超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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小説公開したので読んでもらえると嬉しいです。

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友達に校正頼んでいた小説がようやく返ってきた。その間、3ヶ月である。流石に僕でもキレるよマジで。でも、忙しいから仕方ないか。教師やってる奴なんだけど、部活動の指導とかで土日も休みがないんだってさ。絶賛無職の僕はそーなのかーと答えるしか無い。きちんと誤字脱字を修正してwebに公開した。


coolier.dip.jp


一応、苦労して書きました。小説の下の方にコメント欄があるので、ポイントと感想を書いてポチしてもらえると死ぬほど喜びます。僕はtwitterやってないからなー。ここぐらいでしか拡散できない。


ひとまず、東方創想話にUPしているの。東方の二次創作小説を公開できるのはここぐらいしか場所を知らなくてね。前作からどれだけ経ったか数えてみたら1年半である。量産して人気作者を目指したいんだけどね、遅筆ゆえ作品を書くのに年単位の時間が必要になる。最近は休日にコツコツと書き溜めている。


まぁ私事はどうでもいいや。概要や裏話なんぞでも書いてみよう。


今回書いたのは東方の二次創作なんだけど、ベースは東方儚月抄である。この中で藤原妹紅が蓬莱の薬を飲むまでのエピソードがあるんだけどさ、それを僕なりにリライトできないかと思ったのよ。妹紅は東方永夜抄からの登場で人気があるキャラだけど、それまでの過去が儚月抄で語られている。そこには富士山の浅間神社主神である木花咲耶姫とかの思惑が絡んできたりするんだけど、この辺りで神道などの民俗学ヲタの僕はキューンと来てしまうのである。この辺りで木花咲耶姫と石長姫が争った八ヶ岳の伝承なんかを絡めたら面白くないかな?と思ったりしてプロットは書いた。


藤原妹紅は蓬来山輝夜と延々不死の蓬莱人のまま殺し合っている仲なのだけど、なぜかファンの間ではカップリングされてしまう。僕もそれに習って「かぐもこ」とやらを書いてみようではないかとキーボードを叩いていたのだけど、僕はノーマルだろうが百合だろうが恋愛小説は無理だわ、やっぱ。読んだ人が砂糖を吐くであろう甘い台詞のやり取りを考えるのだけど、その途中で逃げてしまう。なんかさ、甘々でドロドロの展開を書いてみたいとは思うのよ。「かぐもこ」ならば殺し合いを通じながらも、内心では繋がっているみたいな展開をさせないといけないんだけど、二人を絡ませる所で頭のヒューズが切れる。東方創想話にはすっげぇ人もいてね、全年齢のぎりぎりの描写で百合の花乱れ咲く花園を表現してしまう人もいる。僕には無理です。キスぐらいで赤面しちゃうんだもの。いい大人だよ、僕は? いい大人が濡れ場をシコシコと書いてると何やってんだろうと悩んでしまうの。どっかで吹っ切れないと駄目だろうな。


まぁ、こんな僕だけど、僕なりの「かぐもこ」を書くことが出来たと思う。舞台裏の恋愛関係というのは匂わせる程度で物語展開をきっちり駆動させるという事に専念したらそれなりに読了感が良い感じのものが出来上がった。ちと、描写が弱いかなと思うけど、あまり紙面が黒すぎても読者は読んでくれないだろう。高校生ぐらいの子が読むライトノベルの読み口を目指してみた。戦闘シーンでの外連味ある描写などはまた別口で勉強せにゃならんな。短文でサクサク書くとテンポよく読めるんだけど、異能者バトルの頭使うみっちり描写されたバトル展開ってやつに憧れるのよ。西尾維新辺りがやっているアレである。もっとラノベ読まないとなぁ―。


というわけで、二次創作者の頭の中を公開してみた。オリジナルも書こうと考えているんだけど、二次創作のほうが僕は好きだな。キャラクターがきっちり動き回ってくれて創作するとき面白いのは二次創作なのよ。オリジナルだと、読者にキャラクターの魅力を伝えるために色々と情報を含めないといけない。これがわりと序盤からクドくなってしまって、いまいち壁を乗り越えられない。「俺は〇〇。なんとか高校の二年の男だぜ。今俺は学校に向かうところだぜ。最近幼地味の△△がうっとおしい」みたいに序文から自己紹介文を主人公に語らせてしまうという今時小学生でもやらないようなことをやってしまう。いや、もうちょっと複雑な表現は使うけどね、でも本質的には上記と全く変わんないということをやっていて、馬鹿らしくなって挫折した。オリジナルの道は遠い。

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