超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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ブログを書き続けることのメリットも多い。

ブログを書き続けることのメリットも多い。


今日は所用があって、仕事は午前休を取った。また、夜から飲み会に参加する予定であるので、午前中のうちにブログも書いてしまうとする。


こうやってブログを書きまくる生活をしているが、書いてる僕の感覚としては「書けば書ける」なのである。世の中を色々と見てると文章を書くことに色々と理屈を捏ねてる本なんかもあったりするけど、あれについてはどう扱えば良いのか困るところだ。


僕の書いてる文章というのは、全く感覚的なものなのである。一日一時間だけ、キーボードに向かって2000字の文章を書く。そういう習慣で作られてる文章であるので、感覚的には排泄であるとかそういうものに近い。


良い文章であるとか考えさせる文章についても書いてみたいという思惑はあるけど、それよりも自分が文章を書くモチベーションとしては、思いついてることをひたすら文字として書き出さなければならないという、強迫観念にも近い感覚でやっている。どうも、元々強度のメモ魔であり、考えたことについては全部メモにして書き出してご満悦というタイプの人間なのである。


僕が文章を書いてる理由としては、文章を書いてる時は思考が文字になっていくのが面白い。それと、実際に自分の心を文章にして書いてみると自分の考えでも思いつかないことが書いてあって、自分の本心に気が付かされるということだ。


文章を毎日書きまくっていて気がついた境地であるけど、毎日決まった時間に同じ分量の文章を書いていると、後から読み返したときに自分のコンディションとか細かな自分の変化に気が付きやすい。これは日記の効能のようなものかもしれないが、自分が生活をしていて何か変化をしてるかどうかは、記録をつけてないと気が付かないのである。


記録の効能というのは、多分、いろんな人が思ってるよりも大きい。認知行動療法の手法の一つに「モニタリング」という方法があるが、困った行動を改善したいと思った時にその行動の回数を記録するだけでも改善するのである。人間が無意識でやっている行動というのは、本人が思ってるよりも多くて、そこのところに意識を向けるだけでもいろんな変化が訪れる。


日記を書くというのも、そのような生活のいろいろなことに意識を巡らせる行動だ。1日の最後に、その日を振り返って考えついたことを記録しておくことは、後から読み返してみた時にさまざまな想念を思い出す。この思い出すということが重要なのである。


日々の中で思いついたことというのは、ほとんどの場合にはすぐにその場で思考から消え去ってしまう。この消えていく想念には、後につながりそうなアイディアであったりとか、重要な出来事もあったりするけど、それらも全て忘却の彼方へ去ってしまう。それらのことを忘れないようにするには、無理やりでもメモに記録をとる必要があるのである。


僕の場合には、この記録をとる行為というのはもっと頻繁に行っており、朝一番にScrapboxにその日の日報のページを作成して、何か思いついたタイミングで打刻をしてメモを記録してる。それらのライフログScrapbox上に記録されており、検索をしたら一年前に何をやっていたとか何を考えていたかも知ることができる。


メモというのは取ることも重要であるけど、それを振り返ることも含めてセットである。僕はこれをやりがちであるけど、書いたら書きっぱなしで自分の書いたメモを振り返らないという人がいる。これは非常にもったいないことだ。


僕もたまに時間をかけて自分の書いたブログを振り返る時がある。過去のエントリーを読み返してみると、すっごい黒歴史に感じられたりして小っ恥ずかしい気分にもなるけど、その感情が起きるのはその時代の自分と比べて自分の考え方が成長してるからである。少なくとも、今の自分とは違う考え方をしていた時代があったと気がつくだけど、自意識の中にある自分の無謬性というのを打破できるのではないかと思う。


僕は、自分の持ってるバイアスを破壊するために一番手軽な方法は毎日気持ちを文章に書くことだと思う。ほかにもいろんな人に話してみたりとかして、他人の意見を聞いたりするのも良いけども、ブログを書くことはそれを両方できる。放っておくと人間は、自分の考えには間違いは何もなくて、自分が世界で一番正しいという気分になってくる。


そうなると生活の中でさまざまな弊害が発生してくる。自分へ自信を持ちすぎというのも判断が歪むけど、自信がなさすぎも同様に判断が歪む。客観的にみて、自分の価値観というのはどのようなものなのか? というのは記録をしてみて冷静な目で振り返ってみないと分からない。世の中の物事を自分の感覚だけで理解しようとすると、人は簡単に陰謀論やカルト宗教に嵌められる。


おそらく、僕はブログの中では自分のブログを読んでる時間が一番長いと思う。ナルシストだからという理由ではないが(ちょっとはあるかも)、自分の書いてるブログは自分で読み返すと楽しいのである。これは日記なども同様じゃないかと思われる。こういう楽しみのためにも僕はブログを毎日書いてるのである。

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