超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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iPhoneを使って悩み事を退治するなど。認知行動療法の普段の使い方。


認知行動療法という心理療法があります。これは鬱の人につかう療法なのですが、健常な人間であっても悩み事を解決するのに強力なツールとなりえるので紹介してみましょう。

誤った認識・陥りがちな思考パターンの癖を、客観的でよりよい方向へと修正する、避けたがっている問題とあえて向き合うことで徐々にトラウマに慣れさせる、悲しみを外に出し心を癒すことで気持ちの安定を得る、などの方法を組みあわせることで、精神的な苦痛と、それに伴う身体的な症状を改善していく治療法。鬱、PTSDパニック障害解離性障害、複雑性悲嘆、強迫神経症など、多種多様な精神的疾患で、その高い効果が報告されている。

認知行動療法 - Wikipedia


まー、なんでこんなエントリを書いてるかというと僕も鬱やりかけた時があって、その治療で認知行動療法を使ったからなんですが、実際強力です。効果は抗鬱薬プロザックにも匹敵すると言われています。
webを検索してみてもいろんなサイトで紹介されていると思いますが、それよりは下記で紹介する一冊を集中して読み込んだほうがいいと思います。

 

〈増補改訂 第2版〉いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法

〈増補改訂 第2版〉いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法

 

 

700ページもあるので読むのは面倒かもしれないですが、鬱で悩んでいる人には強くおすすめしたい一冊です。第7部以降は精神薬の研究紹介なので特に興味が無ければ読む必要はありません。

 

認知行動療法は「書く治療法」です。自分の気分が落ち込んだ時に書き出してそれを認知の歪みがないか検証して適切な行動を導き出す、というやり方を癖になるまで繰り返します。慣れてくると書きださなくても認知の歪みを捕捉することが出来ますが、始めたての時はちゃんと記録を書かないといけません。
僕はExcelなんぞを使って整理してたんですが、iPhoneで強力なツールがあったので紹介します。

このアプリは便利です。なんせiPhoneで何時でも記録を付けることが出来る。出先で嫌な気分に囚われた時も記録をつけることができます。
使うタイミングは悩みだして行動が出来なくなった時や、嫌な考えに囚われているなと感じた時です。初めは大したこと無いかもしれないですが続ければ続けるほどすぐに悩みから開放される事が分かるようになるはずです。
最終的には気分は思考とは関係なく、悩んでいるのは気分だけってことが実感できるようになるはずです。

 

本格的に悩みで鬱になりかけている人にはオススメです。まずはしっかり「嫌な気分よさようなら」を読み込んでiPhoneを使って記録をつけていると2週間もしないうちに驚くほど落ち着いた気分になっていることが実感できるはずです。

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