超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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当事者意識が病気を長引かせる。

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日中の僕は案外暇なので、スコップを駆使してブログ村のランキングをサルベージしていた。なんだろうね? どういうアルゴリズムで動いてるんだろうあのランキング。僕のどうでもいいエントリーがバズって100人ほどアクセスしてきたかと思えば、めちゃくちゃ面白い人が100位圏外に転がっていたりする。


とはいえ、今の主なアクセス源はブログ村なので大事にしなくちゃいけないのだろう。ブログ村でアクセスを集めるためには多分、バナーの貼り方が重要なんだよ。きちんと目立つ所に貼っておかないとINポイントが稼げない。あと、一日一回の自分での投票は違反行為では無いようだ。毎日押していたらある程度上位に掲載される。それすら面倒くさいなら諦めたほうが良いね。


以前はblogランキングのPHPカテゴリで一位を取っていたんよ。一応techブログだったからね。でも、一日2~3人ぐらいしかアクセス数なかった。あそこのランキングも意味不明だったな。明らかに技術レベルが高い人が埋もれていて、どうでもいい業者サイトばかりが上位に表示されていた。ブログランキングはどこも似たようなもんなのかね。


はてなブログリテラシーが高い人ばかりだから明らかなスパム行為はヘイトを高めるだけだ。いつ手斧が飛んで来るか分からない緊張感がある。あんまりアクセス数は稼げないけどしっかりと読んでくれる読者を得ることができるのが良い。僕はそっちの方が嬉しいな。前述したようにリテラシーが高いし、長文が許される文化圏だから読んでいても内容が濃い面白いブログが沢山ある。はてな村で技術モヒカンが闊歩していた頃からのはてなLoverだから骨を埋める覚悟である。


さて閑話休題。ランキングを漁っていたら障害者をdisりまくるブログを見かけた。この筆者も障害者なのだがクローズで働いているらしくて働かない障害者を心底バカにしているらしい。案の定、炎上していた。しかしながら主張している事に刺さる部分があってね。多少、考えさせられてしまった。


デイケアなんかでよく見かけるんだけど、労働意欲皆無や自活することを考えていない障害者はいっぱい居る。こういう人たちは生涯をデイケアで過ごしていくんだろう。実際に20年近く通っているって人も居てね、話していても自分の狭い行動範囲の話だけで歳相応の深みってやつが全然感じられない。50歳を過ぎても内面が全然成長していないのである。


僕は一時、デイケアに通っていて周囲がこんな人ばっかりなので自分もこうなる事を恐れて、早々に就労移行支援に通うことにした。相談員とか主治医には復職を焦っているとたしなめられた。自分でも焦っているのかな? と考えこんでしまったんだけど、結果的には今の状況が最適解だったと思っている。


障害年金生活保護で生活していくのは楽であっても、経験値を全く溜められない生活だ。やはり社会で揉まれないと人間は成長しない。一時、苦痛や悩みを経験するかもしれないけど、その見返りに収入だったり社会経験を得ることができる。最終的に良い人生を送るためには苦痛に耐えて働かないといけないだろう。


あくまでも僕の観測範囲の話だけどさ、今の医療関係者や福祉の人たちって、障害者は年金を与えて一生、社会から隔離された楽な生活を送らせようという思惑を持っていないかな? 当事者の方も生きられるんだったら夢や欲望を抑えて、大人しく隠居生活を送っていこうという人が多いんじゃなかろうか?


今の福祉に必要なのは、ノーマライゼーションの思想と実行だよ。障害者でも社会に復帰して、普通に一般人として扱われる様な社会が理想だね。ある程度の障害を持った人は保護されないといけないけど、介護が必要な時期を過ぎたら社会に戻さないといけない。


病気だからと扱われても、本人が本心から病気になってはいけない。自分の気分でも病は発生する。なにくそと思って立ち上がる気概が必要だ。一見してまわりから優しく扱われている様にみえても、それが自立する意思をスポイルする環境であれば、捨てて自分の人生を確立する意志は持たないといけない。


100人に一人は統合失調症にかかる。不幸な宝くじに当たったようなものだが、人生を捨てては駄目だ。世界にはまだ見るべきものや会うべき人がいる。自分の小さな世界で満足してはいけない。勇気を持って新たな旅路に歩みだそう。

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