自分の人生を使って何を成し遂げられるのか？
最近習慣化しようと頑張ってることは色々とあって、ネットの悪い情報を見ないように気をつけていたりとか、ポケモンスリープで7時間睡眠を安定させることであるとか、ポモドーロテクニックを使って一日4時間は集中して作業を行うことであったりとかする。
どれもちゃんと習慣化できたのならば生活をQOLを高めてくれる習慣であるからちゃんと毎日実行しておきたい。僕はどうも物事の習慣化というのは得意分野であるらしく、色々なことをルーチン化する才能があるらしい。ブログに関しても結構長く書き続けることができているし、やろうと決めたことに関してはコツコツと積み上げることができる。
しかし、どうも僕は物事に対して重要度であるとか価値の高いものを判断してルーチン化するということは苦手であるらしい。色々とやってる割には人生全体での成し遂げたことの価値というのはそれほどでもないなと思う。たとえば仕事での自分の価値を高めることを最優先に考えるのならば、小説を書いたりとかイラストを描いたりみたいな趣味にリソースを割り振るよりはプログラミング技術の勉強を徹底的にやった方が良かったはずだ。
人生というのは全部を成し遂げることはできない。自分がやりたいからと言って、やりたいことすべてをやっていると1つとして熟練することはできずに器用貧乏になってしまう。僕はそういう器用貧乏の典型みたいなタイプであり、さまざまな趣味を中途半端なクオリティでやることはできるけど、何1つとして極めた分野というのがない。
物事の価値判断というのが論理的というよりは直感的なのである。ネットをフラフラとしていて、なにかすごい作品に出会った場合、「自分もやりてー！」という風に一気にテンションが上がってしまい、ひととおり道具やノウハウを集めてしまって一時的にはまり込むことがよくある。それから適当に習慣化を行いある程度のレベルまでは上達することができるのだけど、ある程度時間が過ぎると一気に熱が冷めて飽きてしまう。
こういう熱しやすく冷めやすい性格で今まで生きてきてしまったので何もかもが中途半端なのである。最近、転職活動をしたいから自分の実績を振り返って自己分析などをしてみてるのだけど、とくにPRできるような実績というのもそんなにないのである。ちょっと器用にプログラミングするぐらいのことはできるけど、僕よりも若くて全然コーディングできる若者というのはいっぱいいるし、将来性を考えるのならばそちらの方を雇った方がいい。
どうにも最近、無能なままに中年になってしまってるなということで悩んだりすることがある。そこんところも認知の歪みがやらかしてる妄想である可能性があるので、あんまり深く考えないようにしている。必要なのは具体的に見る事ができる実績の記録であり、能力がないのであれば改善点をはっきりさせてそちらの方向を努力するなどの客観的にみても価値のある行動を積み上げていく必要があるな。
そういうことを考えながら仕事術の記事などを色々と漁ったりするけど、そういう小手先の仕事のやり方を変えたところで自分の価値というのが変わるかなーと不安になったりするんだよね。
まぁ、ちゃんと普段やってるルーチンとか行動とかを「アイゼンハワーマトリックス」を使ってどんな行動をやるのかはっきりさせる。「ミッションステートメント」をはっきりと決めておくことで、どういうことにリソースを割り振るのが正しいのか決めておくことが肝心だよな。どうも僕はそういう自分にとって何が重要で必要なのか意思決定することに関してはリソースを割り振っておらず、興味関心のままにフラフラとクラゲのように漂って生きることをやりすぎた。
しっかしま、どうにも僕は世間一般に認められるようなところで自己実現することについては諦めた方が良さそうだと考えており、自分の中の「内面の成功」を目標にして生きるのが正しいんじゃないかという結論に落ち着きつつある。こういうのを月一でいくカウンセラーの先生とも何度も話し合っており、自分の人生の目標というのはなんだろーというのは僕の一大関心事なのである。
僕の人生のロールモデルにしたい人というのは、みんなクールで計画的に自分の人生のリソース配分を成功させて人生の成功者になっちゃってる人たちばかりなのだけど、所詮他人と自分というのは与えられた環境も才能も違うのだから同じような路線というのは歩めないものであろう。僕には僕のやり方というのがあるのであり、そこんところを冷静に見定めるのが今の自分にとっては必要な行動であるなと思う。
ようやく最近になって、自分というのは何者であるかというのに気がついてきたというのはある。メディアやSNSで賞賛されてる成功者とは全然違うラインの成功を目指すべきなのだなというのも分かってきた。人生80年であれば今がちょうど折り返しであろう。自分の人生を使って何を成し遂げられるのか？ というのはそろそろはっきりさせたいところだ。
