超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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オタクとヤンキーって意外と気が合うんです。

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今日、ネットを彷徨っていると見つけた。うーん、ほのぼの。またレベルの高いヲタが集まったなぁ。そして相手の黒ギャルもなかなかに戦闘力高そうな感じ。こういう違う種族の交流はどこか微笑ましいw

 

表題の件ですが、経験上そうだよなと思ったのです。ヲタとヤンキーは割と気があったりするんです。僕の高校時代の数少ない友達はことごとくヤンキーでしたね。まぁその頃の僕はヲタというよりは中二病拗らせの文学少年みたいな感じでしたけど。いつも図書館に篭ってニーチェを読んだり河合隼雄の影響でユング心理学を研究してました。実存哲学とは何かを考えているような高校生でした。僕はその頃から基本的に拗らせ系な性格をしているのです。

 

僕の場合は、成績不良で留年した年上のヤンキーの友達。コイツはクラスで浮いていたので自分ぐらいしか話す相手がいないから付き合ってた。僕自身、まったく人を無視するようなやな感じの人間でしたけど、しつこく話しかけてくるのでしかたなく付き合ってる感じでした。基本的にヲタ人種は他人とは没交渉になりますけど、ヤンキーは誰であっても躊躇せずに話しかけてくるから付き合いが成立することがあります。ヲタ人種の数少ない人付き合いの相手がヤンキーになることも珍しくありません。オタクにとっては受け身でもひたすら考えずに絡んでくるのでヤンキーは御しやすい相手だったりします。無論、面倒なこともありますけど。
この人とは図書館裏でいっしょに弁当食べていた。たまにタバコを貰ったりしてたけど、これはここで話しても大丈夫なものなのだろうか。まぁ時効だろうが。そいつはタバコが必要だから吸っているというよりは、悪いことしてる感を楽しむためにたばこを吸っているようでしたね。傍から見ても、そんなことで悪ぶる必要もないだろうと思うほど演技じみたヤンキーぶりでしたから。

 

変な所で純情な奴でしたね。バレンタインデーにクラスメイトにチョコレートを貰ったことを自慢するために、こっそりと買って持って来るような人でした。ださださの田舎のヤンキーで女っ気はまったく望めないような奴なので、バレバレだけど一応褒めてあげていた。
そりゃまぁヤンキーだから突っ張ってはいますけどそんなに悪いやつではなかったなぁ。まぁはぐれ狼系というか、留年しているので群れに入れないタイプのヤンキーでしたね。

 

体育祭に参加するのが嫌だったので、体育祭当日に一緒に学校裏の金網を超えてバックレたりしていた。女子にいいところを見せるために張り切る男子。「男子ー、さぼってないで練習しろよー」とか行ってる女子。それを暖かな目で見つめる担任。そういう、背筋の産毛が全部立ち上がる様な環境は僕らの様な人種には耐え難たいので一緒にボイコットした。彼もそういう環境には馴染めないからこそ嫌いみたいだったです。

 

なんというか、オタクとヤンキーという人種はそういう世間一般的な幸福な関係を敵視する傾向があるとおもうのです。お互いにそういったリア充的なイベントにはまったく参加することが出来ない立場である。オタクとヤンキーにとってはリア充の一般人は共通の敵なのです。
類似する点としてそういった一般世間の幸せに背を向けている事でつながることもあるのかもねと思ったのです。

 

冒頭の記事を読んでいると、そういう昔話を思い出した。

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