超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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正しい自己評価をちゃんとできる事が成功への近道。

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正しい自己評価をちゃんとできる事が成功への近道。


人生で成功者になりたい人って結構多いんだろうな。僕もかつては何者かになれる気がしてたんだけど、統失で徹底的にぶちのめされてからは、成功して人に認められるのってどうでも良くて、なるべく生活をローコストで楽しめるような人生を送りたいと考えるようになった。究極的には何かしらの創作活動をマスターして、老後も晴耕雨読で小説書いたりイラスト描いたりして楽しむ様にしたい。こういうエントリーも書いてるけど。


www.ituki-yu2.net


というか、「人生で成功」ってどういう条件を満たせばOKなんだろうね? ジャンジャンバリバリ稼いで結婚して高層マンションで暮らすぐらいの生活すりゃ成功者? 適当にブログで稼いで仕事をセミリタイアしたら成功者? 僕が分かるのは、他人と比較して幸せを求めるというのは修羅の道。延々と自分よりも上の人が出てきてキリがない。どっかで満足できないと一生心の休まる暇がないぞ。


かといって、自分よりもレベルが下の人を観測して幸せになれるか?というと、ゲスな感情で心が腐るばっかりでさして楽しくもねぇよ。こういう自分よりも下の人のヲチ活動にはまり始めると人間成長しなくなると思う。自分より下のレベルの人を見てるのは自分と比較して安心したいからだろうけど、そういうゲスな趣味にはまってる時点で同じ穴のムジナだわ。


まー、僕もネットでいろんな人のブログやtwitterを見て人間観察しているけど、成功するために何かしらの法則みたいなもんは見つからなかったけど、失敗するための法則みたいなもんは確実にあるなと思う。成功する法則についてはそこらの自己啓発本が佃煮にできるぐらい販売されているので、適当に拾い読みしながら自分に合う方法を思考錯誤しながら研究しとけばいいだろう。失敗する方法についてはこれから述べるが、人生に不満足そうな人たちは必ずといっていいほどこの法則にハマってる。


失敗する法則だけど、自分の客観的な評価をちゃんと推し量れない人は、間違いなく失敗する。これは過大評価でも過小評価でも一緒である。なーんも業績残せていないのに自己評価だけ高い奴は恥晒しているだけ。たまに何もしてないのに口だけ達者な奴がいるけど、本人も自己評価ほど成し遂げられる事が少ないので不満をため込んでる。モハメド・アリなんぞはビッグマウスで有名だけど、彼は一応実績を残すだけの努力はちゃんとしている。世の中には本当に何も実績残さず何も努力してないのにプライドだけはいっちょ前って奴がいるのよ。


誇大妄想のやつが成功しないってのは分かりやすいけど、自己評価が過小すぎても成功しない。これは何かを成し遂げるためには行動しないといけないのだけど、適切な自信の運用ができないと行動すらおぼつかない。行動の成功率を上げるためには、まずはサイコロを振る試行回数を増やさないといつまでも0%のままなのだけど、石橋を叩いても渡らない人は多い。成功体験がないから自信がないし、自信もないから成功のための行動もしない悪循環に陥る。


じゃー、どうやって自分の客観的な評価を推し量ればいいのかは確か、ふろむださんの「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」で良く論じられているんだけど、こんな感じである。


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人間はどれだけ客観的に物事を評価しようとしても認知バイアスが掛かる。例えば学歴なんか関係ないと言っているような連中が実は高学歴だったりするような事実だ。実際は学歴はハロー効果で大きく社会での成功に寄与する。こういう認知バイアスをうまく利用して自分を大きくみせるように行動するのは実は悪い作戦ではない。


しかし、認知バイアスでまずいのはそれが自分のコンプレックスになってしまうようなものだ。例えば学歴コンプなどでいい大学に行けなかった自分は価値がないなどと思いこんでしまうことだ。実際の所、人生は運ゲーである。自分のリソースをどうやってうまく運用するかが全てであって、認知バイアスを事実だと思って自分には価値がないと萎縮してしまうのが一番の悪手である。


他人に対しては認知バイアスなどをうまく利用する戦略を理解しつつも、自分の中では認知バイアスを排して正確に事実を把握しなければならない。自分の持っているリソースをうまく活用するためには、世間の歪んだレンズを真実だと思ってはいけないのだ。そうして、自分の運、能力、錯覚資産をうまく運用して、更に複利で伸ばせる実績を手に入れて成果をだしていくのである。


行動として認知バイアスを利用して自分を大きく見せるのは有効ではあるが、これを自分で信じ込んではいけない。自分の中では認知バイアスは排して正確に自己評価を持っていないと正しくリソースを割り振る事ができない。


今日のほぼ日手帳山田ズーニーさんも良いことを書いてあった。

「やりたいこと」というきらめく言葉に人はとらわれがちだけど、「できること」を増やさないと、やりたいことも皮相なまま育っていかない。
できることを増やすには、「やるべきこと」をやる、地道な積み重ねが大事。
いまやるべきことを高い質で心をこめてやり通すことで、思いがけずできることが増え、人が歓んだり、新たな能力が見出されたりし、「あ、やりたいことがやれてる」と気づく。

山田ズーニーさんが「おとなの小論文教室。」の中で


最近、ルーチンの中でやるべきことを絞って選択と集中をしたが、そのためこの言葉の意味が分かる。「できることを増やすには、「やるべきこと」をやる、地道な積み重ねが大事。」なのである。やるべきことをきっちりこなして実績を積み上げてからしか、本当にやりたかったことが出来なかったりするのである。なんやかんや多趣味でやりたいことが一杯あったとしても、今の実力とリソースではできないこともある。だから、今やるべきことをやる地道な積み重ねが殊の外重要なのだ。


正しい自己評価を身に着けるには、丁寧にやるべきことをこなして実績と成功体験を積み上げていくことが良い。自分の正しい評価っていろいろと経験したり人に揉まれたりしないと身につかなかったりする。今日はイチローの言葉で終える。

小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。

イチロー

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