アフィリエイターとネット小作人の事について。
リクエストがあった。
先日の下書き供養の記事で、リクエストがあったのでそのネタを回収してまいります。
だらけかあさん様(id:darakekaasan)より、依頼があったので、そちらを対応していくとする。
今回はアフィリエイターとネット小作人のネタについて書いてまいろうか。
アフィリエイターはブロガーを馬鹿にしとるんだとさ。
いきなり内角高めの火の玉ストレートでバッターのけ反らしに行くんだけどさ、僕の元々の芸風としてはこんな感じであった。最近は丸くなったほうである。
この様なツイートを見かけて、いっちょがみしようかと思ったが、アフィリエイターとブロガーが喧嘩になってたので、危ない火種に手を突っ込んでやけどするのもアレなので、様子見をしていた。
アフィリエイターさんと話をして違和感を感じた昔話をさせてね。
— とよもも@コードを書きたいPdM (@momokotoyopet) 2020年2月18日
2年ほど前にね、有名なブロガーさんが開催するオフ会があって、抽選で当たったから行ったの。80人くらいブロガーさんとアフィリエイターさんがいて、知り合いが1人もいなかった私は三人で話していた男性陣に話しかけたら、三人とも
アフィリエイターだったのね。
— とよもも@コードを書きたいPdM (@momokotoyopet) 2020年2月18日
しばらくそこで話を聞いてたんだけど、ひたすらどうやったら「お金稼げるか」っていうことばかり話してた。
何か違和感を感じたのね。でもその時の私はその違和感が何なのかわからなかった。
最後ブロガーだった私に「アフィリエイターはブロガーを見下してますよ。」
って笑顔で言ってきたの。
— とよもも@コードを書きたいPdM (@momokotoyopet) 2020年2月18日
最後まで違和感が何なのかわからなかったけど、帰り道に私は「あの人たちとは人種が違うし、いくら稼いでても私が目指したい人たちじゃないなぁ」と強く思った。
ベンチャーに入って、しゃっちょさんや周りの起業家さん達と話す機会が増えて、あの違和感の正体がやっとわかった。
— とよもも@コードを書きたいPdM (@momokotoyopet) 2020年2月18日
しゃっちょさん達は「人のために何が役立つか、世の中を良くするには」って事に重点を置いてビジネスを展開しようとしてるのね。
でも、あの時出会ったアフィリエイターは違った。
「世の中を良くしたい」は一切なく、お金稼ぎの話しかしてなかった。
— とよもも@コードを書きたいPdM (@momokotoyopet) 2020年2月18日
どちらが正しいのかはわからないけど、私は「世の中を少しでも良くしながらお金を対価としてもらおうとしてる人たち」の側にいたいなぁ、と思う。
そんなことを思い出した、まなぶな夜。
ちなみに私はアフィリエイターさんの生き方を否定しているわけではまったくありません。
— とよもも@コードを書きたいPdM (@momokotoyopet) 2020年2月19日
私はそっちの分類には入れなかったなぁ、というだけで
世の中には色んな人がいて、価値観が違って面白い・・・!
2020年の2月の段階のツイートなので、もう大丈夫だろう。その代わりに書いても話題にもならないんだけどさ。
アフィリエイトに関する当ブログの考え方。
僕の性質としては、元々嫌儲であるので、ブログで金稼ぎなんぞ怪しからん!プンプン!みたいなことを書いていることもあった。でも、ここまでアドセンスとかが一般に普通に普及してしまった現状では、そんな時代錯誤なことを言っても仕方ないよなとおもってる。第一、自分のブログにもアドセンスを貼ってるのであり、この状態で金稼ぎ怪しからん!みたいな言説に完璧にコミットはできないのである。
それにしたって、上述したツイートにあるような、書く事に対してなんのポリシーもない拝金主義一辺倒のアフィリエイターやらブロガーというのはいるのであり、それらの連中とは一線を画しておきたいところだ。上記のツイートではアフィリエイターだけど、こりゃ、アフィリエイターだけに限らない。とある有名なプロブロガーはコロナ禍初期の頃「コロナはブロガーが稼ぐチャンス!」だとのたまい、ぼっこぼっこにされた。稼げればなんでもいいやつはブロガーにもいるのである。
まー、別にブログで稼ぐとかは悪くないんだけど、それで書かれたお役立ち記事って、興味がない人が読んでも面白くないんですよね。個人的な感想だけど。僕が好むブログ記事というのは、個人の情念を薪にくべてガンガンに怪気炎上げまくってるあっついやつで、そういうエモいブログを流行らせたいと思って各所で活動している感じなんですよ。
大概まぁ、お役立ちブログというのは、検索に引っかかりやすいワードを散りばめた文書を作って、そちらにGoogleより人を引き寄せて、商品を売りつけたり広告を読ませたりしておぜぜを稼ぐ商売なのである。世の中には、ブログで好きなことを書いて稼ごうだとか虫のいい話もあるところにはあるようだが、そういうのはありえませんので焦らないように。ブログで商売やるのなら徹底的にSEOに特化して、人が気になってる検索ワードを散りばめた文書を作らないといけない。どっちかというとそういうのはビジネス文書的なマインドを徹底させないといけないので、書けたとしても個人の感想ぐらいである。
ネット小作人としての生き方。
ネット小作人というのはこちらの記事を読んで自分が作った造語である。
いまの世の中のネットメディアというのは、Googleという大地主から土地を提供してもらってせこせこと田畑を耕して小銭を恵んでもらってる小作人ばかりである。それが良いとか悪いとかではなく、そういう生き方が普通になってるということだ。
Googleの商売はえげつない。強力な検索エンジンの力により、まさしく世界の覇権を握ってしまったといっても過言ではない。その気まぐれで、ブロガーやらアフィリエイターのようなネット小作人は数百、数千万人単位で首が飛ぶ。ちょっと前もコアアップデートにより、ブログがオワコンになってしまうという出来事があった。
世の中では、ブログやユーチューバーで稼いでレールを外れた自由な生き方がなんちゃらー、みたいなことを言ってる連中がいるが、何のこと無い、首輪と鎖の持ち主が、企業からGoogleに変わっただけである。
まとめ
だからなんだと言うわけじゃないけど、Googleに稼がせてもらってることを自覚しているネット小作人はいいけど、手のひらで踊らされてる事に気がついてないやつは随分と滑稽で笑えるのである。ネットを使って自由に生きようと言ってる割には、書いていることはきっちりと七三に分けて社会の規範から一ミリも外れてないようなマニュアル人間ばかりであるし、意外性のかけらもない。
僕が主張するところとしては、自分の頭で考える能力が無いやつは、本当に稼げる商売はできないっす。別にネット小作人に限らず商機を逃さないようにしたら稼げるチャンスはいくらでも転がってる世の中だ。ブログで書くことなんざ、書きたいことを書けば良い!
そういう、青年の主張でした。