超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


SPONSORED LINK

ちゃんと自分の頭で考える哲学をやりたい。

f:id:yuki_2021:20210519084928p:plain

ちゃんと自分の頭で考える哲学をやりたい。

ここしばらくの哲学の不在。


なんだかんだと文句をつけるようなことを書いているけど、日中はtwitterでフラフラとしていることが多い。もとより自分はネットジャンキーの気質であり、一日中駐在しても飽きないスペースがあれば、ずっといるだろう。


しかしながら、twitterというのは短文で情報をやりとりする空間だからなのか、思考が細切れになってまとまった思考ができにくくなるね。twitterに時間を費やすよりは本でも読んでいた方が良いのではないか?という気がする。


なんというかさ、細切れにされた情報をずっと浴びていると、深い思考が出来なくなって、自分がなんのために生きているか?とかそういうことを考えるのが出来なくなるよね。ここ最近悩んでいるのは、哲学の不在。


自分が何のために生きているのか?などの根本的な考えが全く思いつかない。深い思考力が奪われているのではないかなと思う。


生活に忙殺されているせいもあるかとは思うけど、自分の存在意義などをちゃんと言語化して考えることが出来なくなってるのは痛いよね。僕はこうやって毎日文章を書いているけども、これはその様な深い思考をしたいからでもある。表層的な、どうでもいいことばかりに終始しており、自分の内面を深く掘り下げることが難しくなっている。


自分が生きる意味とか人生の目的だとか、そういうのを見つけるためには哲学をしなければならない気がする。人がそういうものの答えを見出すことは人それぞれなのだけど、僕の場合は人生の答えが知りたくて哲学をやりたい。


何を求めるかで読む本は変わると思うのだが、そこらの売文家が書いた自己啓発本ぐらいで生きる目的を見つけてしまうのは、あまりにも「安い」。ちょちょーいと書き飛ばされた適当な自己啓発本に啓発されて効率的に生きようだとか張り切ってしまうのは、意図的にそう自分を奮発させようとしているのなら良いけど、あれらの本から真の生きる目的を見出すのは難しいと思うのだ。


文学や哲学書ってのは、壁打ちの相手みたいなものであると認識している。自分の認識が曖昧で分からないことすら分かってないものを明らかにするために、悩みを顕在化させてくれる媒体であろう。


まずは自分にとって哲学とはなんなのか?とそのあたりからよく分かってないのよね。いや、以前も何度か哲学の入門書を読んだりして、なんとなくイメージは掴めているものの、こういう人生の意味を問うために読むべき書籍がなんなのか分かってない。


僕は哲学の入門書としては、この二冊が良いのではないかと思ってる。


www.ituki-yu2.net


史上最強の哲学入門

史上最強の哲学入門


www.ituki-yu2.net



実際に、僕が今回言わんとしていることは、「考える教室」を読んだときの感想で書いたことだ。思考が短絡的なものばかりになっており、もうちょっと本質的なことを考えることができるようになりたいなと思っているのである。そのために読む本がプラトンだろうが吉本隆明だろうが良いけども、ちょっと人生の目的を明らかにする思考がしてみたいのだ。


飲茶さんの「史上最強の哲学入門」は、たしかに哲学を楽しく学ぶには易しい本であるかと思うけど、あまりにも分かりやすすぎる嫌いはある。この一冊で、西洋哲学史の中の主要な論点をすぐに理解できてしまうすごい本ではあるのだけど、わかり易すぎて本人が哲学をやりたいと思ったときには、本質から逸れてしまうのではないかという恐れもある。


だがまぁ、学問の歴史というのは、偉大な先人たちがすでに答えを出していることを理解した上で、その先に新たなノッチを刻んでいくことではあるのだけど、僕はあくまで個人的な理解を深めるために哲学をやってみたいのだ。

まとめ


「考える教室」を読み直してみるかねぇ。確か、実際に「ソクラテスの弁明」とかそういう読みやすい原著に当たってみて、実際に自分の頭で考えるようなことを勧めている本だった。実際に哲学書を読んでみて、自分の考えを深めてみたいと思ったのだ。


なんかね、生きる意味とか目的とか、個人的なそういう目標があやふやでちゃんと言語化できないのよね。僕の場合、生活はルーチン化してしまうことで、半自動的に生きてしまってる所があるので、そういう強烈な生の実感みたいなものも外注して用意せにゃならんことだったりする。


とりあえず、何かしらそういう哲学書のオーディオブックとかも無いかどうか調べてみようか。最近は本を読む時間もないので、そちらを捻出するのが先かもしれないな。

プライバシーポリシー免責事項