超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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仕事のやり方でどんな工夫をしてるのか書く。

仕事のやり方でどんな工夫をしてるのか書く。


最近は仕事をまじめにやろうと思ってるのだが、どうしても集中力が続かないのである。こりゃ、自分が病気をした後から出てきてる症状なのだけど、何かに集中したりとか複雑な思考をしたりみたいな認知機能の低下する症状が現れている。


そのために統合失調症の当事者はプログラマのような複雑な思考が必要となる仕事に関してはスッゲー厳しいよ、という風なことをこのブログでも書いたことがあった。


www.ituki-yu2.net


これは僕自身が工夫もなしに仕事をやろうと思うと不可能だと思うから書いたことである。どうも、プログラマの仕事というのは、複雑なドキュメントを読み込んだ上でその意味を抽出して、そして細心にどんなコードを実装するか設計した上でコーディングをしたりするので非常に高い認知能力が必要な仕事である。


僕は現時点でもプログラマをやってたりするけど、自前の頭で複雑なことを考え抜いた上でガンガン仕事をするのは不可能だと思ってる。病気をやった後でも技術を勉強し続けてすごいスペシャリストになれるかなと考えていたけど、甘い想像であったな。


一応、僕は職業プログラマとして首を飛ばされずに働くことはできてるけど、これは仕事のやり方を工夫して、低下してる認知能力の中でも工夫しながら仕事をこなす方法をなんとか見つけてきたからである。普通の健常者の人たちが楽々とやることができることを、僕のように統合失調症を患って認知能力が低下してしまった状態では普通にやることは難しい。なんとか周りから配慮を受けたりとか自分でも仕事のやり方を工夫しながらやるようにして、なんとか怒られない程度には仕事できるようにして糊口をしのぐ感じである。


でも、なんとなく、こんな風に色々と認知リソースをあまり消費しないように仕事をする方法を考えて気がついた。仕事を生産性を高めるためには、僕が普段やってるような効率化の思考というのは役にたつ方法なのであるな。最近は企業でもDXという風に作業の省力化をして生産性を高めようという風潮が広がっている。ITなどの道具を使ってできるだけ面倒を減らして仕事をやるのはこれからの時代の常識であろう。


ちょっと今回はどのようにして思考リソースを減らしながら複雑な認知が必要な仕事をやるのか? という風なことについて自分の経験を述べてまいろうかと思う。僕自身の仕事のやり方を言語化しておくことは、僕が後から振り返りをするときに便利でもあるし、このブログに辿り着いた人が読んで役に立つ情報であるかもしれない。そのようなドキュメントを残すことは僕にとっても有意義なことである。


では、書いてみようかな。僕自身が仕事をやるときに気をつけてることであるけど、ディスプレイは2つ用意して1つの画面にはやってる最中の仕事を記録するためのDoingリストとTodoリストを常時表示するようにしている。やってる途中の作業はすべて時間を打刻してDoingリストに書き込んでおき、何か作業から気が散った時でも今何をしているのか自分でわかるようにしておこう。


僕は今やってることを全部メモ帳にログとして残すようにしているけど、こうしておかないと今自分が何をやってるのか分からなくなってくるのである。作業をやってるときに割り込み作業が入ってくると、前の作業で自分が何をどこまでやってたのか覚えていない。それだけではなく、コーディング作業でも分からないところをちょっとwebで検索してると今何をやってたのか忘れてしまうのである。これを防ぐためにDoingリストで現時点の作業をすべてログとして見えるようにしておく。何をやってるのか分からなくなってもDoingリストを見たら今何をやってるのか思い出すことができる。これは作業をやる上での足場のようなものである。


Todoリストも重要で、こちらに記述するTodoは次に実行する行動を具体的に細かく書いておく。仕事の依頼を受けたときに、何も考えずに言われた仕事を始めるのではない。まず仕事を始める前に時間をとってどんな具体的な作業があるのか細かくリストアップする。注意点としては、実際に行動することだけを記入するのである。僕が仕事をやる気が起こらない時というのは、次に行う具体的な作業の定まってないことが多い。「まずはエディターを開いてソースを読む」という風な超こまごまとしたタスクでもこれがきっかけで次に行うべき作業が決まってくることも多い。仕事をやる前にまずやるべきことをリストアップして、作業時間の見積もりや重要度の洗い出しをすることから仕事を始めよう。


あと、気を散らすものは全部見えないようにしておくことも重要である。やりたいことがあるときにネットサーフィンをしてしまって時間をムダにすることも多いけど、僕はFreedomというネット遮断ツールで回避することができた。こちらのFreedomは複数のPCやスマホにも入れることができて、すべてのPCで特定の時間に特定のサイトだけを見ることができなくするツールである。有料ではあるが有益なので同じ悩みを持ってる人は導入しても良いだろう。


freedom.to


デスクトップやブラウザのタブなども気を散らすものは全部削除してしまって必要なもの以外は見えなくすることが重要である。作業をするときは必要ないツールやサイトは全部閉じる。気を散らすものは全部片付ける。このように認知リソースをムダにするものは消していくことが重要だ。


僕は仕事をするときはこのように工夫をしている。普通の人ならば当たり前にできることをやることができないので、道具を使って工夫して補うことで仕事をすることができる。スピードは遅いがこれでひとまず怒られない程度には仕事はできる。こういう細かな工夫を積み上げてもうちょっと成果を出すことができるように頑張りたいものだ。

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