文章を書く上で収集した情報へ、どのように自分の考えを表現していくのか考えた。Webの膨大な情報の中で、自分が必要としている情報はごくわずかだ。それ取捨選択してフィルタリングするののは、自分の感覚である。
書き手の自意識は、文章に含める情報の収集の段階で、あとの書く作業にかなりの影響を与えるのではないかと思う。
書くアイディアを出すときには、自分を掘り起こし、自分の中の経験知や暗黙知(言語化されずに蓄積された知)の中から絞り出す。
この時点では、当然、主観が色濃く出てくる。それらを整理してグループ分けしていき、全体の構想をまとめていく中で客観的な思考を働かせる。この段階で論理にぶれがないようにしっかりと構築していく。
アイディア(ネタ)出しまでは主観が大きく働いているが、その後の作業では客観が主体にならないと、文章を構築していくことができない。
齋藤孝『原稿用紙10枚を書く力』より
今まで読んできた書籍や、Webの内容などから自分が書きたいのに適した内容を選び出し、必要に応じて調査する。そして情報の整理を行った上で、アウトプットを行う。
難しく考えすぎている気がしなくもないな。このブログの書く内容は長文でも、良くてエッセイ文程度なのでそこまで難しく考えることも無いような気がする
- 作者: 齋藤孝
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2007/02/09
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 20回
- この商品を含むブログ (68件) を見る