超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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人生に悩んだときに読む本を紹介する。

人生に悩んだときに読む本を紹介する。


悩み事いっぱいコレクション。まぁ、今に始まった話ではない。


さて、ブログの書き出しにはいつも悩む。頭が悩み事でパンパンの時は、書き出しで弱音を書いてズルズルと愚痴を書き綴ってしまうけど、そんな弱音を読まされる方もたまったものではないだろう。


僕はブログの下書きを書き終わった時はAIくんたちに記事を読み込ませてみて、校正をしてもらったりとか感想をもらったりするのだけど、最近新しく入れたClaude3くんは弱音に対しては厳しめのレスポンスを返すことがあるんだよね。でも、ちゃんと読んでくれてるっぽいのでなかなかに信頼感があるような感じである。


ブログで愚痴をダラダラと書き綴ることに関しては、あんまりやりすぎると読者も逃げるし、書いてる自分自身の性格も歪んじゃうところがあるからねー。やっぱりさ、人間というのは発してる言葉の通りの性格になりがちだと思うんよ。陰険なことばかり言ってる人が本当は優しい人間でも、そういう言葉を使ってるうちに陰険な性格になってしまうのはあり得ることだろう。そこんところは気をつけなければならない。


綺麗事ばかりを書いているのは偽善ではないかーという疑問もあるかもしれんけど、物事の始まりは偽善でも良いだろう。普段からぐちぐちと弱音ばかりを吐かないように気をつけたりとか、できるだけ前向きな言葉を使うように気をつけてると、いつしか外側の方から自分の内面まで変わってしまうこともあるだろう。


他人から何もかもポジティブであることが素晴らしいという風潮を押しつけられることには「しゃらくせえ」と反発を感じるタイプの人間ではあるが、自分で楽に生きるために自主的にポジティブになる努力については悪くない選択だと思うのである。いちいち人に対する嫉妬心とか僻みばかりを心に蔓延らせて恨みを溜めてると、自分の方がかえって内心が辛くなってくる。どうにも僕もそういう心の弱さが課題であったので、自分が楽に生きるためにポジティブになりたいと思い、弱音や人の悪口を避けるように気をつけているのである。


アンガーマネジメントだとか、そういう自分の発作的なネガティブな感情のコントロールについては、ちゃんと勉強して練習することについてはものすごくコスパがいい行いである。きちんと自分の内面をコントロールする練習を積んでおけば、いざという緊急事態に対応するような引き出しが増える。どれだけ大失敗をしてみじめな気持ちになろうとも、その自分自身の心を救うための言葉の引き出しをいくつか持っておくと、悲惨な感情をうまく軟着陸させてリカバリーを行うことが可能になる。ここんところ、自分も頑張って身につけたいと思ってる習慣である。


僕は何か嫌なことがあった時に、スマホkindleを取り出して適当に目次から今の気分にあった章を読んでいる常備薬のような本がある。仏教であるとかストア哲学など、その辺りの気分を楽にするためのコーピングとして考えを整理するようなエッセイがぎっしりと詰まった本があるのである。今回はそれらの書籍を紹介しておこう。


まずは「「前向きに生きる」ことに疲れたら読む本」である。



こちらの本を書いてるのは南直哉氏という恐山にある寺の住職代理をなさってるというお坊さんが書いた本なのだけど、仏教というのはとにかく余計な感情を入れずに、クールに物事を観察して分析するための学問であるのだなと気が付かされる。「大きな夢なんか持たなくていい。夢は冷たくみないとならない」とか「ぐるぐると頭だけで悩んでるだけでは何も解決しない。まずはそれが憎悪なのか嫉妬なのかはっきりさせてみたらそれだけで解決する」とかそんなような実践的な言葉が役にたつ書籍である。


次は「小さいことにくよくよするな!」である。



こちらの本を書いてる、リチャード・カールソン氏も仏教の教えを取り入れたアメリカ流の考え方をする方で、とにかく頭の中が緊急事態でパニックに陥ってる時に読んでみると心が静まるエッセイがたくさん書かれている。「人生は緊急事態ではない」とか「ストレスに強くなろうとするとますます強いストレスばかりになる」ことであるとか、人生に対する捉え方の視野を広くすることで楽になるエッセイが多い。100の短いエッセイ集のようなものなので、短い時間でもすぐに気になった章を読むことができる。アメリカではリビングやトイレに1冊ずつ置いてる家もあるとのことである。


最後は「ストア派哲学入門」である。



この本はストレスを感じた時に読むというよりは、何か自分をかっこいい言葉で鼓舞したい時に読む本である。セネカの「卑しい者、才に乏しい者にも成功は訪れるが、人生の惨事や混乱に打ち勝てるのは偉大な人物の特質である」のような、哲学的でかっこいい言葉が満載の一冊だ。人生に迷ったときに、こちらの中から心にくる一章を読んでみて、「よし、頑張ろう!」と思える本である。


僕はストレスコーピングの一貫として、何か人生に迷った時とか、ストレスでどうにもならなくなった時はこれらの本の中から言葉を探して、自分を鼓舞することで立ち直ることがよくある。役に立つかは分からんけど、ひとまず読んでみて心に残る言葉があれば幸いである。

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