超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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年取ったエンジニアの生存戦略。

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年取ったエンジニアの生存戦略


自分はまぁ、web2.0ぐらいの時代からエンジニアをやってるのだけど、キャリアとしては15年ぐらいはある。しっかしまぁ、実力は大したことがなくPHPやらjQueryやら、そういうレガシーな技術でベタなWebサイトを構築するぐらいしかスキルがない。最近は、アプリ開発に潜りこんでSwiftやKotlinでアプリ開発をしているけど、何とか今まで培ってきたプログラミングの知識で無理やりコーディングしているだけである。


30代後半というと、仕事のキャリアとしては何かしらの役職ぐらいは付いていて、管理職などに潜りこんでいる人たちもいるぐらいの年齢である。自分はメンタルをぶっ壊してしまい、いまだに現場の一兵卒としてゴリゴリプログラミングをしている。しかし、プログラミングを学ぶ情熱みたいなものはとっくに失せているし、これから先のキャリアをどうするか?みたいな事は考えておかないといけない。


昨日読んだ記事でこんなエントリーがあった。


msyksphinz.hatenablog.com


非常に共感した。どうも、他の記事を読んでみた感じでは自分とは技術力などは雲泥の差がある人なのだろうけど、自分も恐らく、この先の人生もエンジニアとして生きていく他なく、他業種に転職する事が可能な年齢はとっくに過ぎている。なので、この会社で身を埋めるぐらいしか身の振りようが無いんだけど、まぁ、地方の中小なのでなんぞ凄い仕事はできそうにない。


「足るを知る者は富む」という風な考え方があるけれども、エンジニアとしてこの考え方が正しいのかどうかは分からない。少なくとも、世の中の流れをキャッチアップして新しい知識をバージョンアップしていくことがエンジニアには求められる行動であるかと思う。しかしながら、自分の人生においては、大体できる事は限られてきた様に思う。例えば、幅跳びにおいて踏切線で飛び立って、大体どのあたりに着地するのか分かってるように、自分が出来るのはまぁこれぐらいかと諦めが付いてきた。


自分は仕事のやりすぎで精神を病んでしまい、今は障がい者雇用で働いているので、恐らくこの先も昇進だったり昇給みたいな組織の中でのランクアップは望めないと思う。マネージャーとかそういう管理職の方へ働き方を変えるのは無理筋だろう。なので、現場でスペシャリストとして立ち回る事が求められているのだろうけど、自分は多分、大したことできないんじゃないかなー?みたいな事を感じている。


エンジニアとしても勉強する事はやってはいるけど、他の凄い人達ほどやっていける気力は無い。会社では勉強するけど、家に帰ってからまで勉強しようとはしていない。大体、ネットをふらふらと巡回して、新しい技術のキャッチアップはしているけど、実際にそれらの技術を自分で手を動かして実装しようなどとはしておらず、全く身にならない情報収集しかしてないなと思う。


歳を取ればプライドばっかりは上がっていくけど、それに伴って技術力が向上してくれるという訳でもないのだ。だから、何事かが成せるスペシャリストになるためには手を動かさなければならない。「ごちゃごちゃ口を動かすよりは手を動かせ、ハゲ!」というのは自分の仕事での標語にしている。手を動かさなければならないのだろうなぁ。


最近、エンジニアの間で流行ってる技術共有サイトのZennという所でこんな記事があった。


zenn.dev


実際に、こうやって新しい技術を勉強してみてアウトプットをしなければならないのであろう。僕のこのブログだって、元々新卒の時にはtechブログのために開設したつもりだったはずであり、何故か雑記ブログになってしまいそのままずるずると毎日更新で4年ばかし続けているけど、本来の場所に立ち返る必要があるんだろうなと思う。QiitaとかZennとか、そういう専用の技術共有サイトで情報共有するのが最近の流行りであるようだが、僕は自分が作ったコンテンツについては自分で管理できる場所じゃなければ置いておく気になれない。はてなブログであれば、その気になれば、独自ドメインでエクスポートインポートできるので、こちらで普段の雑記と技術記事を混在させるのが良いであろう。


このブログでも技術記事をどんどん上げようと思う。幸いにして最近、仕事は暇なので、職場の方で気が付いた技術情報などはブログで書いていくのがよろしいだろう。会社の方でも情報共有しなければ駄目だと言って、情報共有おじさんをしようとしているんだけどさ、うちの会社の人たちはあんまりそういうのは興味無さそうなので、ネットで不特定多数に情報共有しておいた方が自分の勉強にもなるだろう。エンジニアは死ぬまで勉強とは口ずっぱくして言ってる事であるし、口だけではなくて手も動かすべきであるな。

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