勇気を持って行動することの重要性
今日は調子は普通であるな。成人の日であるけど、うちの会社は公休日も仕事なので普通に仕事。
ちょっと去年の振り返りをやってみたのだけど、どうやら僕は睡眠リズムを安定させることで随分とメンタルの安定度が違うらしいことに気がついた。9月ごろからポケモンスリープを始めたのだけど、それからあとはメンタルの調子が絶好調なのである。去年の前半とかそれ以前を見てみても、ずっとなんか恨み言のような日記を書いてたのだけど、去年の10月ごろからメンタルが安定し始めて、性格もなんか穏やかな感じになってしまってる。
しかしまぁ、僕はたまに時間をとって自分のブログや書いてきたメモというのを振り返るようにしてるけど、なんでここまでこの人は偉そうなのか。。特に何かすごいことをやった人でもないのに態度というのが妙に大きい。
こんなしおらしいことを書いてるけど、別に卑屈になるほど反省してる訳でもないっす。なんか、僕もこの歳まで生きてみて気がついたことであるけど、あんま謙遜しすぎると調子に乗ってこっちに全部何もかも押し付けてきたりとか、調子ぶっこいてマウントをしてくる人にエンカウントすることは結構多い。自尊心が損なわれてる時はその手の人に好き勝手されることというのは何度かあったので、ある程度、自分を保つための根拠のない自信というのは重要な要素である。
ここんところのコミュニケーションにおける駆け引きについては色々と考える。世の中で出会う人を見ていると、すごく良い人なんだけど気弱すぎて息苦しそうだなーと思うことがある。なんか、気の毒なぐらいに他人に気を遣ってる人とかを見ると、そんなに顔も知らない他人に尽くしても見返りってのはそんなにないけどなーとか思ったりする。
僕もどっちかというと内向的で引っ込み思案だけど、他人と向き合うときは舐められちゃうと交渉にならないから、ある程度外面を強面に保ってるというところもある。や、素の性格が結構粗野でもあるけど、一応ものを書いたりとかする人間でもあるし繊細なところもあると思う。人と交渉するときは相手に対して押し付けすぎもしないし、引きこもりすぎもしないように気をつけるようにしてる。
こういう対人関係における考え方では、ちょっと古い本ではあるけどやっぱり「嫌われる勇気」で書かれていたユダヤ人の賢者の教えとされている考え方が役に立つと思う。
「10人の人がいるとしたら、そのうちの1人はどんなことがあってもあなたを批判する。あなたを嫌ってくるし、こちらもその人のことを好きになれない。そして10人のうちの2人は、互いに全てを受け入れ合える親友になれる。残りの7人は、どちらでもない人々だ」
どれだけ自分が周りの人全員から好かれようと努力をしたところでそのうち1人は嫌ってきて色々と批判してくるし、7人は表面上は調子を合わせようとしてくるけど本当はあなたのことはどうでも良い。残り2人が本当に認めてくれて友達になれる人物だ。
こういうの行動経済学のプロスペクト理論でも見られるような人間心理だけど、人間というのはどれだけ良いことがたくさんあっても、一つの悪いことの方に注目して気分の上げ下げをする。職場の中でそれなりに上手くやれていて良好な人間関係を保てていたとしても、一人嫌いな人がいるだけで何もかも台無しという気分になるのである。この嫌いな人の言動に振り回されて、結局自分自身の態度を硬化させて他の人との関係を崩してしまうこともあるだろう。
だからまぁ、僕がたびたびブログでも書いてる格言だけど「人は人、自分は自分、されど仲良し」である。しょっちゅう他人の言動に振り回されて気分を乱高下させてる僕がいうのもなんであるが、自分自身のことというのは一番自分が知ってるし、他人がなんと言おうが自分で自分のことを認めているのなら、他人からどう思われようが別に関係ないのである。
結局のところ自分自身の人生の責任を持つのは自分自身だけであるし、自分の気分を良くしたりとか行動を変えたりするのも自分でしかできない。自分の親だろうが一定年齢以上からは何もしてくれないし、自分の気分を良くするように他人に期待ばかりするというのも随分と幼い態度であると思う。
ここんとこ、僕も偉そうに書いてはいるけど100%やれてないことである。ちょっとした他人の言葉で凹んで数日にわたって気分を害することもある。本質的なところでは自分に対してちゃんと自信を持ててないから自己顕示欲が強くてそれに振り回されることもある。
対人関係においてしっかりと自分の意見を持つにはどうしたら良いのか? と問われると、それはやはり勇気を持つことである。自分の意見が批判されて傷つくかもしれないと思っていても、実際に行動をしてみないと現実は分からないのである。
僕が人間関係で悩んだ時に知って楽になった名言を書いておくよ。今回は名言ばかりのエントリーであるがそれでも良いだろう。
『あなたの許可なくして、誰もあなたを傷つけることはできない エレノア・ルーズベルト』