もっと自分の知りえぬ世界を見てみたい。
週末金曜日ー。もう疲労コンパイルですがね。今週末は何をするかなーというのを午前中から考えている。そろそろ、ユニクロにでも新しい服でも買いに行こうかななどと考えている。また、小説の最終章については今週末で終わらせてしまいたいね。玲と真輝の話についてはまだまだ続きそうな感じであるけど、ひとまずイヌガミギフテッドについては幕引きを図ろうかと思う。ちょっと体調が悪かったりとか、休日に時間がなかったりとかで終盤戦に入って進みが悪いんだよね。とりあえずカフェにでも行ってノマドして、最終章を終わらせる。
さて、何を書こう。最近、仕事が微妙に忙しいので書くべき内容について困る。仕事のことは守秘義務があるからそんなにベラベラとネットで話すわけにはいかない。かといってプライベートでそこまで2000字も書けるような出来事があったりするのは稀であるし、ブログ毎日更新というのは修羅の道であるなーとつくづく感じさせられる。
ちょっと、独学したいなーと思ったことなどを膨らませて色々と述べて参ろうかな。
僕は、職業がプログラマである。プログラマというのは日常的な勉強が求められる仕事であり、僕程度のポンコツでも日々、情報収集をするぐらいはしているのである。ネットをふらふらと彷徨って、興味深げなテクノロジーの記事を見つけたのならばはてなブックマークでブックマークして保存するようにしている。しかしま、プログラマの勉強としては、見つけた技術で何かしら自分の作ってみたいシステムやらアプリやらを実装してみるぐらいまでは手を動かさねばならぬのであり、情報を集めるだけで手の動かない僕みたいなのは口先だけの意識高い系になりがちである。
なんというか、僕は技術系のことだけに限らずに、知識全般を情報収集してみてそれを情報整理した上でどこかにアウトプットするような、知的生産の行いというのが非常に好きなのですね。はてブでブックマークした記事に関してはtwitterで情報共有するようにしているから僕をフォローしている人なら分かるかもしれない。そのほかにも、僕はWebの記事で知った情報とか読書をしていて気がついた情報などについてはScrapboxで整理するようにしているんですよ。
僕の興味関心があるような事柄というのは、全部Scrapboxに記述した上で情報を整理するようにしている。フロー的な情報に関してはブログで垂れ流しており、ストック的な知識についてはScrapboxで整理しながらWiki的にまとめるようにしている。
僕の関心というのは、人間というのはなんなのか？という感じの哲学的な問いみたいなもんに集約される。僕は大学の時は心理学を専攻していたのだけど、高校生ぐらいの時に哲学的な書物にハマり込んだが故に人間の心理というやつに興味を持ったのだね。主に関心というのは「自分という存在はなんだろう」という風な、自分の内面を知りたいが故に哲学や心理学に傾倒していったのだけど、それから人生を長く生きてみると、自分と世界との関係性みたいなものへ興味が移った。
自分が見えている世界というのは限定的で、書籍や他の人との会話によって世界が本当に広くて、自分が理解できないぐらいに奥深い世界がたくさんあるのだと知らされる。自分がどれだけ長生きしたのだとしても、世界全ての知識を知り得る全知全能にはなり得ないのだなと思うと悔しくもある。また、書籍の上で知るような概念的な知識だけではなくて、実際に生きてみて経験を通じて知らされるような知恵もあるのだと分かってきた。情報というのは網目状で、全ての人たちがハブになり、そこに現象のように現れていくものなのかなと思ってる。
ネット空間をクラゲのように漂っていると、さまざまな知識や経験がすごい勢いで流れていて圧倒されそうになる。ブログだけに限ったとしても、いろんな人の経験がそれぞれ書き連ねられていて、その人なりの経験則のようなものを知ることができる。膨大な数の人々の経験の束を眺めていると、そこから人間の本質のようなものを知ることができるんじゃないかという気分になるのよね。
僕は、このような他の人から得られる情報の他にも、自分自身がこの世界を生きてみての経験なども組み合わせて、人間という存在への理解を深めていきたいものだと思ってるのだよね。生きてる時間が長くなるほど、この世界というのは奥深くて、自分の知り得る領域というのはまだまだ狭いものだと思い知らされる。この、未知の領域がたくさんある世界というのは、自分が知識を深めていけばいくほど、解像度が上がって魅力を増していく。
純粋に、この世界というのは知れば知るほど興味深い。さらに知識を深めていけばどのような姿を見ることができるのか？という好奇心で、僕は知識を深めていきたいのだけど。
