超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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新しいテクノロジーがもたらす未来というのを見てみたい。

新しいテクノロジーがもたらす未来というのを見てみたい。


体調はそこそこ。気分が良いという訳ではないが、仕事をやってればこれぐらいのストレスは許容範囲かという風な具合。またしても僕はストレスで潰れかけたな。自分はメンタルが弱い方だとは思わないけど、何かしらストレスが掛かる環境に置かれるとすぐに心が折れそうになるよね。昨日は病院受診を行なって主治医の先生と色々話してきた。とりあえずまぁ、現実的な目の前の出来事に対する対応を心がけていれば大丈夫だろうと思われる。


さて、何を書こう。最近は僕はイラストの人になっている。毎年、正月には年賀状イラストを描いて、友達に送りつけたりとかブログで公開したりするのが定例行事となっているのである。ぼくんちはそれほどクリスマスだとか正月だとかは変わった事をやったりするような家庭ではないが、正月にイラストを描いてネットに晒したりするのだけは毎年やっている。来年は卯年という事なので東方の方から永遠亭組の二人を描いている。


やっぱりイラストもたまに描いてみると面白い。僕はそこまで上手いイラストを描ける訳でもないのだが、絵を描くことは好きである。中学生ぐらいの時に漫画をトレスして友達と見せ合いをすることが学校内で流行っており、その時に僕はめちゃめちゃいろんな漫画をトレスするような訓練をしまくった。それでまぁ、とりあえず人に見せても恥ずかしくないぐらいのクオリティのイラストは描けるようになった。


近年はAIにイラストを描かせるようなムーブメントというのも起きており、そちらの方の技術のキャッチアップもしておきたいなとは思う。でもまぁ、僕も絵描きの端くれであるから分かるけど、AIで絵が描けるようになったからといってイラストレータは絵を描かないようになるかと言われたらそれは違うだろう。絵描きってのは自分の脳内にある光景を自らの手で抽出したいという欲求に囚われているような人間であり、機械の方が上手い絵を描けるからといって絵を描くことをやめられるような軽いカルマではない。


まぁ、将来的に直接脳とデバイスを繋いで脳内のイラストを完璧に抽出できるようなシステムができれば人間は人の手で絵を描くのはやめるかもしれないけど、それならば次はこの抽出される成果物をいかに美しく素晴らしい作品にするかに人類は注力するはずであろう。資本主義の社会というのは人間の欲望によってドライブするような仕組みであるし、より素晴らしいものより便利なものを開発しようという動きは止められないはずだ。


絵を描くことに限らず、文章を書いたりとかブログを書いたりすることでもそうであるけど、必ずしも人間というのは完璧でクオリティの高いものばかりを選ぶものでもないというのもある。特にイラストのような種類の分野というのは、技術の巧拙で作品の良し悪しが決まるような単純な世界ではない。完璧な3角形のイデアがないように、みた人全てが素晴らしいと納得するような芸術作品というのも存在しないものである。みた人それぞれが好む作品というのは、それまでの歩んできた人生の過去に左右されるような部分もあったりするので一筋縄ではない。


別にイラストに限らずAIという技術で作り出せる未来というのは、使い手である人間の倫理だとか世の中の成熟具合に左右されるもんではないかなと思ったりするんだよね。最近、ChatGPTというチャットbotと色々と話してみて考えたことなんだけどさ、あれは純粋な技術とか知識のようなもので、そこに何かを成し遂げようだという目的がない。あのチャットbot自身も自分に感情がないことをしつこいぐらいに強調していたけど、AIのように高いレベルの技術や知識を運用できる仕組みがあったとしても、それを使う人間の方が悪意を持ってたり未熟だったりすると、成果どころか損害を出すこともありうるのだろう。


最近のTwitterだとかSNSを使った人間社会の動きを見てたりだとか、ロシアとウクライナの戦争発生の経緯なんかを見ていても思うのだけど、世界の持ってる技術とか知識がどれだけ高まっていこうとも、人間の方にきちんとした文化の成熟や倫理観がなければ戦争や混乱を引き起こしてしまう。いくら技術者や学者などの方が高い志を持ってテクノロジーを開発したとしても、その技術を使う社会の方で使い方を誤れば混乱に陥る。現にAIでイラストが描けるようになった程度でSNSでは大揉めである。


こういう新しいテクノロジーがもたらされた後の混乱というのは、工業革命とかその前後の世界史を追っていけば分かってくるものなのかなと考えている。愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶというけども、僕もちょっと世界史などを学んでこれから先の時代の見通しを持っておけば、ちょっとしたビジネスチャンスを掴むことができるかななどと考えてしまうのである。新しいテクノロジーがもたらす未来というのにはちょっと期待もしてるのだけど、それ以前にはすごい混沌とした時代もあると思うよ。

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