
結局のところ、やれることをちょっとずつやるしかない。
朝だから通勤しながらブログを書いている。3連休の休みをもらって、久々にストレスとも距離を置けた気がする。今は、何かに腹を立てたり恨んだりするような気持ちはなくて、単純に「いい骨休みだったな」と感じている。図書館にも行けたし、サウナにも入れた。こういうふうに、少しずつ休みながらやっていくしかないのだろう。
とはいえ、打開策を探した方がいいのかなと頭をよぎることもある。けれど、現実問題として、急に何もかもがうまく回り始めるなんてことは、そうそう起こるもんじゃない。だから、ちょっとずつ物事を改善していって、ほんの少しずつでも良くなればいいかなというペースでやっていくしかない。ストレスに潰されて、カタストロフみたいな最悪の終わり方になる前に、何とかしないといけない。とはいえ、焦って空回りするのが一番よくない。のんびりと大局を見ながら、自分がやれる改善案を考えて、地道に実行していく。それが今の自分のスタイルだ。
実のところ、いきなり大規模な勝負に出て一発逆転を狙うようなやり方は、僕の好みじゃない。そもそも、勝負をするにしても、勝てる見込みがある勝負を選びたいタイプだ。一発逆転とかギャンブル的な選択肢には惹かれない。やるなら徐々に進めていって、可能性を高めていく「詰め将棋」みたいな進め方が性に合っている。振り返れば、僕の人生は決して運がいいとは言えなかった。むしろ、運が悪い場面の方が多かった気がする。だからこそ、博打で大当たりを狙うよりも、できそうなことを一つずつ積み上げていくのが、僕にとっては一番しっくりくる。
じゃあ、実際にどう動くか、という話になる。会社のことも気になる。人間関係の面で、今はちょっと孤立してる気がして、それが課題ではある。周りは若い人ばかりで、自分が輪から外れているんじゃないかという疎外感もある。でも、40代にもなれば、社会では「できて当たり前」で、できなかったらダメな人扱いされる。それに対して「差別だ」と騒ぎ立てるのも、なんだか違う気がする。
今できることは、自分の範囲で何か稼げる手段を見つけて、コツコツやっていくことなんだろうなと思う。アプリ開発もできるし、QAの仕事もできる。個人事業としてビジネスにするにはまだ基盤が足りないけど、ココナラやGitHubスポンサーのように、小さくても積み上げていける手段はある。僕の一番の強みは、コツコツ続けて何かを形にすることだ。ブログもそうだし、ニュースレターもそうだ。毎日少しずつ積み上げていくことは自分にとっての勝ちパターンで、これからもそのやり方でいくのが一番いい気がする。
技術ドキュメントを書くこともあるし、Zennや他の媒体で発信することも少しずつやっている。だから、ポートフォリオをちゃんと作っておいて、いざという時に動けるよう準備しておくべきなのだろう。転職だとか、一発逆転の方法ばかり考えがちだけど、現実的には「持続可能」なプランの方が大事だと思う。だから、具体的に来週から何をするかを考えた方が、絶対に良い。
結局、ぐるぐる同じことばかり考えてしまうのは仕方ないけれど、少しでも打開策を考えながら進まなきゃいけない。どうにもならないことも多いけど、「ミッドライフクライシス」ってやつなのかなと思うこともある。若い頃のように夢だけで突き進むこともできないし、体力の限界も見えてきている。でも、それが今の自分なのだろう。
それでも、毎日ブログを書いてアウトプットしている自分がいる。情報も集めて、良質な行動を意識している。今すぐ生きるか死ぬかの状況じゃないんだから、できることを一つずつやって、まっすぐ歩いていけばいいんじゃないか。そう思って、今日も進んでいこうと思う。