超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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画像生成AI時代以降のお絵描き文化について想像する。

画像生成AI時代以降のお絵描き文化について想像する。


さてー、ブログの時間だねぇ。最近は日常生活で何か変わったことがあんまりないし、ブログで書くこともそんなにないんだよな。


最近、小説のことばっか書いてるしね。僕の変なこだわりではあるけど、あんまり短い期間で同じ話ばっかりやりたくないんだよね。とはいえ、最近の興味関心は小説執筆であるけど、バカみたいにおんなじ話を繰り返すのもどうだろうなーと思う。


今日はちょっと目先を変えてAIの話でもしようかな。twitterを彷徨ってると次のようなTogetterの記事を見つけた。


togetter.com


ここ最近のMidjourneyから広がったAIお絵描きブームというのはどんどん加熱の一途を辿ってるようであり、やっぱ日本のオタク層の手にこんなツールを渡すとアニメ絵を描こうと試みるようである。で、実際にそういうスクリプトを食わせる技術というのがどんどん練達してきてしまってるようであり、今だとtwitterのTLを流れてるようなAIが書いたイラストが半端じゃないことになりつつある。下手をしたらプロが描いたと言っても通用しそうなイラストを生成できるようになってるようである。


まぁ、どんな絵が描かれているかは上のリンク先でも見てもらった方が良いと思うけど、多少不自然な部分はあるけどおっそろしくクオリティの高いイラストを錬成する方法が見つかりつつあるようである。なんか、僕もネットの噂だけですごいすごいと言ってるんじゃなくて、自前のPCで画像生成できるようにしてちょっと遊ぼうかなどと企んでいる。


僕が使ってるPCはM1タイプのMacbookであるんだけど、次のZennで書かれてる方法を使えばOSS版のAI生成ツールであるStable Diffusionでもインストールできる。ちょっと弄ってみよう。平日は暇がないから今度の休日にでもインストールする。


zenn.dev


やっぱすごいマシンパワーを使うらしくて、画像を生成するのに5分ぐらいは掛かってしまうらしいけど、わざわざクラウドを契約して有料で遊ぶのもいまいち気乗りしないので、こちらの方法でStable DiffusionをMacbookに突っ込んで色々とイラストを吐かせて遊んでみよう。


僕はシステム屋であるが故にこういうすごいおもちゃを渡されると素直に喜んでしまうんだけど、twitterの言論なんぞを眺めてるとこの画像生成AIブームのおかげで「イラストレーターの仕事がなくなる」的な言説が広がっている。どうにも僕も絵描きの端くれなもんだから、それもなんかアレだなーともんにょりしてしまうのである。


確かにさ、AIでこんだけのクオリティのイラストを描けるようになるんであれば、特にそのイラストレータの画風を求めてないようなこだわりのない仕事であるならば全部AIが出力したイラストで事足りるのである。AIで生成したイラストに関しては、今の所、特に著作権などの問題はないようで商用利用も可能なのだという。僕みたいな同人物書きの人間が、ちょっとした小説の挿絵が欲しいと思うような用途であれば、サクッとAIに出力させちゃって使うことは十分に便利で満足できそうである。


しかし、これで人間の絵描きが居なくなるかー?と問われるとそれは普通になさげなもんであると思うけどね。そもそも、AIに指示を出そうと思うのなら、人間の方のイメージを膨らませて萌えそうなイラストの命令文とか指示イラストを用意して注入しないとならんし、そういうイラストの持ってるストーリを考えるところまではAIはできてないっぽい。


いくらAIが描くイラストが細かくて上手いとしても、そこにストーリが込められてないと魂が入ってないイラストになっちゃうでしょ? やっぱ、今の時点でStable Diffusionで生成されたイラストとか見てても明らかにそれっぽい雰囲気を模写してるだけで詳細なストーリとか設定が込められてないイラストでさ、上手いんだけど不気味の谷を越えられてないのよ。


僕の予想では、こういう画像生成AIに関してはそのうちクリスタみたいなお絵描きツールに組み込まれて、ちょっとした指示絵を描くだけですごい細かく背景を生成させるとか、AIでイラストを生成しつつそれを人間が微修正しながら完成形のイラストを目指してくというのが、未来の絵描きの姿になるはず。僕もデジ絵を始めたのはすっごい古いPhotoShopとかからだったので、今のクリスタとかみたいに豊富なイラスト作成支援ツールとかない時代の苦労はよくわかる。昔と比べると今時の中高生とかも半端じゃないクオリティのイラストを描く。これはイラストツールの進歩のお陰である。


おそらく、これから先のデジ絵でのお絵描きというのは、AIも使いつつ楽してすごいクオリティのイラストを描く人がたくさん出てくるはず。僕も脳内に書きたいイラストの姿というのはたくさんあるので、それを作品として具体化できる方法が生まれてくるというのなら慶賀すべきことだと思いますけどね。

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