ブログの将来に向けて考えを巡らす。
アイキャッチ画像は今日植え替えをした黒松ズの姿である。しばらくは1日2回ほど水やりをして、定着を待つ感じだ。
今日はコストコに妹家族と行ってきて、色々と日用品などを買ったりした。そのあと、家に帰ってきて黒松の植え替えなどをやってた感じ。
なんでまた盆栽などという渋すぎる趣味をやってるのかよく分からないのであるが、まぁ、黒松もそろそろ4年目で大きくなってきたし、今度の植え替えで定着したら来年の夏は芽切りをやらねばならぬかなと思う。今の状態だとボサボサの状態なので、見栄えがしそうな芽だけ残してある程度、葉を漉いて、葉の数を減らすのである。
黒松は今の状態だと全然映えない。多分、今からでも針金を掛けて曲げることもできると思うんだけど、その辺りのやり方がさっぱりと分からない。最近はいい時代で、Youtubeで検索をしたのなら盆栽関係でも無数に情報が出てくる。僕のような全くの素人であっても、動画を見ながらであれば2年に一回の植え替え作業をやることができる。
盆栽に関しては一生楽しむことができる趣味だと言われている。確かにまぁ、玄人の人たちの盆栽に掛けてる情熱なんかを見ると確かにそうなんだろうなーと思う。実のところ僕はあんまり土いじりの趣味とかはない。黒松とブーゲンビリアの盆栽については育ててるけど、あんまり見栄えを気にせずに生やしっぱなしにしてる感じであり、これは適度に剪定して形を整えることも重要なんだと思う。
たまに盆栽展なんかに行ってみると、自然の縮図のようになってる盆栽を見ると「すげー」となるのだけど、あれ、簡単にそこにポンと置かれてるけど、おそらく10年とか20年単位の時間で育成されており、なんとなく人間の精神性の気の長さに恐れ入ってしまうのである。盆栽でもすごいものでは一鉢で何百万もするというのはよく分かる。恐ろしい時間を掛けて、毎日ちまちまと手入れをして、それを何十年単位で続けてるのである。
植物栽培系の趣味もじっくりとやれば楽しいのだろうなーと思う。植物を育てるのは日常と一体化した趣味だよな。日々の中で水をやったりとか肥料をやったりしながらよく観察して、それで色々と見栄えを整えたり手入れをやることは、静かな趣味だけどじんわりと幸せを感じられそう。
金と余裕があるのなら、水草水槽とか苔栽培とかもやってみてもいいかもと思ったりもするが、すでに僕の日常生活では暇な時間など1分もない。時間があるんだったら色々ともっと本を読みたいし、小説も新しく書きたい。どうにも僕はインドア趣味ではあるが、これから先の人生で暇が増えることがあるのなら土いじりもやってみると面白そうだなとは思う。
ブログも趣味の種類としては盆栽と似たようなものだよな。毎日きちんと投稿をして、それを何年も続ける根気が求められる趣味である。長年継続して続いているブログに関しては、やっぱりその人なりの「味」というのが染みており、それは誰にも真似できないものだろうなーと思う。
僕の趣味の一つとしてはブログの読み書きもそうであるが、やっぱり長年ちゃんと続いてるブログというのは確実に面白いんだよね。その作者の思想というのがどういうものかというのに関わらず、長年続く人は確かな信念がある。儲けたいと言ってブログを始めて、稼げなくなるとすぐさま撤退するようなタイプに比べると、一本筋が通ってるよな。
まぁ、世間でも散々言われてることであるが、ブログに関しては間違いなくオワコンではあるよな。僕も18年ほどブログ界隈に関わってきてブログを書いたり読んだりしてきたけど、昔と比べると明らかに業界全体の人口が減ってるよなと思う。
ブログ界の今後の展望については全く見通しが付かないが、少なくともブログという文化自体が全滅することはないんじゃないかと思う。世の中を観測していても、長文で自分の内心をずらずらと書くことでしか満たされない人種というのは確かにいる。短文SNSやら動画投稿SNSが流行したからといって、それらの人たちは書くことを辞められない。ブログという文化も下火になりつつも、ずっとこれからの将来も滅びずに続くのではないかと思うんである。
一体、自分のブログをこれからどうするつもりなのか? というのもちゃんと考えた方がいいよなーと思う。僕は死ぬまでブログを書くだとかうそぶいているが、今後何かしらの生活の事情が変わったりとか大病をしたのなら更新が途絶えるのもあるはずだ。
僕がこうやって3000日近くも連続投稿できてるのは、かなり運も味方にしてる。この書き続けてきた間に途切れさせるような病気やら事故やらにもあわずに、ブログを書くことができる程度の時間的余裕もあったということなので、これは間違いなく運が良い。どうにも生存バイアスで自分の努力の力の凄さというのを自画自賛したくものなるけど、ここまでこれたのは運が良いからである。
また、僕のブログがここまで続いてきたのは、毎日継続して読んでくれてレスポンスを返してくれるようなありがたい読者諸氏の存在も大きいだろう。いくら僕が書くのが好きでも、誰にも相手にされずに毎日2000字もの文章を書き続けることはできなかった。読んでくれている読者には本当にいくら感謝をしても足りることはないだろう。この調子でどこまで行けるかどうかは分からないけど、多分、ブログを書くことは本当に一生続けてると思う。