超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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僕はこんな本を自分の血肉にしたいと思っている。

僕はこんな本を自分の血肉にしたいと思っている。


なんか仕事が忙しくてブログを書く時間が取れそうにない。昨日も同じようなことを言ってたっけか。とりあえずスキマ時間でちょこちょこ残してるメモを元にざっくりとブログを書く。


最近は体調の方は随分と良い。ポケモンスリープで睡眠時間を安定させて、それでちょっとでもグルグル思考が始まったなというときはすぐさまにAwarefyに感情メモを書き込み、ストレスコーピングのリストを確認して対策するようにしている。


僕自身の最近の生活の中での目標は、メンタルケアに徹底的に力をいれて安定した精神状態を身に付けようと考えている。マインドフルネス瞑想であるとか認知行動療法のような手法を色々と組み合わせて、自分なりの最強なメンタルケアな方法をマスターしようとしてるのだ。


最近、これは良いなと思うコーピング方法は、隙間時間での自分の座右の書にしてる本の読書である。


僕は色々な本を人生の指針にしており、その本はkindleで隙間時間に読めるようにしてある。そういう本については細かく小分けにされたエッセイのような本で、隙間時間にもちょっと気の向いた章を読んでみてなるほどと納得できるような本をチョイスしている。


今回はそれらの本について軽く紹介させてもらおうかなと思う。これは僕の我流の読書療法なのだけど、メンタルが落ち込んでる時などに読むと、我が身を振り返って見落としてた点などを気づかせてくれる名著というのがあるのである。そういう、落ち込んだ時に読んでみると視野が広がり、ちょっとは頑張ってみようかとやる気にさせてくれる本などを今回は紹介させてもらう。


まずはリチャード・カールソンの「小さいことにくよくよするな!」である。




こちらの本は細かく章が分かれており、隙間時間にタイトルが気になる章を1~2分ぐらいで読める本である。またそこで書かれていることが困った出来事が発生した時に改めて問題から距離を取り、問題をどんな風に捉え直すと楽になるかを教えてくれるエッセイばかりなのである。


このリチャード氏はカウンセラーであるらしいのだが、ヨガや瞑想などをやってることから仏教的な視点と共通点が多い。自分の感情をよく見つめてみて、「人生をメロドラマにしない」ように嫌な感情をうまくやり過ごして現実を楽観的に捉える手助けをしてくれる。


次は洪自誠の「菜根譚」だ。この本は100分de名著で知ったのだが、逆境の人生を送ってる人間が人生の意味を考えるために読むのには最適な本だろう。



www.nhk.or.jp


中国の儒教的な人間の生き方を説いてるような本であるが、その視点からは学ぶべきことは多い。人が人としてあるために生きる道というのはどんなことがあるのかというのを書いてある。人生の苦境というのはその人間の精神性を溶鉱炉のように鍛え上げる。逆境にある時こそ、自分の身の回りのことに気を配り、人に親切にして、自分を支える倫理や道徳というのをこの本から学んだ。菜根譚の名前の由来は「堅い菜根をかみしめるように、苦しい境遇に耐えることができれば、人は多くのことを成し遂げることができる」という意味である。


アランの「幸福論」は大学の時に知って、自分の人生の苦境の時に繰り返し読んでおり、こちらの思想は僕の骨肉にしたいと思っている。



アランの言葉で一番有名な言葉は「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意思によるものである」という一文であろう。この言葉からもわかるように、自分の意思の力でもってご機嫌な気分を維持するためにはどんなふうに考えれば良いのかということがたくさん書かれている。短絡的な自分の反応に振り回されるのではなく、状況を見据えて自分の気分を良くするためにご機嫌を練習する方法などの知見が得られる。


最後は「ストア派哲学入門」も細かく章が分かれていて隙間時間で読むのにちょうどいい。



ストア派哲学の哲学者はさまざまいるが、その数多くの名言を取り上げて現実の生活ではどのようにストア哲学を使えば良いのか書いてるような本である。ちなみに僕はストア哲学の哲学者では、エピクテトスマルクス・アウレリウスが好きだ。


この書籍は366章に分かれており、1つ1つの章が短い。その中でストア哲学のエッセンスがみっちりと詰まっており、なんかやる気がない時に読むとものすごく背中がしゃんとする。自分の欲求を飼い慣らし、人間らしく高潔に生きるという思想は、なんかすごく燃える。


僕は情報を得るためにパッと読む読書は新書や自己啓発本なんかをよく読むけど、人生の意味を考えるために何度も読む本というのはこんな感じの古めの哲学書なんかをよく好んで読む。今回取り上げたこれらの書籍は章が細かく分かれてるので、隙間時間でパッと目についた章を読んでみて隙間時間に読書するための本ばかりだ。僕は自分の生き方がよくわからないからこんな感じの思想を借りてきて自分の考え方を補強してる。こういう読書療法をしてると徐々に自分のスキーマーが整えられて、長期的な視点ですごく気分が楽になるんだよね。まぁ、良い本ばかりなので読んでみると良いですよ。

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