ブログを書き続けることで一財産築いてしまった。
ブログを書くことをブログでエントリーにして書くのは、やりすぎると馬鹿みたいと僕は思っている。別にブログは書きたい人は書くし、書きたくないやつは書かないもんである。別に書き続けているから偉いという訳でもないし、ましてやPVや稼ぎが多いから偉いという訳でもない。
僕自身としてはブログを書くことについてはこう思っている。
なんか、自分は本当にブログでどうでも良いこと書くのが好きなんだなーと思う。
— ゆきにー@雑文書き (@yuki_20211) 2020年6月16日
別に儲かったりとかそういう事は無かったけど、それとは関係なくでっかい財産になっちゃった。
おそらく病気で入院とかしなければ本当に死ぬまで書いてると思う。
ちょっと前に読者登録していた人が今何やってるかを調べたりしてたんだけど、やっぱ想定以上にブログを続ける習慣ってのは難しいもんなんだなと思う。WordPressに行ったりWebライターなどをやったりしているけど、結局書くことを辞めてしまってる。今だとブログオワコンということでYoutubeなどに流れていった人たちもいるけど、ブログオワコンの今でも書くことが好きな人はいろんな長文テキスト系界隈で書き続けている。個人的な感想だと稼ぎとかPVとか数字に縛られている人は続かない。自分の内面に情報発信それ自体を楽しむモチベーションがない人は媒体を何に変えようが続かないもんだ。
僕もはてなでブログを14年続けているけど、こうやって書き続けているのは結果論なんだと思う。僕は基本的には文章を綴るのが大好きな人種なので、毎日1時間程度、今日気がついた事を綴ったりするのはストレス解消の1つなんだけど、それでもブログの毎日更新をルーチンにすると面倒くさかったり書けなかったりする日が出てくる。そういう面倒くさい日もなんとか苦しみつつも何とか人様に読める文章をひねり出そうとして書き続けてきた結果、今では時間になると適当にキーボードを叩けば1時間で2000字を自動的に書ける。今ではなんとなく、考えている事を文章としてアウトプットする能力は人並み以上にあるのではないかと思う。案外、僕はブログを続ける才能には恵まれていたらしい。
自分も人生を30年以上生きてきて色んな経験をしてきたけど、色んな事で負けっぱなしで総支出としては赤字になってるだろう。20代のときは本職をバリバリやって成功者になろうと思って仕事術やら自己啓発本を読み漁っていたが、結局、ブラック企業に飼い殺しにされてうつ病から統合失調症のコンボを決めてしまった。精神病院の保護室などに閉じ込められて、本当に人生のどん底を這いつくばってきたのだけど、ブログを毎日書き続ける事で自信を取り戻し、地道に就職活動を続けることでなんとか社会復帰をすることができた。
マジで血反吐を吐くような地獄みたいな世界を見てきたのだけど、現在はなんとブログ経由で嫁さんとも結婚してしまい本当に幸せな生活を送っている。わりかしマジでブログを書くことで人生を変えてしまったのである。このブログで綴られている記録というのは、僕がどん底を這いつくばっていた時期から立ち直り、自信を取り戻して社会に復帰するまでの軌跡なんである。そのうち、書籍としてプリントアウトできるサービスがあったのでそれを使ってアルバムみたいのを作っとこうと思う。
この「自信」ってなんだろうなー?とは思う。世の中には自信がなさすぎて社会に立ち向かう勇気がない人がいっぱいいる。自分自身、さして何かに対してチャレンジをしようとする時は石橋を叩いて壊すタイプなので自信は無い方である。だけど、今では求められている責任などを果たすために必要に応じて自信を運用している気がする。なんか、自信過剰にもならず身の丈にあった自信というのはブログを書くことで身についたのではと思う。
僕がブログを書いている時は、内面と外側の世界のバランスを上手く取りながら文章を紡ぐ事を意識している。内面に寄りすぎると独りよがりな文章になって読者が読んでも共感できない。時事ネタとか外側の世界の事ばっかりを書いていると、心がやせ細ってきてしまい生きている実感を感じることができない。そのバランスを上手く取ることで、独りよがりにもならず共感してもらえ書いていて楽しい文章になる。
僕にとってこのブログで書いてきた記録というのは一つの財産なので、これからもずっと書き続けたいなと思っているのである。最近ではnoteも使い始めて、別のプラットフォームでも書こうと思うけど、はてなブログの毎日更新はよっぽどの事がなければ辞める予定はないのである。まぁ、そもそもはてなブログがいつまで続くのかも定かではないけど、はてなブログが閉鎖されるならデータをエクスポートしてドメイン移管してWordPressで書き続けるつもりである。
僕にとってはブログを毎日書くことがルーチンを超えて生き様にまでなってるので、ここで人生を綴ることは辞めることはないだろう。とりあえず、僕は今は亡きハゲックスさんのこの言葉にも励まされたことがあったけどね。
アクセスが集中して喜んだり、炎上に巻き込まれて悲しんだり、コメント欄に応援メッセージが書かれて舞あがったりするけど、結局は周りに影響を受けず、自分のペースにコンスタントに更新できる人がいちばん強い。
PVアップ術じゃ、受けるブログの書き方講座じゃ、はてなブックマークの人気エントリーに入る方法じゃ、確かにそれらのテクニックはあるし、オイドンもある程度ノウハウを持ってるけど、そんな技術は関係なく、ブログで大切なのは「何か言いたいことがある!」の有無なんだよな。