超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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小説投稿SNSでどのようにしたら感想が貰えるか考える。

小説投稿SNSでどのようにしたら感想が貰えるか考える。


うぃー、やっと金曜日が終わった。在宅勤務で気力を使い果たして最後はゾンビになってた。明日からは週末で土日である。とはいえ、コロナの幽閉期間の上に沖縄本島には台風11号が迫る。今週末はどこにも行くわけにもいかんのである。自宅でコーヒーとピアノ曲のアルバムでも流しつつ、小説でも書いてるしかないだろう。


あ、そういや、小説は次の話を公開しました。


kakuyomu.jp


大体、今回の作品は5万字程度の中編を想定して執筆している。僕が手ぐせで書く作品は大体、自然とそれぐらいの長さでまとまる。一般的には公募に応募しようと思うならば10万字以上の作品を書かねばならぬけど、その分量を書こうと思うと僕だったら話が間伸びしちゃって締まりのない話になっちゃうかな?と思う。どうにもこうにも小説投稿サイトに発表しても読まれないもんだし、いっそのこと公募への応募を目指して修羅になるかー!と思ったけど、どうにも長編の作品を書くのは得意じゃない。なんやかんやキャラクターの絡みと舞台背景を説明して、事件を起こして、主人公たちに向こう側に行かせて戻ってこさせるぐらいの話を書くと中編ぐらいの分量になるのである。


今日は小説投稿SNS絡みのお話で面白そうなエントリーを見かけたのでそれを紹介させていただこう。今回、読んで興味深いと思ったのは、hei_bonさん(id:hei_bon)のところのこちらのエントリーだ。


hei-bon.hatenablog.com


どうもカクヨムで発表されてるエッセイの中に、小説を投稿したけど読まれなくて感想屋に金を払って読んでもらう沼にハマったけど、本当に自分の作品を好きで読んで書いてもらった感想のおかげで沼を抜けたというふうな作品があるらしい。そちらを読んでからのhei_bonさんの小説投稿SNSの分析が鋭いと思うので、ぜひリンク先のエントリーも読んでもらいたい。


このhei_bonさんのエントリーに感心してしまったのは、僕が今、絶賛、小説が読まれなくて悩む期であるからであろうな。カクヨムの方でイヌガミギフテッドの連載をやってるけど、それほど反応が芳しくない。感想も一つもついてないし、スターとかPVに関してもそこまで満足できるようなレスポンスを得られてない。まぁ、僕は低いレスポンスで色々と創作やらブログやらを続けていく特殊な訓練を受けてるから大丈夫だけど、それでも書いたものに対してそんなにレスポンスがつかないのは「うーん」と唸ってしまうのである。


紹介されてるカクヨムのエッセイでも書かれているような感想屋の沼にハマってしまう心理というのは良くわかる。やっぱ、人間は誰しも自分が作った作品については誉めてほしいものなのである。創作物を無反応で放置される苦しみというのは砂漠で水を求めるようなものなので、たとえ金で買った感想だといってもついやってしまうのである。これは自費出版ビジネスがネットが普及する前からずっと隆盛してたことでも分かるだろう。物書きというのは金を出してでも自分の書いた文章を誉めてもらいたいのである。


まぁ、ネットで創作系SNSを使って小説を発表する場合にレスポンスをもらうための攻略法にはいくつか定説がある。自分でtwitterなどのSNSを使って宣伝しまくって作品の露出を増やすのと、カクヨムやpixivなどの創作SNS上で他のユーザと交流の頻度を増やして返報性からのレスポンスを増やすことだ。こりゃまぁ、創作SNSのシステムのアルゴリズムでもそれが推奨されてる常套手段でもある。いいねの数やPV数を増やすと、ランキングなどに載ったり、おすすめ作品として紹介される頻度も増えるので読まれて感想をもらえる可能性も高くなる。創作SNSの運営者としての意図は、利用者がSNS内に留まる滞在時間を増やすことで広告の閲覧数などを伸ばすための作戦でもあるのだ。


じゃぁ、創作者としての僕の姿勢としては、こういう感想をもらうための努力というのはどんなもんかと見解を述べさせてもらうと、「読まれて感想をもらうためにはある程度露出を増やす努力も必要であるが、返報性を求めて営業で付けられるようなテキトーでおざなりなレスポンスはムカつく」みたいな感じであるね。はてなブログでもよく居るけど、明らかにろくに読んでもないのに返報性を求めて定形文のはてぶコメントをいろんなところにばら撒くユーザみたいなもんはムカつくでしょ? ああいう見返りを求めた宣伝活動みたいなもんは見抜かれるもんである。やるんだったら本気で相手の記事が良いなと思った時にコメントなどを送れば良いのだ。


僕がこれから執筆中の小説を宣伝するためにカクヨムなどで活動する方針もそんな感じであるね。他のいろんな人が書いてある作品を読んでみて、それで良いなと思ったところを手間をかけて応援コメントなどにして言葉で伝えるのである。それで相手が自分に興味を持ってくれて、相手と自分の作品の感性が一致したのであれば本当に興味を持ってくれた人の感想がもらえるであろう。これはいろんな人の作品を読んで良いところを考えることになるので、自分の制作する作品にも良いエッセンスがもらえるかもしれない。まぁ、自分の興味ない作品を書いている作者からコメントをもらっても困るかもしれないので、自分と趣味が合いそうだなーという共通項を探る手間はいるだろう。


ちなみに、僕はこういう表現と宣伝に関するエントリーを書いたときは次の引用で締めることにしている。それが表現の本質だと思うからだ。

表現とは、誰かに何かを伝えるためにあります。
つまり、どんなに伝えたい事があっても誰も読まない記事は表現ではありません
ですがどんなに多くの人に読まれても、そこに伝えたい事が無ければ表現ではありません

ブラックジャックによろしく 13巻 38ページ

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