
すっかり季節は秋の空。
文化の日の翌日。世間的には三連休明けなんだろうけど、自分は昨日も普通に仕事だったので、今日も平常運転である。マジでこの会社の休日を軽視する雰囲気というのはなんなのかと思うのだが、腹を立てても仕方ないので普通に出勤して仕事をするのである。
今朝はルワンダのコーヒー。熱いときはナッツのテイスト、冷めてくるとキウイやライチっぽい酸味が立ち上がる。浅煎りだけどナッツっぽいのは不思議だね。これはふるさと納税でもらったコーヒー豆だけど、世界各国の種類別で100g×10。一キロ分はあるのでまだまだしばらくは楽しめる。
基本的に僕のコーヒーの情報源はポッドキャストである。カフェを探したりするのはInstagramを使うけど、あれもSNSなので深入りはしない。沖縄はわりかしカフェ文化が盛んなのである。北部のカフェにもまた行きたいもんだ。
ここ数日は体調がブレ気味だったが、昨日働いていたら戻ってきている。昨日のブログを書いたら、あれこれこじれていた思考が散って、だんだんマシになったかなという感じ。最近は落ち込んでもから立ち直る速度も以前より速い。色々と瞑想や認知行動療法などのテクニックを覚えたことで、レジリエンスの質が上がっているのかなと思うところである。
ただ、内省しすぎの癖は相変わらず。苦しい時は「どうしたら楽になれるか」「どう考えればいいか」みたいなメタな思考に入りがちだ。考察自体は悪くないが、それを考えるだけで満足してしまうのが悪い癖だ。考察だけで話を完結させるのではなく、少しは行動にフィードバックをするように気をつけないと、同じところで何度も立ち止まる。
車窓から外を眺めると、季節は秋になっている。沖縄でも空が高くなり、日差しが柔らかくなる時期だ。僕は空気が好きだ。うんざりする夏のギラつきがひくと、読書や音楽に自然と意識が向く。暑さも引くとエアコンを切って過ごせる気候になっている。最近は夜寝る時もクーラーを切っている。
天気が良いのであれば、名護方面にドライブしたくなる季節であるな。母の介護のこともあり県外への旅行はは難しいが、北部方面のドライブで十分であろう。確か、母親も北部に行きたいだのなんだの言ってたはずであるので、時期を見て一度は北部に一緒に行ってみるのもいいだろう。
生活については不確実さがあるが、現時点では大丈夫だろうという感触がある。転職したいなどの今の職場に対する不満もあるが、今の職場で良くも悪くも安定している。
僕はもう、耐えることはやめたのだ。限界まで耐えず、調子が崩れる前に手を上げる方針でいく。僕の過去を色々と振り返ってみたところ、過去の失敗の原因は我慢しすぎたことだった。ブラック企業で限界まで耐えて精神を潰して使い潰されたりとか、今の職場でもストレスを我慢しすぎて体調を崩して長引かせたりしている。自分が我慢しても、周りの人はなんとも思わんだろう。むしろ、早めにヘルプを出す方が結果的に健全だ。
秋の朝の空気に触れながら通勤して考えることは、生活の質は「苦しいことを耐える」より「楽しいことを楽しめるか」で変わるということ。変わっていく季節の風景というのは、同じことの繰り返しでマンネリしがちの自分の生活に彩りを加える。季節の変化に気づく余裕を確保しつつ、できる範囲で進めばいい。翳りのある秋の日にそういうことを考えたりするのである。