超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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ハードモードの人生で生きるためにはどんな事を考えれば良いのか?

ハードモードの人生で生きるためにはどんな事を考えれば良いのか?


今日は母親が急遽体調を崩してしまい、病院の付き添いをしなくてはならなくなったので、会社は休み。まったくと言えば全くである。どうも僕の人生というのは、普通の人と比べて随分とハードラックとダンスっちまってる気がするが、ここまでついてないと笑いが出る。


なーんか、うちの母親もそんなに長生きはできそうにないよな。一応、脳出血でズタボロになってるので、その辺りは覚悟はしてるけど、本人は終活みたいな事もさっぱりとやらない。


妹とも話して、今後の介護のこととか財産関係のことも話し合っとかないとならないかなと思う。僕的には流石にトイレの世話までしないとならなくなったら施設を考えるけど、その辺りのことは妹にはまだ話してない。


まぁ、こういう母親が居たりとか、プライベートでも無茶苦茶な事があったりとかで、忍耐力については随分と鍛えられたかなと思う。「人生ここまでか」と思った事はこれまでも何度かあったけど、感情の嵐が過ぎればそれからも普通に続いていくのである。


冒頭から随分と重い話をしてるけど、今回の母親の不調は命に関わる事ではない。しかし、2〜3ヶ月にいっぺんぐらいはこんな母親の病気で病院に行く事があり、仕事も忙しいのに困ったもんである。妹と交換で病院に連れて行ったりするけど、これが本格的に母親が調子を崩し始めた時に自分らはどうするかと言うのは備えておいた方がいいだろうな。


まー、文面の重さほどは僕は悩んでない。とりあえず、病院の帰りにはタリーズで適当にコーヒーでもテイクアウトして飲むか、となど考えている。こんな感じで気晴らしもセットで色々と自分をケアしておかないと、ネガティブなグルグル思考が発生して深刻になってしまう。


割と僕も人生経験は長い方であるけど、まずい状況というのは何度も経験してきたので慣れてしまった。不幸が襲ってきた時にもっとも気をつけなければならない事は、パニックにならない事であり、不幸で人生が狂うパターンと言うのは、不安な感情でジタバタして自分で傷を広げることが多い。


随分前に、「じゃりんこチエ」のおばあはんが人生の苦境に陥った時にどうするのかを語ってることについて書いた。


www.ituki-yu2.net


「ひもじい、寒い、もう死にたい。不幸はこの順番で来ますのや」という、おばあはんの言葉は至言であると思う。


なにか不幸な出来事が起きた時に、メシも食わずに考え続けると、頭の中が悩みでパンパンになって世界で不幸なのは自分だけって気持ちになるんだよね。また、その時に更なるストレスが積み増しされると心が折れる。そうなったら人は自殺も考えるだろう。


僕は、どうも根本的なところはオプティミストであり、「物事はなるようになるし、どうにもならなくなったらその時に考えればいい」と言うのが人生哲学である。そこに至るまでに心を何遍も折られており、そこから何度も立ち直ってきたからこういう考えに至った。


なんかさ、こういう心情と言うのは自分で体感してみないとわからない事であるけど、そこに至ってる人達の言葉というのは世の中に存在しているし、僕はそんな言葉を好んで抜き書きして集めてる。


やっぱり、人生の苦境に立ち向かうときに読むべき本としては、ヴィクトール・フランクルの「夜と霧」であるだろう。その中でも僕が役にたつと思った言葉は、その中で引用されていたニーチェの「なぜ生きるか知ってるものは、どのように生きる事にも耐える」である。



まぁ、人生の中でなんのために生きるのかと言うのは人それぞれであるけど、僕の場合にはこんな風にブログを毎日更新する事も生きる理由だし、他にも毎日小説を書いたりとか本を読む事も生きる理由である。


人生を生きる理由というのはそこまで難しく考えなくてもいい。むしろ、小さな生きる理由を並行して大量に集めていた方が強くなる。信じてることが一つだけと言うのは、そのことがうまくいかなくなった時に心が折れやすい。


これをさらに強化したいと思うのであれば、好きなこととか生きる理由を思いつく限りに紙にリストアップしておくことが有効であろう。これは自分で手を動かしてやる事が重要である。実際に自分の手を動かすことで、体験としてそれを理解する事ができる。


この好きな事をリストアップするようなやり方については、自己啓発でもよく言われてるけど、重要な事は書いたらすぐ終わりではないと言う事である。この書いた紙は目の届くところに保管して、よく読み返し、必要に応じて追記したり書き直すのが必要だ。メモというのは書いたら終わりではなく、書いたメモを使う事も重要である。


ほーんとまぁ、なんで自分の人生にはなんでこんな事ばかりが起きるのは謎なのだが、こういうのは「試練は超えられる者にしか与えられない」というやつだろう。あってよかったとは思わんが、まぁ、生きてる実感だけは必要以上に感じられる。

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