超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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僕にとってはこのブログは財産である。

僕にとってはこのブログは財産である。


さて、今日は順当にいけば飲み会でブログ休みの日である。とはいえ、毎日更新の記録を止めるのも嫌なので、この記事は10月25日から26日にかけてちょっとずつ分けて書かれた記事である。


実際まぁ、こんなに毎日更新にこだわったところで別に美味いものが食べられる訳でもなし、完全に自己満足の世界なのだけど続いちゃってるものを止めるのにもエネルギーがいるよね。止まってる物質を動かすためにも静的摩擦力でエネルギーが要るけど、動いてるものを止めるのはもっとエネルギーがいる。


ブログに関しては完璧にやめ時を見失っちゃってる状態ではあるけど、とくに誰かに迷惑がかかるでもなし。自分の毎日の時間の捻出が多少手間というぐらいである。ifを考えるのは後悔の元ではあるけど、もしブログを毎日1時間ずつ書いてる時間というのを技術の勉強や他の語学などの習慣に割り振っていたのなら、今頃僕はまた違うキャリアを送ってたのかもしれない。


まー、そういうのはどうでもいいんですけどね。僕は別にしがらみとかそういうネガティブな要素がブログを書くモチベーションという訳ではないので、ブログを書くのは純然たる趣味なんですよ。ブログ書いてる時間は間違いなく楽しいし、一日の疲れを癒すために夜にキーボードを叩いて文章を書いてるのである。


ブログの継続については僕は僕は一家言持っているけども、アクセス数とか稼ぎとか自分の外部の要素にモチベーションを任せてるブログは長く続かない。いずれ数字の乱高下に精神をすり減らせて燃え尽き症候群を起こして消えていくのが大概だ。ブログが続くタイプというのは自分の中に欲求を持っている人である。周りの環境がどれだけ変化をしようが、自分が書きたいから書くという人は長く続く。


習慣を続けるときに自分の中にモチベーションの源があるのかどうかというのは重要な違いであり、一時的にモチベーションを高めるために自分にご褒美のような手段を使っていても、その刺激がなくなった瞬間に行動をする理由がなくなる。


限定された特定の目標を持つというのも時と場合による。きちんとゴールを設けてその目標に向かって走ることは、ゴールに向かう時は大きなモチベーションを産むけども、ゴールに到達してしまった後はモチベーションが霧散してしまう。


結局、僕がブログを長く続けることができてる理由というのは、「なんとなく生活の中で文章を書くのが好き」というぐらいのゆるい行動規範を持ってるからである。ブログをやり続けることで何か成し遂げたい目標というのはないし、1日のうちに文章を書く時間があるのが楽しいぐらいのことしか考えていない。書き続けることで何かしらの価値が生じるかもしれないという淡い期待のようなものはあるけど、なかったとしてもそのブログを書いているという行動自体が好きなので問題はない。


手段と目的の逆転というのはしばしば自己欺瞞の問題のタネになるけども、自分でそういう主客転倒が起きてるなと気がついているのであれば行動を継続し続けることの力となる。行動すること自体が目的となってる状態では、行動することに対する葛藤というのがなく、ストレスフリーで行動を実行することができるのである。


ネットをフラフラしてるとしばしば見かけるが、誰かに評価されることを目標にしてブログやSNSで過激な言動ばかりをしている人がいるけども、ああいうのは他山の石として学ぶ程度にとどめておいた方がいい。インフルエンサーのような多くの人のアテンションを集めることで評価をされてる人というのはいるけど、それらの人たちの内面まで満たされてる状態なのかは分からない。経験則では主体と客体があまりにも乖離してしまってる場合には人が理解してくれない孤独感ばかり強くなるので、ペルソナばかりが強くなってしまう状態というのは息苦しいであろうなと思う。


まぁ、「雑文書き」と肩書を名乗り、ネットでフラフラとある事ない事を書きまくる生活というのは随分と長いキャリアになってきたけども、そういう行動により学んだことも色々とある。僕のブログは日記の延長線上にあるような代物であるけど、こうやって自分の考えてることを言語化して客観視できるようにしておくというのは、いろいろな気づきがある。


僕がこのブログの毎日更新を始めた頃というのは、病気のせいで性格が荒んでおり、わりかし世界や人生に対して絶望をしていた。このまま人生を生き続けても希望なんてものはまったくないと思っており、書いてる文章にもそんな人格の荒みが現れていた。


しかし、毎日しっかりと思ってることを書き綴り、それをブログに公開していると自分自身の考え方というのが安定してきて、ちょっとずつ成長していくのを感じた。このブログの毎日更新を始めた頃から結構な歳ではあったけど、人間の成長というのは何歳からでも起きるものなのだなと思う。まだガキだけど、少しは大人な考え方も学ぶことができたかな。


ちゃんと自分の内心を書き綴ってるブログというのは、他の人にとっては価値がなくても、自分にとってはものすごい財産なんだよね。読み返してみると自分がどんなことを考えていたかとか、どんな出来事が起きてるのか振り返ることができる。また、ブログを通じてできた人間関係も財産であろう。毎日更新はいつか終わるけど、ブログに関しては死ぬまで書いてると思う。

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