今週も終わり。さすがに生活が色々と苦しい感じだな。週末は何かしらの自分へのご褒美を与えることにしている。モチベーションを育てる、ということが平凡な日常を過ごしていく上で重要なことだと最近感じている。
さて、今日はTSUTAYAでDVDを借りてきた。最近はあんまりだったけど、割と洋画やら邦画は見る方。好みとしては小粒な感じでも話がまとまっている物語が好き。やたら壮大に風呂敷を広げて、たたみ切れていないハリウッド超大作よりは観てて心地よいと思う。傾向的にアメリカの警察を舞台にした物語が好きみたいだな。ただまぁ、いくつか借りてきて見ていても面白い作品は4割程度ですね。大概の作品は語るに落ちるといったところです。
最近観て当たりだったと思う作品を羅列しておこう。細かく詳細を書ければいいけど、寸評程度に留めておく。
エンド・オブ・ウォッチ
- 出版社/メーカー: 松竹
- 発売日: 2014/02/08
- メディア: DVD
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ロサンゼルス市警のリアルを描くといった内容の作品です。移民系の警官の文化に対するこだわりが面白いと思いました。いろいろとあくどいことをやった悪徳警官が追い込まれていく様子はなかなかに緊迫感があります。
エリジウム
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2014/07/02
- メディア: DVD
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第9地区の監督の作品です。緻密に作りこまれたSF。この人の作品は無理矢理っぽい設定を持ち出しながらも、終盤に向けてきちんとまとめるところがいいなとおもいます。妙な感じの日本風の演出が気になりました。ジャンク感が好き。
イングロリアス・バスターズ
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2010/05/12
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キル・ビルのクエンティン・タランティーノの作品です。最初、そうとは知らず変な演出をする映画だなとおもいました。かなり特殊なコマ割りをしています。ナチスドイツ時代のフランスを舞台にしているのですが、ラストの歴史考証完全無視なぶっ飛び具合は壮絶なものがあります。
グラントリノ
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2009/09/16
- メディア: DVD
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クリント・イーストウッドのクソジジイっぷりが素晴らしい。若者がドンパチやるだけが映画じゃない。移民たちのアメリカでの生活などに徐々に共感してくる主人公など、じわじわと心にしみてくる名作。
トレーニングデイ
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2010/04/21
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結構前の作品で、最近ではTVでも再放送されてるけど自分が好きだから紹介。ありがちのストーリ展開を逆転させてしまった脚本のやり方がすき。物語では大概、ライバル同士でも和解してしまうものなのですが、この作品ではバディ(相棒)を最悪の状況まで関係をこじらせます。ハリウッド主義的じゃないラストシーンが好きです。
番外:ダルフールウォー
- 出版社/メーカー: ケンメディア
- 発売日: 2011/09/30
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ウーヴェ・ボルという監督をご存知だろうか? エド・ウッドに並ぶ今世紀で最悪最低と評価を受けている映画監督である。この監督に作品を作らせないための署名活動があったり、酷評した評論家とのボクシングが映画になったりする監督である。
GyaOのタダ動画でダルフールウォーを見たのですが、ヒデェ作品なんだろうなと思っていたら、予想以上に展開やら描写が上手すぎてびっくりした。悪役の隊長が本当に残虐非道で笑いが出る。レイプシーンや腕や足が切られたりするので苦手な人はご注意を。詳細は下記のほうが詳しいですかね。
http://adolf45d.client.jp/eigadarfur.html
この人、絶対ドキュメンタリータッチの作品の方に才能がある。わけの分からんゲーム映画なんぞ撮らずにその方面に進めばいいのに。
というわけで、僕的おすすめ映画でした。