超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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GWは美術展に行ったり、自宅で映画をみてる。

GWは美術展に行ったり、自宅で映画をみてる。


4連休三日目のお休み。今日は母親を連れて、那覇市新都心沖縄県立美術館でやってる「キングダム展」に行ってきた。


kingdom-exhibit.com


撮影可能なところで作者の原泰久先生の直筆サインがあったので、そちらの写真だけはブログにアップする。



キングダムに関しては、僕がファンというよりは母親がNetflixのアニメや実写映画をよく見るので母親がキングダムのファンなのである。僕も隣で何となく見てるのでストーリーの筋についてはだいたい知ってる。


キングダム展では、多数の原画であるとか作者が美術展のために書き下ろしたイラストなどが掲載されており、迫力がすごかった。3メートルぐらいはありそうな王騎将軍のイラストなんかもあったりして、これはガチの原作ファンはすごい感動するんだろうなーと思う。


や、でも、久々に美術展に行けてすごく気分が良くなった。ここんところ美術館に行って絵画を見るなどの文化的な行いをやることができてなかったので、自分の中の芸術成分がすごく薄くなってるという感じだったんだよね。やっぱり美術展というのは、実際にその場所でいろんな絵画や展示品を見ると心を動かされるし、その心の動きを自分の中で観察することで自分に向き合う行いでもあると思うし、やっぱりたまには美術館でやってる展示を見に行きたいものだよね。


GWはみなさん楽しんでます? 僕は人混みに行くのが嫌で、基本的に適当なところに外食に出かけたりとか自宅でアマプラでいろんな映画を見たりしている。とりあえず明日は最終日なので、サウナにでも出かけて整えてこようかなと思ってるところである。


書くべき話題も特にない感じなんだよな。基本的に一人っきりでカフェに行って書き物をしたりとか海辺で瞑想をしたりとかそんな感じの休日の過ごし方をしており、プライベートで特筆するような出来事がない。


久々に自宅にこもってアマプラで映画を見たりしてる。コロナ禍の頃は休日にどこにも行くことができないからよく見てたんだけど、最近は休日はバタバタしてるので自宅で静かに過ごすということができてなかった。貰い物の高品質のコーヒーを淹れて自宅で映画を鑑賞するというリッチなGWの過ごし方をしている。


GWでみてた映画というのは、「僕と頭の中の落書きたち」と「こんな夜更けにバナナかよ」である。以前からネットの方などで聞いて自分が興味を持てそうな映画だったので、この機会にアマプラでレンタルして視聴してみた。


「僕と頭の中の落書きたち」は主人公が統合失調症の当事者で、その幻覚がいろんなキャラクターになったりとかCGで表現されたりするような作品だ。僕も統合失調症の当事者であるからこの作品はどんなもんなのか気になってたんだよね。


この作品の中で表現される幻覚で現れる現象は、あくまでエンタメ作品としてポップに表現されてる感じだなーとは思った。まぁ、この病気の幻覚や幻聴は千差万別でそれぞれの患者ごとに個人差がある感じだから、あんな感じで害のないタルパっぽいやつが見える人もいるのかもしれない。だけど、自分自身の体験であるとかネットのいろんな経験談でも分かる範囲だと、統合失調症の陽性症状の時は、全世界の悪意が全部自分に向かってくる感じであり、周りの人全てが敵に見えてるからまともな社会生活を送るのが不可能という感じだぞ。統合失調症の幻聴・幻覚の表現としてはそこまでリアルじゃないなと思った。


だけど、副作用を嫌がって断薬して、断薬のせいで症状が再発してテンパって破滅して、強制入院させられたりするのは統合失調症あるあるだなーと思った。リアルでもネットで見かける体験談でも、断薬をしたせいで病気が再発するのは良くあるパターンだ。この病気は断薬をすると高確率で再発をして、しかも再発するたびに脳にダメージが蓄積して認知機能がどんどん落ちて悪化していくという病気なのである。


僕はそれを恐れて、同じ病気の人たちにも断薬だけはするなと言い続けてきたよ。断薬をして再発を繰り返しているとそのうち陽性症状が固定化されてしまい廃人になる。精神病院にはそのせいで20~30年長期入院してるような慢性患者がいる。ああなっちゃうともう一般社会には戻れないだろう。


それと、健常者のこの病気に対する差別を恐れる主人公の気持ちも「わかるなー」という感じ。現実問題、会社学校などの社会生活を送るときはこの病気はカミングアウトはしない方がいいと思う。僕はネットではこんな風に自分が統合失調症の当事者であることを明かしてるけど、リアルでは親しい友人にすら明かしてない。何かしらのメンタル疾患であることは言っておいてもいいけど、病名までは明かさない方がいいと思う。余計な軋轢を生むからね。


随分と長々と「僕と頭の中の落書きたち」について語ったけど、この作品は健常者が統合失調症について知るきっかけとしてはいいなーと思った。「こんな夜更けにバナナかよ」については、大泉洋のわがままな筋ジストロフィー患者の演技が上手いなーと思った。それ以外はありがちな邦画の凡作という感じ。重度身体障害者とボランティアのヘルパーを扱った題材はいいんだけどね。


GWの4連休もあと1日である。明日はスープカレーを食べてきて、サウナでぼんやりしてくる。みなさんも悔いがないようにしっかり休もう。

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