超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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メモをする習慣とメモを使う習慣は二つでセットである。

メモをする習慣とメモを使う習慣は二つでセットである。


サムネイルは机の上を蹂躙する大五郎さんの写真である。何か作業をやってると必ず膝の上に乗ってきて、腕に噛み付いたり、机の上を蹂躙する。おかげさまで僕は自宅ではまったく作業ができない。ちなみに2月22日は、ニャンニャンニャンで猫の日だ。ガッツリと大五郎氏との生活での最近の出来事などを述べようかとも思ったけど、そこまで話題のストックが溜まってる訳でもないので、それは次の機会に回させていただこう。


僕の最近の仕事は、会社で新しく開発しているアプリのテストコードを主にやっている。FlutterによるUnitテストやWidgetテストを書いている感じで、アプリの品質を保つQAエンジニアのようなことをやっているね。


ちょっとFlutterのテストなんかをやっていると気になることがあるのだけど、ネット上に日本語によるFlutterの情報源というのはいまだにそれほど多くないなと感じるのである。簡単なインストールとかちょっとしたUIパーツの作り方のような記事はあるのだけど、Riverpodとかその辺りの突っ込んだライブラリの使い方の記事などは英語で検索するようにしないと出てこないのだ。


ひょっとしてこれは、自分にとってはチャンスなのかなと感じた。実際に僕は色々とネットの情報などを調べつつFlutterでのアプリ開発を行なってるので、そこで知り得た情報をドキュメント化してこのブログで情報発信しておけば、何かFlutter関係で困った人などがいれば役立つことができる。そういう方法で日本のFlutterのコミュニティで顔を売っておけば、何かしら仕事の依頼が来たりとか企業からの転職のオファーなんかもあったりするか? などと考えたのだ。


それはともかく、僕は必要のないことをダラダラとメモを書く割には、本当に必要なことに関してメモを作ることが苦手であるなと思う。このブログにしてもそうなのだが、自分の頭の中の雑念をお気持ち文章で書き飛ばすのは得意なのだけど、他の人が読んで役立つようなドキュメントなどのようなものを作るのが苦手なのである。


昔、このような記事を読んでえらく感心した覚えがある。


jmatsuzaki.com


仕事をやる上で生産性が高い人たちというのは、何か難しい仕事だとか繰り返しやるような作業に関しては、手順書などを書いて効率化を図る。作業をするのが自分だけだとしても、後からどのような手順で作業をやるのかなどがはっきりしていればあまり思考リソースを使わずに作業を処理できる。


また、そのような手順書を作成しておけば、後から誰かに仕事を依頼する時もコミュニケーションがスムーズに進むようになる。会社のチームで仕事をするときに、人が増えるたびに一から作業の説明をするよりは「これ読んどけよ」と手渡しておけばすぐに作業に取り掛かることができる。コラボレーションで働く時はチュートリアルのようなものがあると俄然効率は良い。


僕は内向的で話し言葉によるコミュニケーションが苦手である。どっちかというと対面でのコミュニケーションよりも、メールやチャットなどの話し言葉によるコミュニケーションの方が心理的な負担は少ない。自分がどんな作業をしてきたかということを口頭で説明するよりは、ドキュメントにまとめておいてそちらを参考してもらう方が、気が楽だなーと思う。


それと、メモやドキュメントが口頭による対話よりも有利である点は、文書を電子化しておくと振り返りや検索が非常に楽だということである。ちゃんとメモをして整理をする習慣がついているのであれば、前に同じようなことをやったなーという時に、自分のデータベースを検索してその履歴から効率的に作業の手順を思い出すことができる。


このような個人用データベースを作るためのツールとしては、EvernoteやNotion、Scrapboxなどがある。これらのツールは全文検索が使えるようになってるので、検索に引っ掛かるようにキーワードを記入しておけば後から必要になった時、情報を引き出すことができる。


しかし、これらの個人用データベースに関しては、ちゃんと情報整理を行なって適切に運用するようにしないと、すぐさまノイズまみれのゴミの山になってしまうという難点がある。僕が使ってるScrapboxなんかは文書ごとのリンクを簡単に作れるようになっていて、比較的情報が埋もれにくい構造になってるけども、たまにメモした内容を読み返して適切なインデックスとなるページなんかを整理しておかないと死蔵した情報の山になる。


それと、作った個人用データベースを作ってメモをする習慣ができたのならば、必要な時に自分のメモを使う習慣もセットで持ってないと、ただのメモを書きまくって満足するだけの残念な人になってしまう。僕なんかがまさしくそうで、かなり重度のメモ魔で一日中メモを書いているのに、いざその情報が必要になった時、過去のメモを引き出すことができないのである。


メモをする習慣とメモを振り返って使う習慣というのは2つでセットである。そこのところをちゃんと理解できない人が僕のような残念な人になってしまうのである。僕を他山の石として、皆様には快適な情報管理ライフを送って欲しいものである。

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