時間管理のために「パーキンソンの法則」を使う方法。
お疲れーっす。今日もひとまずブログをさっさと書いてしまうことにする。ここんところは仕事を頑張ろうという機運が高まっており、色々と仕事のやり方を工夫するモチベーションが高い。
なんか、転職活動を頑張ろうということも考えていたが、今現在、障がい者雇用のプログラマの転職というのは難しい状況。無理に転職して変な企業にハマってしまうよりはスキルアップをして自分の能力を高める方向で仕事の時間を使おうと思ってる。
ちょっと、最近見かけた情報なのであるが、障がい者のプログラマのキャリアアップに言及している記事を見かけた。
どんな風に障がい者でIT関係の仕事についてる当事者がキャリアアップを目指していくのか考えるなら、さまざまな技術を身につけて行ったりとか、与えられたタスクを完遂するスキルを高める、コミュニケーション能力の向上に努めるなどの方法が考えられるだろう。
僕自身の場合では、統合失調症の認知機能障害があるけど、タスクの完遂能力を高めていくことができたのなら、これからのキャリアの中でも新しい仕事の切り口が見つかるかもしれないし転職をする時にも「集中力がないせいで仕事ができません」みたいな配慮の理由を言わなくてもいいかもしれない。
どうも、僕はこのサボり癖というのがものすごくコンプレックスであるらしく、会社で集中できずに仕事ができないことがすごく嫌。なので、ポモドーロテクニックやGTDなどのさまざまな仕事術のやり方を工夫してみたりとか、仕事効率化のための理論などを情報収集している。
今日見つけた仕事の効率に関する理論としては「パーキンソンの法則」という理論を見つけた。
パーキンソンの法則とは次のような理論だ。
パーキンソンの法則とは、イギリスの歴史学者・政治学者であるシリル・ノースコート・パーキンソンが提唱した、仕事の量は、与えられた時間に比例して膨張するという法則です。
具体的には、以下の2つの法則から成り立っています。
第一法則:「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」
第二法則:「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」第一法則は、仕事の量は、与えられた時間に比例して膨張するというものです。例えば、1時間で終わる仕事に2時間の時間が与えられた場合、人は2時間かけてその仕事をやり遂げてしまうということになります。
第二法則は、支出の額は、収入の額に達するまで膨張するというものです。例えば、収入が100万円の場合、支出も100万円に達するまで増えてしまうということになります。
これは長期的なプロジェクトのモチベーションに関する法則であるな。なにか大きなプロジェクトを計画していて、そのプロジェクトの時間見積もりで長く作業時間を計画していたとしても、実際の仕事は締切ギリギリまでおしてしまうという現象を示す法則だ。
これは僕もなんとなく実感として分からなくもない。僕はさまざまな個人開発や小説執筆などの大きなプロジェクトを計画して実行したりするけど、締切を設けてないプロジェクトというのは完遂しにくいのである。「暇・時間があればやるよー」という考えは、時間があってもやらない人の考え方だ。
僕の経験則であるけども、締切というのは自分のモチベーションを高めるためにも使うことができる。このブログに関しては毎日書くという風に締切を設けているけど、締切が存在しているがゆえにきちんと毎日更新を続けることができている。締切が存在しているタスクについては、人はひとまず手を動かして完成させようとする。クオリティはともかく成果物をきちんと完成させるためには締切を設定していた方がいいのである。
人間というのは制限があるのなら、その制限の中でどのようにして最大限のパフォーマンスを出そうかと考える習性がある。しかし、人間の認知能力には限界があって、短期的な仕事に関しては直感的にどのような仕事を順番にやっていけば良いと把握できるけど、長期的なスケジュールになった場合にはどのようなタスクをやればいいと分からなくなってしまうのだ。なので、長期にわたるプロジェクトを実行していくには工夫がいる。
とくに僕のように認知機能が衰えてしまってる人間にとっては、長期的なプロジェクトにおいてはどんな仕事をやっていくのかが分からなくなることが多い。こういう問題に対応するためには、仕事を始める前にまずはタスクばらしなどをして具体的な粒度までTODOリストを作成するということが重要だ。また、仕事全体のスケジュールに関しても、仕事を与えられた段階で作業時間の見積もりを出しておき、マイルストーンなどを設けてスケジュールを具体的に把握できるようにしておくことが必要だ。
僕が今、仕事の上で必要だなと思うことは、自分で仕事の最初の段階で作業時間の見積もりを出しておいて、それを周りに報告しておいて自分なりの仕事の締切を設けておくことである。具体的にどんな作業をやれば良いか分からないからモチベーションが上がらずにサボるし、サボるから結局怒られてしまう。
「パーキンソンの法則」のような仕事に関する理論を集めて自分なりの仕事術を編み出すことができたのなら、スキルアップもできるかもしれない。ひとまずそういう仕事術を磨くのが今の僕の活動方針であるよ。