパワーを配分する考え方というのも重要で、仕事でもまず午前中に重要な仕事を片付けてしまうべきだという意見もある。たとえば朝一の仕事でメールチェックなんかをやろうとすると、そちらで余計なウィルパワーを消費してしまい、本題の仕事があまりできなくなってしまうこともある。


このウィルパワーの運用は、よくよく考えて行動しないとならないよね。ネットをダラダラと巡回するとかの行為は、疲れを癒すつもりかもしれないけど必要のない選択を無数に繰り返しているような行為であり、ウィルパワーを無駄に消費する。そういうのをやるかやらないかを判断するのもウィルパワーを消費するので、前もってスマホを見えないところに隠しておくなどの環境を整えることをやれば良いのだろう。


このウィルパワーを自分のやりたいことを成すためにどのように配分していくのか? というのが生活の中では重要で、また、習慣をうまく使いこなすというのも肝心だ。


アメリカの哲学者のジョン・デューイは「人間は習慣の生き物である」と言った。僕もそう思うのだけど、人間の本質というのは、どんな習慣をもってるかで変わる。人間の本質というのは環境と自己とのインタラクティブな関係によって決まってしまう。人間の性格というのは自分がどう思ってるかよりは、他人との人間関係の中でどう振る舞うかによって形作られるものだし、どんな人間と付き合うかによって自分の方も変えられてしまう。


習慣というものは、一度形成してしまうとウィルパワーをあまり消耗せずに行動をすることができる。一度、1日の中でこれをやると決めてしまったことには選択が必要なくなる。実際のところ、人間の生活というのは朝から晩までほとんど毎日決まった習慣で形作られており、必要がなければウィルパワーを消費しないように節約して生活するようにシステム化されてるものなのである。


自分を成長させるためにどのようにウィルパワーを使うかというと、ウィルパワーを使うポイントは環境を変えて自分に必要な習慣をインストールするのに使えばよろしいのだよね。結局、「根性よりも仕組みづくり」といういつもの結論に着地するのである。とりあえず、自分にとっての必要そうな理屈は再確認しておくに限る。

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