エンジニアとしてスランプに陥ってる感じなので解決策を考えてる。
よっす。旅の準備をしなければならないのだが、今日も忙しくてブログを書くぐらいしか気晴らしをすることができない。できれば仕事の隙間時間でブログ下書きの続きを書いておくなどしたかったけど、そこまで余裕がある感じではない。
というか、仕事をどうしようかというのが最近の人生の主な悩みだよな。最近、僕はテスターのようなところに回されてしまい、ソースコードを触る仕事からは離れた。これは自分から志願してやったことであり、ストレッサーの上司から離れたかったんだよね。
この人に怒られすぎたせいで、仕事をやることの自信というのがさっぱり無くなっちゃった。何か仕事をしても怒られないようにビクビクと顔色を窺いながら言われたことしかできない状態であり、プログラミングとかもやれる気がしなくなったのよね。まぁ、最近辞めた人とかこの上司はそれなりに強いプログラマなので、それと比較して自分の能力の無さというので卑屈になっちゃった。
なんか、自分のプログラマとしての開発能力がどれぐらいだったのかというのがよくわからんくなった。コピペプログラマほどまったくソースが読めなかったりとかそこまでひどくはないと思うけど、今の僕の状態だと既存のGitHubとかのコードとかを読んでもさっぱり分からん状態で、今から開発側に戻れと言われてもなにもやれる気がしない。
なんとなくエンジニアとして完璧に自信喪失してる状態なんだなーとは思うんだけど、僕の今までのキャリアというのはプログラマしかやったことがないのでこれ以外の職種へ転職というのも無理くさいし、このスランプを潰しておかないと働き続けることなんざできないな。
最近、こちらの記事を読んでみて「世界一流エンジニアの思考法」という本を読み始めてる。
まだ序盤のところを読み進めてるだけだけど、相当に仕事の上での考え方で参考になるようなことが書かれており、参考になる。どうもMicroSoftなどの一流のエンジニアというのはコーディングの腕以上に、問題を把握して分析する問題解決スキルというのが優れているようであり、かならずしも人間離れしてるようなコーディングの才能がないとやれないという訳でも無さそうなのである。
まぁ、そうだなと思うのだけど、ITエンジニアに限らず機械系のエンジニアでもそうだけど、いかに与えられた条件で問題解決をするのか思考することがエンジニアの仕事である。プログラミングをやったりみたいなことはコーダーでもできることであり、エンジニアがやることは問題を分析して、その問題を解決するためのシステムを設計したり開発したりすることである。究極的なことを言うのなら、紙とえんぴつがあれば他に道具がなくても仕事をすることはできる。
一流のエンジニアたちというのは、問題が与えられたとしてもいきなりソースコードを触り試行錯誤から始めることはない。まずはじっくりとそのソースコードやログを読んで、理解を完璧にした上で仮説を立ててその検証から始める。強いエンジニアでもソースコードをただ読んだだけで何もかも理解するのではなくて、まずはそれ以外の手掛かりから本質を掴んで問題解決をする。
それと分からないことを知ってる人にすぐ尋ねるのは重要。分からないことに対してグルグルと悩み続けるのはムダである。どうも日本のIT企業では「ググレカス」のように知らないことは自分で調べて解決することが美徳のように思われてるところがあるが、一人で悩んでそこの部分でブロックしてしまうのは時間の損失である。これは個人の問題ではなくてチーム全体の生産性を押し下げる原因にもなる。
チームで開発をするということは、強いエンジニアだけで何もかも牽引していくというのも効率の悪い話なんだよね。その人一人が何もかもを理解しているような属人性が強いプロジェクトなんてものがあれば、その人が辞めたり病気になったりした瞬間にプロジェクトは止まる。システムとしては冗長性がなくて安定した動作を保証できない。
こういう本を読みながら、自分がこれからもプログラマとして死ぬまで食っていくにはどうしたらいいのだろう？ とか考えちゃうんだよね。強いプログラマの習慣として、日常生活の中でもプログラミングの基本的な勉強を欠かさずやってるという風なことも書かれており、僕もなにかオープンソースのコードなどを読んだりとかそういう勉強の習慣を身につけた方が良いのだろうなと思った。僕もDevOpsとか勉強したくなったよ。今は自動テストを組むためにGitHub actionとかを勉強したいと思ってるので、スランプから脱出するためにはまずはそこから小さな成功体験を積み重ねるのが良いかもしれん。
