なんというか、シロクマさんところのネットはつまらなくなったのかの考察が未だに引っかかってるんですね。
自分なりの結論としては「ネタを探して自分のリソースとして蓄積する限りではネットは楽しい」って事なんですが、ネット巡回してネタを探して、妄言を垂れ流していても以前ほど楽しくないなってのは実感であるんですよ。
参照元としてあげたのはネットヲチャの古参さんの言行録みたいなもんですが、なんか共感してしまったんですよね。
自分は酒鬼薔薇聖斗と同じ年にそれぐらいの年齢で2chにハマった口ですが、何か哭きの竜さんの心境は理解できるというか、ヲチはもう楽しくないっていうか不毛加減が理解できる年齢までは来ているんですな。
twitterが合わないというか、自分が以前やってたころは技術マッチョの巣窟みたいな感じでもっと村社会的だったんですが、現状のtwitterは物凄く都会的だ。若者が承認欲求を手っ取り早く満たすためにRTを連打してる感じで顔が見えてこない。欲望が服着て歩いてる東京の歓楽街でも冷やかしてる気分だ。
2chにしてもVIPとかは若年化すごくてオッサンどもはどこ行ったのかなと思いながらおっさんホイホイを練り歩いてる。
ニコニコは見るのだが、空気は理解できんなありゃ。文脈を理解すれば面白いのだが独自文化が凄い。エッジの効いた感性を持ってる人はいるのだが、ガキみたいな(実際小学生ぐらいなんだろうが)ノイズが多くて、そういうのを選り分けないと見つからない。これが実際時間かかって大変。でも多分、今一番才能がある人が集中してるのはニコニコだなとは考えてるんですが。
現状のはてなはおっさんヲタ共がグチグチ言いながらタムロってるだけなんじゃないかと思ったけど、叩かれそうだから言わない。
なんだろーな。ネットにしがみついてるのは昔からだけど、前よりもその姿勢を維持するのに体力が居るようになってる。ダラダラ巡回して楽しいって感覚が無くなってる。ネットサーフィン(死語)ってやつが出来なくなってるんですよ。
環境の変化と見るか自分の感性の鈍麻とみるか、結論付けるのは早すぎるな。多分死ぬまでネットとは付き合っていくだろうし、見える光景は変わっていくのだろう。今日感じたことは情報の流通が多い所に網を張ってたら、面白げな情報は見つかるのだが、今の自分では楽しいと思えないということ。
なんか、哭きの竜さんの顛末を見てたらそういう現象は普通にあることなのだなと思い返した次第。
追記 21:33
こういうふつーのネットユーザは訪れないコミュニティもある。掘り続けようスコップが折れるまで。