超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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普通のプログラマの生存戦略。


つらつらとネットを巡っていると下記の記事に出会った。増井雄一郎さんというプログラマのインタビュー記事だが、突っ込みたい所と参考にしたい所があったのでエントリーにしてみよう。


ITの変化は激しい、だから個人にチャンスが巡ってくる プログラマ増井雄一郎 |転職ならDODAエンジニア IT

突っ込みたい所

  • アメリカでスタートアップ企業の経営者になった。
  • 高校時代、趣味でコンパイラを書いた。


そりゃま、それだけすごいことが出来るプログラマならCTOにもなれるわけですよ。IT土方で食い扶持を稼いでいるベタベタにベタな普通のプログラマは業績を見上げるぐらいしか出来ないんじゃないですかね? みんな俺のように生きろってのはいささかマッチョが過ぎると思うのですが。

増井はいわゆるエリートコースとは正反対の、曲がりくねったルートをくぐり抜けて、今いる場所まで来た。増井と同じことをすれば、今の増井のような自由度の高さを得られるかというと、それは疑問だ。増井自身が、ゲーム内の冒険になぞらえて、「同じルートをもう一回行けと言われたら、途中で死んでますよ」と話す。とはいえ、増井の言葉から学べるものは多い。


仰るとおりなんです。増井さんの経験は普通のプログラマに汎用的に使える概念ではないと思うのです。普通の人が生きるための戦略としては、あんま参考にならないんじゃないですかね?

参考にしたい所

必要な知識の習得には人一倍の集中ができる──こうした資質が、激変する時代を生き抜くプログラマにとっては欠かせないのだ。


一つ、気になることがあった。プログラマの多くは長時間労働のため、勉強する時間もなかなか取れないのではないかということだ。


「日常的な長時間労働は敵です」


増井は強い語調でこう語る。必要な時期に集中して働くことはもちろん必要だが、慢性的な長時間労働はエンジニアの「敵」だというのだ。増井自身、朝はゆっくり出社し、夕方以降は社外の人と夕食するなど、自分のための時間を大事にしている。このような自由度高い働き方が可能なのは、そのような自由を求めて増井が蓄積を続けてきた結果だ。


ここがまさしくそのとおりだなと思いました。プログラマって他の職業よりも研究職としての色合いが強いと思います。
自分のモチベーションが動く箇所を知ってやりたい気持ちを伸ばし続ける。それ以外の技術でもちょっとだけ背伸びして新しい技術を学び続ける。そういったやり方を知っていないとプログラマとしては生きていけないんじゃないかと僕は考えた。

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