日常生活を観察する目と視点
調子が悪い。困ったものである。先週あたりから仕事に対して全くやる気が起こらず、食欲もなんか爆発してしまってる。銀歯が取れて歯医者に行かなくてはならないし、耳鳴りもまだ治ってないから今週末は再び耳鼻科に行く予定である。
調子が悪い時は無理をせず、仕事も適当に手を抜きつつのんびりとやって、体調が回復してくるのを待つしかない。最近、ようやく自分のメンタルやフィジカルとの付き合い方が分かってきたけど、調子が悪い時に無理をして拗らせると下手をすると数ヶ月に渡って不調な時期を引きずるという恐ろしい目に遭うこともある。
しばらくは無理をせずにほどほどのノルマで生活を送っていくことを心がける。メンヘラの生活というのは本当に大変である。精神状態の不具合から体の方の調子も常になんとなく悪く、調子が良い時に健常者の普通ぐらいのバイオリズムである。調子は「悪い」か「普通」の二択しかなく、どれだけ体に気を使っても永遠に絶好調という日が訪れないのである。
しかしまぁ、調子が悪いのは事実であるがそんなことにことさらにフォーカスしても仕方ないのである。調子が悪いなら悪いなりになんとか日々を送る方法を考えねばならず、ないものねだりをしても虚しくなるだけだ。いい大人なんだから自分の機嫌というのは自分で取るように気をつけないと。愚痴を言ったところで誰もご機嫌は取ってくれないからな。
さて、調子が悪い書き出しで始まった今日のブログ。何を書くのか全くのノープランだ。ここんところネタになりそうな話題といえば、Web同人誌に参加したというぐらいであり、そのネタは昨日使った。
ネタがない時には「ネタがない」と書けるのが雑記ブログの良いところであるが、あまりにもこれを繰り返すと読者に呆れられる。ブログの毎日更新をやろうと思うのなら普段からのブログネタの管理というのが重要な課題であり、そこんところをあんまおろそかにしてしまうとブログを書くのが苦しくなってしまう。
僕のブログではネタの管理というのはやってない。ブログを書くときは基本的にフリーライティングであり、ブログを書く一時間ぐらい前から「今日のブログは何書くかなー」と頭の隅っこの方に思考を転がしておき、その時に思いついたネタを膨らませまくって記事を仕上げるという感じである。
しかし、計画的にブログを書く人であればブログネタ管理というのはやってるものだろう。はてなブログの下書き機能などをよういて、ネタを思いついた時にここにメモ書きを残しておくという感じじゃなかろうか？ 僕も昔はそんな感じで思いついたネタをメモに残しておくということをやってたのだが、下書きというのは寝かせすぎると腐るのである。
どうも、ブログネタというのは書きどきの旬を逃してしまうと書こうと思っても書けなくなるもんである。「このネタは絶対バカうけ100%の鉄板ネタだぜ！」という風なブログネタに関しても、頭の熱が冷めた後からメモを読み返してみると、なんか恥ずかしい独りよがりなつまらない独り言が書かれているというのはあるあるだ。
毎日ブログを書き続けてる人でネタをちゃんと管理して、ネタ帳のようなものを用意してる人というのはいるのだろうか？ なんか特化ブログのように、きちんと漏れなくその知識に関する記述を広げていかねばならないというブログであればネタ帳も重要であろうが、僕のような日記の延長線上の雑記ブログであれば特定のネタ帳は不要である。
だが、雑記ブログではネタを管理する必要はないとはいえ、おんなじような記事ばかりを繰り返すとマンネリになる。話題の引き出しが少ない状態だと、書いてるブログもどこかワンパターンでいつも同じような話題ばかりになるだろう。
だから、雑記ブログでもアウトプットをするのならその倍ぐらいはインプットを行わねばならぬと思うのである。ブログを書く人であれば、常に日常生活の中でもアンテナを高く立てておき、日常生活の中で何か変わったことがあったりとか面白いコンテンツを見つけたりする努力をしなければならないのだ。
こういうことを書くと、毎日同じようなルーチンで生活をしてるサラリーマンには毎日更新は難しいと感じるかもしれない。それはちょっと違う。毎日同じような生活をしてるサラリーマンだからこそ、日常生活を豊かにするためにブログは使えるのである。
毎日ブログを書き続けようと思うのならば、繰り返される日常生活の中でどんな話題ならば書けるのか考えながら生活する必要性が生じる。生活の中で起こる小さな変化であるとか、全体的な季節の移り変わりをどのように感じ取るかなどの、生活に対する解像度を上げねばならぬのだ。
結論としては、ブログをちゃんと毎日更新したいと思うのであれば、日常生活でちゃんと何が起きてるのかを観察する目と世の中に対して他の人とは違う考え方ができるような視点というのが必要になってくるのだ。結果的にこの辺りの生活の解像度というのが高くなるので、ブログを書いてると日常が新鮮な感じで見れるようになるよね。
