実は結構、githubで小説を公開している人は居ます。
でもって、僕もやってみようかなと考えてみたのですが、別にメリットが無いなと気がついた。Dropboxで十分なんである。別にリビジョンを残して戻るということはとりあえず必要ないし、他の人とブランチを切って共同利用することもない。リアクションが欲しいのならばオリジナル作品なら小説家になろうにアップするし、二次創作ならpixivに投げておく。githubで反応を求めることが本来の使い方と離れてる。
特に僕の場合はiPhoneで書くことが多いので、Dropboxに対応したエディターアプリを利用している。githubで管理したところで旨味はあんまりないのである。
それでもリビジョンを小説に持たせるってのは、普通に編集するのとは違った感覚を得られるのかな? と考えてみたりするんですが、そこまでのメリットは無いよなぁ。
んー、一応リビジョン管理というか、執筆中のメモ書きみたいなものは使えるかもしれない。でも、普通にテキストファイルだけでも実現可能です。僕の場合はテキストファイル一つで完結させて、その中にC言語スタイルでコメントを書いています。
「……近寄らないで……!」
ゆゆこは、拒否するように身を引く。辺りの暗闇がざわめき始める。亡者の声が沸き立つ。暗闇から異形の者達が現れた。
やる気か。面白い。まぁ想定の範囲内だが。
「そうよ。一緒に遊びましょう」
私は嗤った。蕩ける様に。引き裂く様に。
扇子を横に払う。空間を切り裂きスキマを作る。スキマの中から人型に切られた白紙が無数に噴出する。式札はそれぞれ鳥獣の姿を模した式神の姿に変わる。
辺りで死霊と式神の衝突が始まった。生を持たざる者達の争う音で辺りは狂騒する。
// todo:描写が浅い。もう少し膨らませる。戦闘描写なので短文でテンポよく。
鴉は宙から急降下して死霊を貫き、狼はその強靭な顎で噛み砕く。
狒々に似た死霊が飛び込んできた。大振りの拳を身をかわして避ける。体制を立て直しざま、抜き手で刺し貫いた。
こちらが優勢の様だが、数ではあちらが上か。
ゆゆこは、俯きがちに何かを呟いている。
「……もう……私に構わないで!!」
ゆゆこを中心に膨大な瘴気が撒き散らされる。それに呼応して死霊の増援が追加された。
まだ増えるのか。私の式神が手一杯じゃないか。どれだけ楽しませてくれるのだろう、この子は。
上記の強調しているところのようにC言語のコメントアウトを小説でも使っている。本番にアップするときは置換処理で削除する。
これは割と便利。プロットを別ファイルに作らなくてもファイル一つで完結できる。
うーんでもなんか最近のはやりはプロジェクトですることは全部githubで公開する事らしいからなぁ。少し考えてみる。