昨日に引き続きまた仕事と生き方について考える。上記のエントリを読んで勉強になったと思いました。
なんというか、自分とかぶる所があるんですよね。僕も、自分に何か特別な発想があると思い込んでいました。なんとなく斜に構えて世の中の事を批判したりするのがカッコイイと思ってる節がありました。
自分がそういった底の浅い優越感を打ち砕かれたのは、一時期病気をしたからですかね。体調が悪い日が続くなと思ったら、気がついたら病院のベットで動けなくなっていることがありました。その後も心が完全に折れてしまって、働けなくなりました。
病床で考え方を整理してなんとか立ち直っていますけど、色々と考えているうちに、薄っぺらいものに囚われている自分が心底嫌いになっていました。
今の自分の考え方は、現実に即応する事を求めて行動しています。理想や目標があるならば、それに対してどんなタスクをこなすことで実現できるのかと考えます。
ポジティブシンキングは、ひねくれた者なら馬鹿にするかもしれないけど、現実に行動に移す時は上手くいく事を考えた方が良いですね。
また、それだけではなくネガティブな考え方をするコミュニティには関わらない事ですね。悪口を言い合って慰めているような人たちと付き合わないのもそうですが、2chみたいな罵倒することで自分を特別だと思い込んでいる連中が居る所にも近寄らない方がいい。考え方は伝染します。そういったネガティブな考え方が染み付いてしまうと、物事を見る目にフィルタが掛かります。何もかもが批判すべき対象に見えて、心地よい事もつまらなくなります。
ひとまず批判から入るというのは不毛なやり方です。良い物を取り上げて考えるというのは、客観的で現実的に行動に移しやすい考え方です。
人生で上手くいかない理由を外部に求める事を止めることが必要なんだと思います。楽をして成果を得る方法なんてありません。
現状、与えられた環境でいかにベストを尽くすのか。それを必死にこなすことで成長していきます。頭の中で考えた事だけで人は成長しません。
丁寧に日々を生きる事。日常茶飯事で得られる感触を大事にする事。基礎をちゃんと学ぶこと。そういったことが必要だと思います。

- 作者: ジェームズアレン,James Allen,坂本貢一
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2003/04
- メディア: 単行本
- 購入: 48人 クリック: 764回
- この商品を含むブログ (224件) を見る