超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


SPONSORED LINK

ネットサーフィンからの解放―根性よりも仕組みに頼ろう

ネットサーフィンからの解放―根性よりも仕組みに頼ろう


ふみょーんって感じ。仕事をするふりはしてるけどいまいち身が入らない。なんとなくノイジーな感じな情報が欲しい発作が発生してる。


僕はたまにファストフードな情報というか、ごちゃごちゃした感じの質の低い情報をネットサーフィンして時間を潰したいという欲求に囚われることがある。Twitter(X)でだらだらと時間を潰してしまうインターネット依存症の癖がいまだに抜けてないというか、今でもたまにどうでもいいような人のブログを隅々まで点検するように深掘りしちゃってるということがたまにある。


今年の密かな目標の一つであるけど、そういう質の低いインターネットサーフィンの癖を完璧に抜いてしまう、というのがある。今でもなんとかその依存症を排除するために努力をしており、仕事場ではFreedomというインターネット遮断ツールを使い、業務外のウェブサーフィンをできないようにしたりとか、自宅でもついだらだらと眺めてしまうような質の低いコンテンツというのはWifiルーターでIP単位で禁止サイトをdenyにしてしまってそもそもネットワークごと繋がらないようにしてしまうという風な処置をしてる。


この手のインターネット依存症を断ち切るためのコツ、というのは多少は見えてきた。インターネットをだらだらとみてしまうのなら、そのトリガーを絶てば良い。僕の場合だと、自分がインターネットにポストした投稿へのレスポンスがトリガーとなって、そこを起点としてずっとネットをフラフラしてることが多い。


SNSというのは悪魔の発明だなと思うのだけど、はてなブログでもあるような画面右上の赤ポッチ、これが表示されるとパブロフの犬のごとくついついクリックしてそこからネットサーフィンしてしまうのである。


TwitterでもそのほかのSNSでもこのようにレスポンスがあったときにスマホにプッシュ通知が届いたりとか、バッジが表示されたりする。これをみた瞬間に脳内麻薬がドバーッと溢れ出すのである。これはまさしくパチスロで当たりが出た時と同じ反応であり、こういうランダムな当たりが出るシステムに動物は依存すると言われている。


こういうランダムな報酬で動物は依存症になるということについて学術的なことを知りたければ「スキナーボックス」などのキーワードで検索したらいいよ。現代のスマホなどが発達した世の中では、いかにしてユーザを自分のアプリに依存させるかというテクニックが色々と洗練されており、何も知らずにスマホを使ってると可処分時間を全部スマホに吸われる。


こういう、消費者を依存させるテクニックというのは、広告であるとかTVゲームとかさまざまな分野で研究されている。特に、現代社会においては無料や低価格で無限に時間を潰せるコンテンツが溢れており、ほぼ全ての人々が何かしらの依存症によりコントロールされてるのではないかと思われる。SNSとかYouTubeは最たるところであり、スマホアプリは如何にして画面の前の人の集中力を奪って長時間画面を見させるかどうかでシステムが設計されている。


なんでSNSの会社とかGoogleとかが無料で金にもならないのにユーザを依存させるかーというと、今の時代だとユーザの可処分時間とか利用データというのは売れるんだよね。ユーザがどんなもんに興味を持ってどのタイミングでいいねをするかのデータというのは、そのタイミングで適切な広告を出せばこのユーザはアイテムや商品を買ってくれるというのはビッグデータの統計でしっかりと把握されている。無料のつもりでスマホで遊んでいたとしても、このことに興味を持ってるユーザ向けの広告枠であるとかそういうユーザの興味関心が売買されてるのである。


完全無料のSNSやらソシャゲで遊んでるつもりでも、実際のところはスマホから相当な量のデータが抜き出されてAIなどで学習されており、そこから得られたビッグデータで広告を見せられて売買意欲をコントロールされて買いたくもないものを買わされてるのである。Twitterとかああいう短文SNSなんてものはモロにパーソナル向けの広告を見せるために設計されてるようなものであり、どういうツイートの傾向かとかいいねの傾向をしっかりと把握された上で消費者をマインドハックするためのツールなのである。


多くの人は麻薬中毒であるとかアルコール依存症にはなりたくないと思ってるだろうが、SNSYouTubeのネット依存症になってる人はものすごく多い。僕的にはこういうので企業にコントロールされて可処分時間を奪われるのは無駄だと思ってる。趣味のことだとか勉強したいこととか沢山あるし、人生の時間は有限だ。集中力を奪われた状態では仕事もまともにできないし、全体的な生活の質を落とすだけだと思ってる。


こういう依存症とか悪い癖を抜くにはどうしたらいいのー?というのは悪い習慣に関しては20秒ぐらい実行が遅れるようにそのトリガーを遠ざけてしまう「20秒ルール」というのが存在している。


toyokeizai.net


あとスマホ依存症とかであるなら、タイマー付きの箱で時間が来るまで開かなくなる商品というのもある。こういうのに作業したい時間の間はスマホを封印してしまうというのもいいだろう。



良い習慣を作るのも悪い習慣を抜くのも「根性よりも仕組み作り」である。理性が働いてる状態のうちに、どのようにしたら悪い習慣をするトリガーを遠ざけるかの仕組みを考えて実行するのが良い。僕は今年はそういうネット依存症をなんとかしたい。

プライバシーポリシー免責事項