不登校小学生YouTuberゆたぼんとそれを取り巻く大人達を見て思う事。
なーんか不登校小学生YouTuberのゆたぼん君がまたtwitterで話題になってましたね。
僕の意見としてはこちら。
まぁ、ゆたぼんに関しては、小学生YouTuberが良いか悪いか?みたいなのでは良いと思うんだけど、あれが本当に本人の意思ならね。親の売名行為で不登校を売りにしているならネグレクトとかになる。
— ゆきにー@雑文書き (@yuki_20211) July 10, 2019
少なくとも自分の子供にはさせたい生き方じゃない。ネットでのYouTuberとかインフルエンサーの人気って数ヶ月で変動するものだし、つぶしのきく生き方じゃない。
— ゆきにー@雑文書き (@yuki_20211) July 10, 2019
前の炎上の時にも僕のブログでも取り上げたかな? こちらである。
この頃に比べるとちょっとゆたぼん君に対する悪感情は抜けたけど、それでも親が承認欲求満たすために子供を利用しているのであれば親は弾劾されるのもやむなしという考えは変わってませんな。このゆたぼん君自体は悪いけどどうでもいいんです。ゆたぼん君のYouTuberとしての価値は不登校の小学生という事と、炎上しているという事だけなので数年もして小学校を卒業したらまったく希少性が無くなって普通のYouTuberになるだけです。
小学生がYouTuberなどをするべきでは無いみたいな考え方はないですな。むしろ、本当にゆたぼん君が大義名分のとおりに他の不登校で悩んでいる子供達を勇気づけるためにYouTuberをやっているというのであれば、それは応援すべき事だと思っている。今の情報化社会というのはどんなマイノリティーでもネットを利用して社会全体にリーチする事ができるようになっているので、やっている事の方法論としては正しい。もしゆたぼん君の活動によって勇気づけられる不登校児がいれば慶賀すべきことだろう。
しっかし、教育をなめすぎだ。こういう発言をしていた。
漢字はググる、計算は電卓、学校で勉強する必要ない
子供が言ってることにしても、だからこそ教育が必要だとしか言い様がない。知らない事をネットでググるにしても、知りたい事のキーワードや文脈などを理解している必要がある。インターネットには大量の情報がすぐアクセスできる状態で存在しているが、その情報は断片的で情報の文脈を知ってないと活用する事ができない。そういう知識のインデックスは学校教育で体系づけられて身につけるのが一般的だ。本当に四則演算がまったく出来ないまま社会に出てしまうと、与えられた給与の計算なども出来ずに搾取されてしまうだろう。
これで不愉快なのはこんな稚拙な教育不要論を周りの大人達がはやし立ててる事だ。
幻冬舎の編集者・箕輪厚介氏は「”みんな違ってみんないい”、だと思う。僕が嫌だなと思うのは、うだつの上がらないおっさんたちが、自分たちは頑張って学校に行ったんだから、お前も行けよと言い、同質であれということで小学生をこぞって叩くこと。そんなおっさんになるくらいなら、学校なんか行かない方がマシだと思う。それくらい情けない」。
慶應義塾大学の夏野剛・特別招聘教授は「子どもをバカにしすぎだと思う。ものすごく才能を発揮する早熟な子達がいるということは、すでにスポーツの世界が証明している。そういう子たちにとって、中学校の体育の授業はバカバカしくて受けていられないと思う。僕は大人たちが苦手なプログラミングのコンテストの審査員をやっているが、実際に小4の子がアプリを作って賞を取ったりしている。一律な事にはまらない子に強制するのではなく、必要な知識を得られる環境を整えてあげる方法を考えた方がいいと思う」。
一律に教育する事の不完全性を問うならば、飛び級制度などの教育システムのカスタマイズを提案すべきなのに、一足飛びに教育を不要とするのは彼らがただ逆張りをしているだけだからであろう。こんな風にゆたぼん君を利用しようと取り巻いている大人達はきっちり詰めとく必要があるだろう。
僕はこういう考えのためゆたぼん君を見てると、「よくないなー!」って気持ちがふつふつと煮立ってくるんだけど、こちらのエントリーは僕の不完全燃焼な気持ちをきっちりと言語化してくれた。
自由って言ったって「フリーダム」と「リバティー」では違うんだよ。権利を行使する為には義務が発生するし、下支えになる信用や能力も必要になる。本当に自由になりたければ、背景となる思想や歴史は把握しとく必要がある。世間からはずれたフリーライダーが自由か?と問われれば「好き勝手やってるだけで実際は不自由だよね」としか言い様がない。
三千年の歴史から学ぶことを知らぬ者は、知ることもなく、闇の中にいよ、その日その日を生きるとも。
今日の徒然
なんとなく風邪気味で体調がよろしくない。しかも、そろそろ納期が決まった仕事が迫ってくる。
てか、7月後半から8月9月に掛けては忙しいかも。そろそろ納期が入るんで。
— ゆきにー@雑文書き (@yuki_20211) July 10, 2019
9月頭が納期の仕事が一つあるんですね。現状、それに向けてチーム一丸でタスクを片付けている最中である。んー、まぁ僕はただの下っ端だから責任ある仕事が回ってくる訳でも無いけど、仕事は仕事である。任された以上は完璧にこなす責任はある。
まぁ、何だかんだで振られた仕事は完璧にこなしてるし、僕の場合、適度にサボらないとメンタルが潰れるんで。。
— ゆきにー@雑文書き (@yuki_20211) July 10, 2019
僕は任された分の仕事はちゃんとこなしますけど、それ以外では適当にぼややんとサボりながら仕事をしている。つったって喧嘩売るみたいにして周りの目を気にせずサボる訳でも無いけど、Twitterを適当に眺めてたりはてブで情報収集をしたりする。twitterクライアントはVSCodeでタイムラインを閲覧できるツールを使ってるので、周りからはサボってるようにみえない。
仕事をさぼる事については多少良心の呵責はあるけど、僕の場合、精神障がい者である故に疲れやすくて集中力が長持ちしないみたいな障害がある。障がい者雇用での会社からの配慮で、休憩についてはある程度自己裁量は任されているのよ。最近はふつーに健常者と交じって働き過ぎて意識されてはいないけど、無理をしたらそれだけてきめんに効率は落ちる。
彼女さんがこういう事書いてたけどさ、僕にも当てはまる事なのよ。
僕らのような障がい者雇用で働く者にとっての課題というのは、突然ドタキャンみたいにして辞めたりしないというのが第一でして、その次ぐらいに無断欠勤しないというのがあります。僕の会社にも同期で入った障がい者雇用の同僚がいましたけど、無断欠勤しまくってトライアル期間であっさり契約解除されてましたからな。なーんか人それぞれですけど、障がい者の方にも一般社会で働く心構えがまったくなってない奴とかいたりするんですよ。依存心が強い奴はほんと周りにむちゃくちゃ甘えて迷惑掛けてきますからね。同じ障がい者でもそういう社会性がない奴は付き合わない方が良いですよ。
適当にサボりながら仕事をするのは必要な仕事術なんです。サボるというのは表現が悪いとしたら、適度に休憩しながら疲れないように働かないといけないんです。健常者と対抗しておんなじペースで走ろうとすると潰れますよ? 僕らの課題としてはまずは長く仕事を勤めて周りの信用を得る事ですな。