内向的人間の勝ち筋とは?
調子が最悪の状態であり、ブログに何を書くべきなのかも考えてしまう。や、なんか調子が悪いというのはメンタルというより、ストレスで体の方に色々と身体症状が出てきちゃってる状態で体調が良くないんだよね。
僕は昔からストレスを溜めると足の裏が内出血をする症状がよく出る。なんか、足の裏に打ち身みたいなものができて歩きにくい状態になるようなことになるのが、ストレスを溜めると発生するのでこれができたら最近調子が良くないなーとわかる。
まー、色々と生活の中で問題があるのだけど、プライベートすぎてブログでも語るのが難しい事柄だ。仕事でも一人ぼっちで仕事をしていて孤立感を感じてたりするけど、どうにも自分の所属するプライベートなコミュニティでもめんどくさい問題が発生しており、どうするべきかなと思案している所である。
なんか、昔から僕は失礼なことをされても咄嗟に怒るのが苦手なんだよね。問題が発生した時は、その場で地蔵になって何もいわずに黙りこくって、後からその失礼な仕打ちを思い出して一人で腹を立てるというのがいつものパターンである。そして、言い返すこともできないので嫌な出来事を頭の中でモヤモヤと反芻し続けて恨みをつのらせるというのが多すぎる。
まぁ、咄嗟の場面で怒りに任せて感情的な行動をするよりはマシではあるが、後から思考を反芻させて感じる怒りの感情の処分というのも対応に困ってしまう。理想的なことをいうのであれば、相手が失礼な行動をしてきたタイミングで思考を巡らせて、感情的でもなく自己抑圧的でもないアサーティブな反応を返せれば最高なのであるが、僕の思考速度というのはそこまで早くない。
僕の思考速度というのはリアルタイム処理向きではない。会話においては主導権は常に相手側であり、僕は受け身に回ることがいつものパターンである。ブログの方では割と雄弁に色々と書き散らしているけど、僕はどうも話し言葉よりも書き言葉の方が得意なのである。文章で色々と表現するのはできるけども、会話においてはいつも受け身なので人と話すのが好きじゃない。
若い頃はこれで色々と悩んでいたように思うけど、この歳になると人間には向き不向きが存在しているのだなと理解できてきた。会話でポンポンと勢いよくコミュニケーションできる営業のような外向的な人はうらやましくもあるけども、じっくりと自分の内側を向いて思考を練り上げるような粘り強さというのは内向的であることのメリットである。
外向的な人の方が勢いがあって社会でも成功できるように思えるかもしれないが、大きなプロジェクトを完成させるためには、ゆっくりと自分の中で考えを巡らせて長期的なビジョンでコツコツと行動を続ける「遅い思考」が重要になってくる。ビジネスパーソンやアスリートでも大成功した人には内向的な人が多く、ビル・ゲイツやイチローも内向的人間である。
内向的人間の勝ち筋としては、自分はじっくりと思考を巡らせてプロジェクトの計画を立てる側になり、苦手な人間関係での交渉役をやってくれる外向的な友達や仕事の仲間を見つけることがポイントとなる。内向的な人間というのは外向的な人間は勢いがあってなんでもできるように感じて劣等感を感じてたりするけども、実は外向的な人々も地道なことをコツコツと積み上げたりとか自分の中に信念を持って行動をできる内向的な人間を羨ましく思ってるのである。外向的な人でも視野が広い人は、自分の弱点を補ってくれる内向的な人を求めてることがある。
内向的な人間は幅広い人間関係の構築というのは苦手かもしれないけど、1つの人間関係を深く掘り下げて深い人間関係を作ることができる。内向的人間がそのような深い人間関係を探そうと思うのであれば、自分の持ってる趣味や関心のネットワークを利用して、そこでつながった話してもそれほど疲れない相手を大事にするのが良いだろう。
人生において満足を得ようと思うのであれば、苦手なことを無理して克服しようと思うよりも、得意なことにフォーカスしてその強みを徹底的に伸ばして突き抜けるのが良いだろう。内向的な人というのは、一般的に自分だけのこだわりや世界というのを有しているので、その中でも社会的にも価値がありそうな才能を伸ばしていくのがいい。
ここで僕自身の話に戻るのであるが、僕の才能はなんであろうということを考えたい。
僕の才能というのはなんだろう? というと、1つのことをコツコツと積み上げることは得意である。一度、習慣を形成してしまうとそれを継続することが苦にならず、一芸を極めるまで努力することができる。
7年近く毎日更新してるブログなんかもそうなのであるけど、仕事でやってるプログラミングも僕は大学生の時に独学で身につけた技術である。最近ではメンタルケアのためにマインドフルネス瞑想を習慣化しているけど、毎日20分の瞑想を2年間毎日続けることができている。
僕は今更この歳から成功者を目指すつもりはないけども、自分が内向的であるという特徴を知っていてその強みを把握していることで、自分ができることとできないことの仕分けはできるつもりである。物事に対して即断即決というのは難しいけども、自分がリソースを注入すべき対象を厳選してそれに対してコツコツと努力することで、満足な人生を送ってみたいものだね。