超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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僕には「実存」がないなと思った。

僕には「実存」がないなと思った。


さて、日曜日であるね。今週は1日しか休みがないのよ。ほんとふざけた話であると思うのだが、勤め人というのはそういう会社の都合に振り回されることもある。しょうがないのでひとまず休めるだけ休んでおき、また明日からの5連勤で力尽きないようにぼんやりするしかないのである。


今日はいつもの近所の海辺に行ってきて瞑想をやっていた。休日はここで海をぼんやりと眺めたりしていることが多い。海岸の近くに駐車場だけある場所なのだけど、ここの駐車場からは海を眺めることができる。そちらに駐車して瞑想の音源を流しつつ瞑想をやってしまうのである。


瞑想に関しては完璧に習慣化することができていて一年ぐらいは継続してやることができてるね。マインドフルネス瞑想というのは確かに効果がある習慣であるのよ。瞑想をやる前に比べると、感情が落ち着いて、グルグル思考に悩まされることが減っている。自分が何か悩みに囚われているなということをメタ認知で外側から気がつくことができて、悩みが気分に干渉する前にブロックしてしまうことができる感じ。


グルグル思考などに悩んでる人にはマインドフルネス瞑想と認知行動療法はすごく有効なツールであると思うね。僕が認知行動療法を学んだのはAwarefyという認知行動療法のアプリを使って勉強したのであるけど、こちらで使われているのはアクセプタンス&コミットメントセラピー(ACT)による理論であるね。ACTは認知行動療法とマインドフルネス瞑想を合わせた理論体系であって、自分に自信がなかったりとかグルグル思考に囚われがちな人にはすごく有効な方法であると思う。


どうも僕は生活を改善するための方法を色々と調べて試してみるのが好きで、僕はメンタル的に弱いところがあるからメンタルケアの方法を色々と調べてみて試してみたりしている。そちらで発見した方法についてはブログで紹介などしたりしているし、こういう情報発信を通じておんなじように悩んでいる人の助けになれば良いなと思うところである。


どうにも僕のメンタルの弱さに対するアプローチとしては仏教の考え方というのが非常に有効であるようだ。人間という生き物のデフォルトの状態として悩みは尽きないものとして認めてしまって、その悩みを解決する方法を教えてくれるのが仏教というものの考え方であるらしい。瞑想を通じたアプローチを通じて精神安定に効果があったので、まぁ仏教の考え方というのは有効な方法なのであろう。


しかしまぁ、ぼかー仏教の宗教的な部分には全く興味がない。四聖諦だとかああいう考え方というのは、心の中で嫌な発想が浮かばないようにするために行うスキーマ療法的なアプローチであると思っていて、必ずしも仏教的な思想にこだわる必要はないと思っているのである。ACTもそういう考え方であって、人間が生きる方向性みたいなものを認知行動療法的に浮かび上がらせて、そちらを人生の方向性として生きつつ、生じてくる悩みや困りごとなどは瞑想や認知行動療法で修正していくという技法である。


なんか、最近僕が悩んでることでは、僕には「実存」がないなと思ったりすることがある。なんとなくで浮かんでくる不安だとか悩みだとかは解決して、感情の振れ幅を少なくすることには成功しているのだが、生きている目的とか生きている実感のようなものが不足しているなと感じる。


普通に生きることには成功しているのだが、今の自分を肯定し切るような感情というのが分からない。なんというか、何か人生に対して目標があるから生きているというよりは、死なないからとりあえず生きているという感じ。


生きる理由だとかそういう所に当てはめる理屈として、アドラー心理学だとかストア哲学みたいなもんを組み合わせて自分の哲学を考えてみたら面白いかなと思った。精神を安定させるアプローチとしては仏教だとか認知行動療法的なアプローチが良いと思うのだけど、生きる理由的なところは、ストア哲学の傍流のアドラー心理学とか実存哲学的な考え方を組み合わせていくのが良いだろうなという気がする。


僕はそこまで論理的な考え方というのが得意ではないらしく、論理を組み合わせて帰納法で自分なりの哲学というのを編み出すというのも難しそうだ。一発、気合の入った箴言の持つエネルギーで論理をドライブさせて、論理的には適当でもなんとなく実感で納得させられちゃうポエミィな言葉というのが好きである。


ツァラトゥストラ永劫回帰の中で「これが生か、ならばもう一度!」という風な強烈な実存を見つけて、それで永遠を超えちゃったのだけど、僕もそういう熱く生きるための言葉なんぞが欲しいなと思うのである。個人研究で哲学なんぞを研究してみて、ストア哲学の流れを深掘りしてみようかなと思うのである。そういう個人研究って趣味であるし、良いものを見つけたらこちらでも紹介させていただこう。

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