超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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障がいを持ちながらの社会復帰では何を考えるか。

障がいを持ちながらの社会復帰では何を考えるか。


うみょーんって感じ。仕事がお疲れですでにブログ書く気力も尽きてしまったよね。とはいえ、ブログは書かねばならぬのである。


最近気になるのは、僕は毎日朝晩に血圧を測定してるのだけど、測定値が高血圧の域に到達してしまったこと。これが1回だけであれば計測エラーかもしれないけど、先週の土曜日から複数回、140/90以上の数値が出てきたので、明日は仕事を半休とって内科を受診してこようと思う。


うちの母親も高血圧のせいで脳出血で半身麻痺になっており、うちの家系は高血圧の遺伝子持ちらしいのである。なので、ちょっと前ぐらいから朝晩の血圧測定をやったりとか、使う塩を一日6g程度に抑えるなどの生活習慣を工夫しようとしてるがどうもダメらしい。仕方ないので内科にいって相談して降圧剤などをもらってくるとしよう。


週末もカウンセリングだったり、親戚の葬式だったりで今週は休む暇がない。まぁ、日曜日の葬式は1時間も参加したら終わるだろうから、適当に那覇あたりのカフェにでも行ってコーヒーを飲んでくるとしよう。できれば1週間に1日ぐらいは完璧に休みの日を入れるように気をつけたいのであるが、予定が詰まってる時は仕方ない。


最近はまぁ、仕事の方を色々と頑張ろうとして仕事術の方を工夫しようとなど考えている。僕は統合失調症の認知機能障害が残ってるのかなんなのか、仕事における集中力が異常なほど低い。


なんか、今一番克服しなければならない自分のウィークポイントと言えばサボり癖であり、仕事の上でもツッコミを入れられるのを避けるために仕事を頑張ろうと決意しているのに、意識を仕事に集中させることができないのである。これはどうやら病気で障がいが残ってしまったようであり、なんか意識がぼーっとしてしまって主体的に仕事を頑張ってやろうと思ってもすることができないのである。


こりゃー、主治医にも相談してみたけど焦らず我慢して回復を待ちましょう的なことしか言われなかった。薬が悪いんかなー? と思ったりしたこともあったのだけど、先生が言うことにはこの意識がぼんやりしたり思考の巡りが悪くなるのは病気の方の症状であるとのことである。本当にそうかなと思って図書館で精神科看護師が読むような精神科のリハビリの本などを読んでみたけど、実際まぁ薬を飲まない人の方が認知機能が落ちると言うことなので、薬に関しては主治医に相談もなしに下手にいじるのは避けた方がいいのだろう。


そこんところはまぁ、これ以上気に病んでもあまり得るところはなさそうだ。統合失調症という病気は陽性症状で妄想が激しい時期から、脳のエネルギーを使い果たして陰性症状で引きこもりがちになる時期を経て、そこからじっくりと焦らずにリハビリに取り組むことで徐々に社会活動へ復帰できるような流れになってる。その中でどれぐらいの回復のレベルで症状が止まってしまうかというのは人それぞれであり、陽性症状が抜けなかったりとか、引きこもりの状態で回復が止まってしまう人もいる。そこんところで統合失調症の回復がどのような経緯を辿るのかというのは、Dr.林先生のこちらの本が一番わかりやすかった。



僕は陽性症状が激しくて精神病院に入院してたのは2014年ごろなのでそろそろ病気を発症して10年ぐらいになる。それでひとまず社会復帰をして働くことができてるので、自分はこれぐらいまでは回復することができるということなのだろう。しかし、ま、認知機能障害に関してはある程度残ってしまうようであり、健常者に対抗してバリバリ競い合いながら働くというのは難しいようだ。


今現在でも、ひとまずはひたすらメモをとりながらだけど書類仕事をしたりとか、プログラミングをすることは時間がかかるけどできるようであり、クビにはならずに障がい者雇用の正社員で6年は働くことができている。なんか、会社でパワハラ気質の上司がおり、もっとバリバリ働けと怒られたりするけどそういうのに関しては「ウルセー、お前も障がい患って思考が回らん状態で働いてみろよ!」と言い返したいところである。


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最近、このような記事を読んだ。こちらの人は京大卒で大手マスコミで働いていたエリートらしく、バリバリやれていた頃の自分を思い出してしまい相当に苦しんでるようであるが、ここで書かれていることにものすごく共感した。


僕は20代ぐらいの時は、独力で会社でプロジェクトを立ち上げて、メインプログラマをして製品を開発して、それがスマッシュヒットを飛ばして表彰されるぐらいには開発能力があった。その時であれば一日中でも集中してプログラミングをずっとやり続けたりとかそういうこともできていたのだけど、今現在はコーディングをしても30分も集中力が続かない。というか、仕事以外にもプライベートでも今現在何をしているのかすぐ忘れてよく分からないのであり、それでやるべき作業を忘れないようにメモを取りまくる習慣を身につけたのである。


上記の記事の中の方は、いまだにエリートだった頃のことが忘れられずに苦しんでいるようであるが、障がい者の人生においては自分に残された能力を使って如何に内面の満足度を高めるかという「内面の成功」を目指した方がいい。社会においては人と競争して競い合って勝つことが幸せになる方法と言われているけど、そーいうラットレース的なところからは逃れて、自分にとっての主観的な幸せを追求した方がいい。


どうもさ、障がい者の人生にとっては病であるとか障がいをどう受け入れるのかというのが肝心であるような気がするんだよ。世の中でバリバリやってる人たちを見上げて劣等感に押しつぶされると負けで、人生においては負けなければ勝ちである。この辺り、自分も完璧にできてる訳ではないので、これからの課題である。

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