認知行動療法のワークで「お金が無限にあったらどうするのか?」を考える課題があるんだってさ。一般的な大人はお金のために労働をしているけど、もし無限のお金を得てしまったらどうするのか?というのを考えて、本当の自分の目的をあぶり出すための思考実験だとのこと。僕も一応、考えてみることにした。
まず、20万円ばかりのお金があればね、我が愛機「まつろわぬ民の優雅なシエスタ号」(Windows7)を買い換える。なにせコイツとの付き合いは長くてね、5年ばかし使っている。Windows XPからアップデートした機体だから、今の世になんとIntel Core 2 Duoである。流石に重くてね、東方やっても輝針城以上は処理落ちするのよ。お絵描きするにしても実装メモリが4GBだからすぐに作業領域開放しないとマシンごと落ちる。
こいつでいいや。195,980円。うーん、ゲーミングPCほどのスペックだと持て余すかもな。あとMacも欲しい。MacBookProあたりも購入して外出先でのブログ更新などに使いたい。MacがあればiPhoneアプリ開発にも手を出すかも。
次は、200万円ほどあった場合。自動車を買いたい。僕は以前は車を持っていたのだけど、不慮の事故で潰してしまった。だからさ新車でホンダのフィットが欲しい。
200万前後の新車だと燃費の面やコストパフォーマンスの面でフィットが最高なんだって。今のところ生活の足が無くてとても不自由している。原付でも良いから買おうとしているところだ。活動範囲が狭くなると人生もなんだか息苦しくなる。
次、3億円ほど宝くじが当たって急に入ってきた場合。まずは家のリフォームかな。1階平屋に住んでいるからさ、家族3人だと狭っ苦しいの。未だに自分の部屋が無いからね。リビングにPC置いてブログ更新やらなにやらやってるから、家族に覗き込まれてプライバシーの欠片もない。ビフォーアフターの匠あたりに依頼してもいいかもしれない。2千万ぐらいあれは沖縄では1軒屋が立つね。自分の書斎が欲しいものだ。
あとは旅行かな? 世界一周旅行。
クイーンエリザベスで神戸からケープタウンまで、ビジネスクラスで3,860,000円。でもまぁ、あんまりパック旅行って好きじゃないんだよな。東南アジアあたりをバックパッカーしながら安宿巡る旅ってのがしてみたいかも。
他には移住。日本は何かと面倒くさい。シンガポールあたりに移住してしまいたいかも。前に社員旅行で一回行ったことがあるの。英語が公用語だし、治安は良い、それなりに飯も美味い。
約2億円ほどでシンガポールで企業を立ち上げたら永住権を手に入れることができるんだって。でもこの条件は年収40億ぐらいはないといけないらしいので無理か。シンガポールはね、金融の中心地だから金融情報が色々と入ってくる。それを元に色々と商売しても楽しい人生かも。
番外。想像できないぐらいの金が入ってきた場合。これは本当に無尽蔵のお金が入ってきた時どうするのか?という思考実験。たしか、神林長平の「肌の下」で主人公の電子マネーがとてつもない金額になってしまって、それだけで国家を動かしてしまうっていう状態になっていたね。もしもそんな状態が発生した場合のことである。
まずはタイムマシンの開発に資金を投入する。開発できてしまった場合には、大学生時代ぐらいの僕の所に行って、今からブラック企業に入って使い潰されて発狂するから、そこには絶対行くなと忠告する。タイムパラドックスばりばりの展開になるが、人生を変えられるなら統合失調症を発症しない人生というのは絶対に実現してみたい。
次、トランスジェンダーを真面目に研究してしまって、美少女に転生をしてコスプレしたいかも。馬鹿らしいがヲタ傾向のある男子諸君なら頭を縦に振ってくれるであろう。オッサンの身体というのは醜い。可愛いは正義。
あとは旅人になりたいってぐらいかなー。費用面で心配がないならばノートパソコン一つで世界中を旅しながらプログラミングをしているプログラマーになりたい。なかなかイカした人生を送れる気がする。
とりあえず、僕はやりたい事は沢山有るみたいだね。燃え尽き症候群は気にしなくてもいいだろう。問題は実際のお金が無いだけだ。現在の目標は約10万円の原付を買うこと。世界が一気に狭くなった。妄想は楽しいけど儚くなるね。