さしてネタなし。時事及びブログ論に逃げることにする。
なぜか小学生に各種メディアの信頼性をアンケートするという調査があったんだけど、ネットの信頼性は29.0%だとさ。まぁ過去最低というのは調査したのが2度しか無いので、単なる博報堂の煽り文句だけど10年前よりインターネットの信頼性が下がっているってのは興味深いな。
僕が事あるごとに主張しているのはネットはデマだらけってことなんだけど、ネットの情報をやたら盲信している「ネットde真実」は高齢者にも多い。
増田をソースにする僕もかなりアレなんだが、実際ありそうな話なので採用させて頂く。短いから全文引用してしまおう。
■親父がネトウヨでつらい
親父がFacebookを始めたらしく、なんとなしに、どんな事投稿してるか覗いてみたら、保守速報とネットギークをシェアしまくってた。。。
安倍首相への応援ポエムを書いてたり
ネトウヨ仲間と韓国の差別コメントで意気投合してたり
顔写真、本名晒してなにしてんだよ!
本屋なんかに行くと嫌韓愛国本が並んでいるコーナーが目につくんだが、どうもネトウヨの高齢化が進んでいるらしい。団塊ジュニアぐらいの世代ってのは学校教育現場では日教組にゴリゴリに反戦教育されてきたから、年を取って反動でネトウヨになってしまうことがあるようだ。
twitterの日の丸アニメアイコンぐらいはまだかわいいもんだけど、facebookで実名顔出しでネトウヨ活動しているのは流石に危ないんじゃないかと思う。脅すわけじゃないけど、しばき隊はホントなにするかわかんないぞ。目をつけられると自宅に押しかけて嫌がらせぐらいは普通にやるだろう。このあたりのリテラシーが怪しいのが実名顔出しのネトウヨである。僕が予想するところでは、彼らは2ch経由のネトウヨではなくてヤフコメあたりで活動してきた連中がfacebookを始めたから可視化されたものなんじゃないだろうか?2chでネトウヨしている連中は形勢不利だとあっさり転びそうな気がする。この無駄な情熱は多分ヤフコメ民だろう。
ウインストン・チャーチルの言葉で次のものがある。
こりゃ別に共産主義に限らず嫌韓もそうだなと思う。僕もFlashが流行しているぐらいの時代は嫌韓だったけど、ちょっと冷静になって周りを見渡した時に一緒に韓国を罵倒している仲間たちの見苦しさでリベラルに振れちゃった。年取ってからの嫌韓は抜けるのも大変だろうな。嫌韓は若い頃に一度経験はしておいて免疫つけた方が良いだろう。
まぁ、いずれにせよ今時の子供達がネットに懐疑的ってのはむしろ良いことだと思うけどな。はちまとかNAVER まとめの悪質まとめサイトとかトランプのフェイクニュースとか普通にネットの情報の信頼性は低いからな。ここはひろゆきの名言で締めさせてもらいたい。
さて本題。ブログ論を一発かまそうかと思ったが、弱小ブログの僕が語るブログ論などどれだけ偉そうに語ろうが無意味じゃなかろうかと思った。僕の心に刺さった言葉はうさぎたんのこれ。
「雑記ブログの作り方で雑記ブログを育ててはいけない」って言葉が無関係の僕のハートまで抉ってしまって未だトラウマ。
まー、このエントリーを書いているうさぎたんって人はいじられキャラとして有名らしい。直接絡んだことないから全然わかんないんだけど、偉そうな上から目線でエントリーを書いて、炎上させては平謝りということを繰り返しているとのことだ。はてなのどこかで公然と罵倒しても許される人リストに入ってるのを見たことがある。
この勝手にコンサルされているポジ熊って人も微妙で、1日に10更新とかの多更新で炎上して有名になった人。雑記ブログの作り方をメインコンテンツで作っていて、ルーキーの中では有名人のはてなーってポジションだと思う。
問題のうさぎたんの言葉なんだが、たしかに説得力があるんだよな。僕みたいな大した実績も出していないブロガーが偉そうにブログを語るのは笑止の極み。とはいえ、PV数とかアフィの額で自慢してくる奴が正しいかといえばぜんぜん違うしな。しかし、自分で自分に説得力を持たせるためにいろんな手を打たないと誰にも読んでもらえなくなる。そのためにブログ論を語るのは別に恥ずかしいことではないとは思うけどな。ただ、収益報告なんぞを下手にやっちゃうと駄目だろうな。下手に自分でPV数をばらしてしまうのも馬鹿にされる。カリスマ性があるやつはどっかミステリアスじゃないと。出来もしないことを偉そうに語るのが、出来るブロガーのコツである。ブロガーってのは虚業なんだろうな。