超メモ帳(Web式)@復活

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第31回おきでんシュガーホール新人演奏会に行ってきた。

第31回おきでんシュガーホール新人演奏会に行ってきた。


さて、今日は第31回おきでんシュガーホール新人演奏会に行ってきた。こちらについてはわりかし沖縄では大きめのクラッシックの演奏会であり、僕は毎年行っている。


なんせまぁ、沖縄ではクラッシック演奏会自体が希少である。たまに生演奏を聴きたくていろんな音楽会に行ったりするけど、こちらのシュガーホール新人演奏会は、このシュガーホール自体が僕の馴染みのホールであるし、演奏のクオリティもすっごく高いので毎年の恒例行事になってしまった。


さて、早速、プログラム表を貼る。文字起こししたのも引用しておく。


~表彰式~
~受賞者による演奏~
入選

クラリネット
小林 颯樹(KOBAYASHI, Satsuki)

J. フランセ
クラリネット協奏曲より 第3楽章・第4楽章

III. Andantino
IV. Allegrissimo

共演者賞
半田 珠璃(HANDA, Juri)

入選

バストロンボーン
山田 怜央(YAMADA, Leo)

ピアノ:秋山 朋葉

J. ウィリアムズ
テューバとオーケストラのための協奏曲

I. Allegro moderato
II. Andante
III. Allegro molto
入選

ヴァイオリン
杉谷 歩の佳(SUGITANI, Honoka)

ピアノ:林 絵里

J. シベリウス
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47

I. Allegro moderato
優秀賞

ピアノ
高尾 真菜(TAKAO, Mana)

G.F. ヘンデル
組曲 第2番 ヘ長調 HWV.427
(Suite No.2 F-Major HWV.427)

A. スクリャービン
ピアノソナタ 第2番 嬰ト短調「幻想ソナタ」Op.19
(Piano Sonata No.2 in G-Sharp minor Op.19 "Sonata-Fantasy")

I. Andante
II. Presto
休憩
入選

マリンバ
小野寺 俊介(ONODERA, Shunsuke)

P. チェン
ノクターン 変ト長調
(Nocturne in G♭ Major)

安倍 圭子
マリンバ・ダモーレ
(Marimba d'amore)

入選

ヴァイオリン
中村 僚太(NAKAMURA, Ryota)

ピアノ:中村 順子

F. ワックスマン
カルメン・ファンタジー
(Carmen Fantasy)

沖縄賞

ピアノ
宮城 勇佑(MIYAGI, Yusuke)

A. リャードフ
3つの小品 作品57より 第1曲「前奏曲」変ニ長調
(3 pieces Op.57 I. Prelude Des-Dur)

L. リーバーマン
ガーゴイル 作品29
(Gargoyles Op.29)

グランプリ

バリトン
小野寺 陸(ONODERA, Riku)

ピアノ:武田 光史

G. ドニゼッティ
オペラ『ランメルモールのルチア』第1部より
「残酷で不吉な萌立ちが」
("Cruda funesta smania")

G. ヴェルディ
オペラ『ファルスタッフ』第2幕より
「夢か? 誠か?」
("E sogno? O realtà?")

~出演者全員によるアンサンブル・フィナーレ~

「御万人(うまんちゅ)するてぃ ゆらてぃ 遊ばな!」

かぎやで風節 ~ めでたい節

編曲:鶴見 幸代

ゲスト:玉城 和樹(三線)


今年も良かった。特に、僕的にいいなーと思ったのは杉谷歩の佳さんのシベリウスのヴァイオリン協奏曲で、難曲なのに情感が豊かと感じたのは演奏スキルが高かったんじゃないかなーと思う。


シベリウスって難しい作曲家でさ、北欧の人なんだけどその厳しい自然の様子とか情景描写なんかを楽曲に織り込む。なんとなく、僕的な感覚としては北欧の湖とか森とかの風景がずーっと延々と続いていくような感じで、聴くのに集中しないとなんの盛り上がりもなくダラーっと流れていってしまうんだよね。


杉谷さんのシベリウスは「ヴァイオリンだけでここまで情感豊かにいろんな描写をするのか!」と感じた。演奏に情感を込めてる感じで、本当にこの曲が好きなんだろうなーと思った。


あと、高尾真菜さんのヘンデルとスクリャービンも良かった。まぁ、わりかし僕の聴いてる時の気分がバロックの気分だったというのもあるけど、ヘンデルの組曲のテンポが数学的にガチっと組み上がってるような、規律がバチっと決まってる演奏で自分はヘンデルが好きだったな。


やっぱりグランプリの小野寺陸さんのバリトンも良かった。声楽はいいなーと思う。やっぱ歌い手の情感の伝え方が表情とかも含めてもろに伝わるのが声楽でさ、人間の肉声というのは魔力があるよなと思う。小野寺の今回の編曲は嫉妬とか憎しみをテーマにしてるらしくて、そういう強い感情を伝える演技がすごくうまかったなと思う。


他にはマリンバの小野寺俊介さんのトークが止まらなくて会場が笑いに包まれる時もあった。なんというか本当に話すのが好きなんでしょうねw 演奏も良かった。なんとなく僕はマリンバって打楽器でメロディーがないんだろうなーと思ってたんだけど、マリンバ・ダモーレという曲はそいういう固定概念が打ち破られたな。


いずれにせよ。今年の演奏会もみなさん良かった。いつも思うんだが、ほんと沖縄でクラッシックを聴いてる人って少ないのかなーと思ってるんだけど、この演奏会に来るといつもいっぱい人がいるんだよね。新しくシュガーホールで新たな国際コンテストも開かれるらしいし、もっとクラッシック界隈が盛り上がればいいなーと思う。