超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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調子が悪い日でも気分を良くする方法がある。

調子が悪い日でも気分を良くする方法がある。


今日の精神状態:爆死。


背中の粉瘤が化膿しており、しかも破裂する程度に状態が悪い。背中が炎症起こしてるせいで若干微熱も出ており、メンタルの状況が最悪。明日は急遽会社の有給をとり、朝から皮膚科に行く予定である。


粉瘤が破裂したことで微妙に痛みは無くなってるのだが、違和感はある。いずれにせよメンタルが不愉快な状態というのは変わりない。どうも、僕の背中は粉瘤ができやすい体質らしい。風呂にはちゃんと入るし、ビタミン類も摂ってはいるのであるが、腫れ物が非常に多い。


まぁ、それは他人にはどうでもいい瑣末なことである。わざわざ不特定多数の人が見るブログで、粉瘤がなんやかんやというような話を展開していくと、僕自身が自己嫌悪でさらにメンタルが悪化する。こういうのはちゃんと定期的に病院にでも通い、問題がありそうなところは今回のように拗らせる前に適切に治療をしておけばいいのである。


おかげさまで朝からあからさまに機嫌が悪くて大変である。ムスッとした表情のままでオフィスにどっかり座り込み、しかも暖房の効きが良くないために手先が冷えているのでさらに不機嫌になり、瞑想をしようとしたら営業が大声を上げてうるさかったので中断してそれでも不機嫌になる。一体、なんの因果でここまで不愉快な日になってるのかはよく分からない。


若干、熱も高い状態であるため、風邪を引いてるわけでもないが思考の巡りもそれほど良くない。仕事をやるふりをしてるのだが、根本的なところでポカミスをしており全く成果につながらない。これは今日は死んだふりでもしてた方が良さそうだ。


こんな日にはダニエル・パウターの「バッドデイ」を思い出す。


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ついてない日というのは定期的に訪れる。これは生きてる限りは大富豪だろうがアメリカ大統領だろうがきっとである。これに対して、気分が悪いことばかりに注目して自尊心を削ることでダメージを深刻にするのである。


僕は、一応、先週の休日は映画を見に行ったりとかイラストを描いたりしてそれなりに気分良く過ごせていたはずなのである。それがどうにも週末に急速に体調を崩してしまい、そこから自分が世界一不幸な人間であるような顔をしている。


僕は瞑想を習慣化しているが、世間一般で喧伝されてるような感じで、瞑想をやることで不愉快な感情が全部解消されるということはない。僕の現状の感覚としては、心の中で不愉快な感覚がある時は「あ、今自分は怒ってるな」とか「今日はなんか不安が強いな」ということに気がつきはするが、不愉快な感覚自体は消えないのである。


どうも、最近の僕は自分の感情で自分が不愉快になってることには気がつくのだが、その不愉快な感覚自体は消せなくてイライラしてるという感じ。「怒ってるな」と分かっているから、その感情に振り回されることはないのであるが、体の感覚の方で胃のあたりにあるムカつき感とか微妙な痛みの感覚は消せないという感じだ。


こういう感情が揺れてる時の不愉快な感覚については、瞑想それ自体では消せないものだ。こういう感覚的なものが体に生じてる時は、いくらジャーナリングで感情を書き出そうが、瞑想的な手法でイメージをコントロールしようとしても無理なもんは無理である。言葉やイメージで感情を操作しようとしても、一度発生した感情については時間経過をするまでは頑固にそこに居座るものである。


じゃー、こういう不愉快な感情が湧いてしまったら終わりなのか? 一旦不機嫌になってしまうと時間経過で回復するまで不愉快感を我慢するしかないのかー? と問われると、そこはまぁなんとかする方法は別にある。この辺りのアプローチは認知行動療法の「認知・感情・行動の相互作用モデル」を利用する。



参照:
心理学ワールド 83号 商品広告と選択 落ち込み予防の心理学 | 日本心理学会



不愉快な感情や不快な体の感覚というのは、自分の認知や行動と連動してフィードバックしながら発生する現象なのである。なので、自分が怒ったりとか不安な感情を抱いてる時の原因というのは、必ずしも嫌な出来事だけに起因することではない。


認知行動療法では、このように不快感が発生しているときは、人間の意思で変えることができる「認知」や「行動」に着目する。


基本的なやり方としては、発生した出来事によって生み出されてる考え方に、反論を使って建設的な新たな考え方に変える「エリスのABCDE法」。ここでは紙に実際に書き出しながら反論を出して、合理的な解決方法を導き出す。これは実際に手を動かしてやらないと無意味だ。頭だけでやろうとすると感情で思考が捻じ曲げられているので、気分で歪んだ思考が出てくる。


そのほかには、感情や気分というのは自分の行動にも連動しているので、しっかりと自分の意思で深呼吸をちゃんとやることだけでも気分は変わるのだ。この時の深呼吸のやり方としては四秒で息を吸い、七秒間息を止めて、八秒で息をゆっくりと吐く。これを馬鹿にせずに意識的にやることで気分が変わってくるのである。


こういう理屈は知ってるのである。これをちゃんと実践で使って体得していくことが重要なのだ。どうにも僕は頭でっかちになりがちなので、理屈は知っていてもいざという時にこんな風にブログに書いてみないと、解決方法を思い出せない。これが書き終わったら早速、コラム法で不愉快な感情についての認知を変えていくことをやろうと思う。

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