超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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積み本作って何が悪い? 積み本ニストはかく語りき。

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積み本作って何が悪い? 積み本ニストはかく語りき。


最近、本を買いすぎじゃないかな?と思ってる。twitterやらブログで見かけた面白そうな本はすぐさまamazonで確認して、kindle版があるようならさっさと購入するようにしているのである。


こりゃまぁ、僕は自己投資に使う金は糸目をつけないようにした方が良いという方針だからだけど、程度がある。せいぜい一ヶ月で使う書籍代は1万程度に留めておくのが良いであろう。大体、そこまで本を買いまくっても肝心の読む時間がまったくないのである。なかには一冊で1万近くするような本もあったりはするけど、僕はそんな本に関しては図書館に行って、県内の図書館からの相互貸借か、購入リクエストを出して借りて読む。僕は人文学系統のジャンルを好んで勉強したりするけど、本職はプログラマであり人文学の専門家ではないので、新書を使ってお手軽に勉強することを好む。新書ならせいぜい一冊1000円前後でよく内容がまとまった本を読める。一月で1万近くも本を買ったとしたら、いくらなんでも衝動買いが多すぎである。


書籍代で家計を圧迫するのもなかなかにキツイもんがあるよなーとは思う。図書館をフルに活用しようかと思うのだけど、図書館で本を借りると2週間以内に読み終わって返却しないといけないというのがなかなかにしんどい。あと、リアル書籍は仕事の休憩時間に読むことができないのである。僕の読書方法というのは、仕事の休憩時間に10分程度時間を空けて、仕事をするふりをしながら本を読んでるというやりかたであるので、電子書籍じゃないとあんまり読めない。


図書館から借りてきた本というのは、わざわざ休日に時間を空けて集中的に読み込んでる感じなのである。どうも、僕は読書に関しては電子書籍に慣れきってるのでリアル書籍はいまいち扱いに困る所があるね。図書館から借りてきた本はマーカーを引くわけにはいかないし、読んでいて気になった所があったらわざわざPCを立ち上げて抜書を行ったりするのである。本を読むときのリズムが狂ってしまってあんまり読書スピードがでない。


そもそも、電子書籍とリアル書籍では本の読み方自体が違うかもしれない。電子書籍では、複数の書籍を並行読みすることが前提でたくさん買ってるということがある。書籍Aを読んでいて、なんとなくこの本に行き詰まってきたらさっさと閉じてしまって書籍Bに移る、電子書籍ではそういう読み方をする。


この並行読書に関しては、小林秀雄がやっていたというそうだ。小林秀雄は、学生時代に学校の行き帰りの電車の中で読む本とか、教室でひそかに読む本とか、自宅で読む本をばらばらにしてそれぞれ並行して読み進めていたそうである。


僕も小林秀雄のこの並行読書とおんなじような感覚で、複数の書籍を同時に読み進めるような感じで読書をしているけど、一冊の本に集中力が続かないという人にはおすすめである。僕も大概、インターネット時代のSNSなどに害されており、集中力がたいして続かないのだが、複数読みの読書であれば、ネットサーフィンでもやってる感覚で飽きたら次々と違う書籍へ移動する事が可能なので退屈しない。


あと、kindleなどの電子書籍あるあるなのだけど、半額セールなどでガンガン本を買いまくってしまい、積ん読の量が半端じゃなくなってしまうというのはあるのではないでしょうか? 僕はおそらく、kindleのライブラリの中に積ん読が30冊ぐらいは積まれている状況ではないかという状況であり、時間がいくらあっても足らんのである。


なんか、出典は忘れたけど、読書家は積ん読を恐れるなという風な話も聞いたことがある。本を衝動的に買って積んでおくと、その本が自分にとっての読み頃になったときに自動的にリマインダーとなって語りかけてくるらしい。興味があるときに本を購入して積んでおくと、いざ人生の中でその本が必要になったときにすぐに手にとって読むことができるのである。


とはいえ、kindleは多分そうなるように設計されていると思うのだけど、リアル書籍のように場所を取らないので、容量の限り無限に積ん読を増やすことができる。これは素晴らしくも恐ろしいことである。僕も相当積んでいると前述したけど、同じような状況になってる方は月イチぐらいでライブラリを最初から最後までちゃんと見直すことをおすすめする。ほんと訳わからん本を積ん読にしてあることがあるので、僕のライブラリの中には何故か、株式の財務指標の読み方の本まで積ん読になっている。おそらくこの本は多分、今後一生読まないと思う。


omocoro.jp


オモコロでも積ん読を競い合って楽しんでいる。さぁ、全国の積み本ニストよ、胸を張ってどんどん積もうではないか! 天衝バベルの塔を作ろうではないか友よ! 

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