手を動かしてちゃんと転職活動しないとなー。
今日はちょっとご機嫌斜めである。朝から微妙に調子が悪い感じではあったけど、会社の方でストレッサーの上司と絡むことがあり気分がイライラした状態になってしまった。
今でこそ間に同僚を挟むことでかろうじて仕事の体裁は保つことができるけど、こいつは自分がslackを送っても無視するし、自分と他の人の扱いを明確に差別するので本当に一緒に働きたくない。一緒に働いている同僚も辞めるということなので、自分も早いところ転職先を探す活動は急いだ方が良さそうである。
転職活動については、図書館から転職活動関係の書籍を借りてきて、夜にちょっとずつ読み進めることをやっている。まぁ、こういう転職活動本に共通して書かれていることとしては、人間関係が嫌だからどこでもいいと逃げの転職活動をして相手に足元を見られてしまい安く買い叩かれるのは負けパターンであるということである。こういう本を読んでいて気がついたことなどはしっかりとScrapboxにメモとして残しておかねばなるまい。
以前読んだ、「障がい者の就活ガイド」という本については購入して繰り返し読んでおいた方がいい感じであるな。障がい者雇用のプログラマというのはほとんど皆無であり、一般企業に障がいをオープンにして就職活動した方が良さそうだ。indeedなどで障がい者雇用の求人を常に確認してるけど、自分の希望の求人というのはまったく存在しない。
僕も過去には4度ほど転職活動をしてきたので、転職活動のやり方であるとかどんな風に仕事を探せばいいのかというのは一応はわかるのであるが、「自己分析」と「企業分析」を徹底的にやるというのが基本でありすべてだろう。
転職活動というのは自分という商品を企業に売り込む飛び込み営業の様なものなのであるが、売り込むための商品価値をよく知ってなければそもそも商売にならない。自己分析をして自分の強みがなんであり、転職先の企業が自分を雇えば何がお得なのかということをアピールするために、自分の今までのキャリアの中から魅力的に映るエピソードをしっかりと職務経歴書にピックアップしてPRできるように準備をする。
また、企業分析も重要だ。転職をしたい企業がどんな風なニーズで求人を募集しているのかというのを理解しておかねば自分を売り込むための交渉ができない。多少、自分のキャリアに瑕疵があって商品価値が低いとしても、相手企業の方でニッチなニーズを欲しがってるとしたら、好条件で採用してもらえるというのもありうる。
転職活動というのは、自分のキャリアを商品にしたビジネスだよね。市場の方でどのようなニーズが必要とされてるかを理解した上で、自分を必要としている企業をスクリーニングする。そして、その企業と交渉をしながらどれぐらいの条件であれば雇うのかと駆け引きをするのが転職活動なのだと思う。
こういう理屈を理解しているのであればさっさと手を動かせば良いのだが。僕は典型的な頭でっかちの人間であり、知識ばっかりを集めて手が動かないのは昔からである。こういうのを「分析麻痺症候群」というらしいのだがムダな情報ばかりを集めてしまい、問題解決や意思決定をするコストが高くなってしまうことで企業経営とかにもありがちな心理バイアスであるらしい。
「分析麻痺症候群（analysis paralysis）」とは、意思決定や問題解決の過程で、情報や選択肢が過剰になることによって、個人が行動を取ることが困難になる現象を指します。分析麻痺症候群では、情報や選択肢の多さや複雑さによって、人々が迷いや不確実性に陥り、結果として行動を遅延させたり、まったく行動を起こせなくなったりすることがあります。
分析麻痺症候群にならないためには、下記のような方法を取ることで回避できるらしい。
- 情報収集と行動のバランスを見つける
- 必要な情報だけを集めて、それ以外の情報は無視する
- 情報を整理して優先順位を決めておくことで、何に焦点を合わせるのか明確にする
- タイムボクシング
転職活動のための情報収集を行うにしても、具体的にどんな風な情報を集めるのかというのがきちんと言語化できてないなーというのは感じるんだよね。なんとなく今の仕事が嫌だ嫌だとばかり連呼をしており、自分の現状を変えるためにどんな行動をするべきなのかというのがリストアップをできてれば、迷うこともないだろう。
まずは自分にとって何をするべきで、何はしないという行動指針をしっかりと打ち立てることが肝心ではないかと思われる。方向性を決めずに時間ばかりをムダにするのもストレスを溜めるばっかりであるしね。自分がどうしたいというのを決定してリストアップした上で、それに沿った情報収集を行うべきであろう。
