大体、ひと月ごとに自分へのご褒美的なものでちょっとした小物をamazonでポチっているんだ。今月はBluetoothイヤホンを購入したんだが、これがなかなかによろしい。
QCY Bluetooth イヤホン QY19 ワイヤレス 防水 高音質 スポーツ ノイズキャンセル ハンズフリー マイク(黒)
- 出版社/メーカー: Hele
- メディア: エレクトロニクス
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- Bluetooth4.1を搭載
- 1回の充電時間はわずか1-2時間、最大約5時間連続再生
- IPX4防水等級でランニング・ジムなどスポーツ時の汗やお風呂の湿気、ワークアウト中の汗と小雨での使用に耐える防水・防汗性能を備えております
これで3000円弱ぐらい。いままでiPhoneのイヤホンは購入した時に付いてくるライトニングケーブルの奴を使ってたんだけど、Bluetoothイヤホンでも最近はここまで音質が向上しているんだな。ずっとapple musicでヒットチャートを垂れ流しにしている。音楽が楽しい。
来月は何を買おうかな。ちょっと腕時計が欲しいんだ。今は時計はiPhoneを使っていて腕時計を装備していない。スマートウォッチでも手を出そうかとも思うんだけど、デザインがことごとくダサい。apple watchなんて、ああいうデザインをいい大人がビジネスで使えるはずがなかろう。
- 出版社/メーカー: Frederique Constant
- メディア: 時計
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こういうラグジュアリーなやつが好みなんだけどさ、¥ 83,840だとさ。スマートウォッチでもこういう良いデザインの奴は出てきているんだね。それにしても8万かー。カードで分割にすりゃ買えない訳でもないけど、ただでさえ借金があるのにこれ以上返済せずに増やしてもな。
来月は給料の他に年金も入るから、一気に借金返済に当てようと思っているんだ。まぁ、ウィンドウショッピングで物欲は満たすことにするさ。amazonをフラフラしているだけでもそれなりに楽しいんだ。絶対今後買わないだろうなってものが欲しいものリストに入っている。
ちなみに僕がブログで欲しいものリストを公開しないのは、ある種の戦略的なものである。下手にプレゼントをもらうと媚び媚びの文章を書かないといけなくなるでしょ。そういう、誰かに無理やり媚びる文章を書くと、ブログの寿命が縮んでいく。一部界隈ではプレゼントを送り合うのがブームらしいけど、あれは暴力的ですらある。金が絡むと人間関係はナイーブでデリケートになる。善意でプレゼントを送っているつもりでも、送られてきたその後の対応を考えると札束でビンタされているようなものだ。僕が欲しいものリストを公開しないのはブログ運営の戦略的な視点の元からである。
まぁいいか、今日の本題はどうするか? お題スロットは最近使いすぎだから、過去記事のリライトで今日の分の更新は済ませるか。
ちょろっと構造主義的な物語の書き方を纏めておくか。僕の小説の書き方は、プロットの段階では構造主義アプローチで構築する。
僕が修行時代に参考にしていたのは大塚英志の「物語の体操」。大塚英志は、純文学の作家の神話性を破壊するために、本当に素人から出版に乗るような小説を書ける実戦で使えるメソッドを作ろうという思惑で何冊かの文章読本を出している。
文章読本というのは、実際の人気作家が作業方法とか心掛けを紹介している本が殆どなのだが、大塚英志がやったような構造主義的アプローチで、フローチャートを埋めるだけで小説を書けるようになるという派閥が居る。僕の創作方法はそちらから大きな影響を受けている。
物語の体操 物語るための基礎体力を身につける6つの実践的レッスン (星海社新書)
- 作者: 大塚英志
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/08/23
- メディア: 新書
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- 作者: 新城カズマ
- 出版社/メーカー: 角川学芸出版
- 発売日: 2009/08/08
- メディア: 単行本
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- 作者: ニール・D・ヒックス,Neill D. Hicks,浜口幸一
- 出版社/メーカー: フィルムアート社
- 発売日: 2001/03/01
- メディア: 単行本
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こういう構造主義的アプローチは、神話や民話などから構造だけを換骨奪胎するというやり方でプロもやっている。例えば、大江健三郎は構造主義を用いて『万延元年のフットボール』とか『同時代ゲーム』を書いている。一番手っ取り早く、深くて上手い話を作るためには有効な手段なのだ。
ちなみに大塚英志の「物語の体操」で使われている「カードを使ったプロット練習法」の為にRubyでスクリプトを組んでいた。テキストを出力するだけのシンプルなプログラムだけど動くことには動く、使いたいならどうぞ?
だが、こういう方法だけ学んでも手が動かなければいつまでも小説は書けない。絵にしろ小説にしろ量をこなさないといつまでも上達はしないものさ。作家になるほどまでに上達するのに必要な条件は、才能とエグいぐらいの克己心なんだろうなーと思っている。